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1 June, 2016 No.37 SGホールディングス株式会社 京都本社:〒601-8104 京都市南区上鳥羽角田町68番地 URL.http://www.sg-hldgs.co.jp 東京事務所:〒136-0075 東京都江東区新砂2丁目2番8号 37号 (2016年6月) Contents Special Report ——————————— 1〜3 中期経営計画「First Stage 2018」策定 日立物流との取り組み CSR Report ———————————————— 4 SGHグループのスポーツ振興が評価され 東京都スポーツ推進企業」に認定 アジアを代表する総合物流企業グループ を目指して5つの重点施策を推進 SGホールディングス㈱は、2016〜 2018年度までの3カ年の中期経営計 画「First Stage 2018」を策定し、 5月6日に発表しました。 純粋持株会社として2006年に設立 されたSGホールディングスは、2007 年3月にその後10年間の経営ビジョ ン「グループ各社が、それぞれの事 業基盤を築き、新たな価値を創出す る」を掲げ、事業を遂行してきまし た。直近の中期経営計画「Third Stage Plan」(2013 〜 2015年度)で は、「シナジー、変革、そしてスピー ド」をテーマに据え、グループ横断 的な事業拡大や、総合不動産事業の 確立、アジアネットワークの強化な どを進めて一定の成果を上げ、次期 中期経営計画への道筋をつけること ができました。 これらの成果を基に、SGホール ディングスグループ(以下SGHグ ループ)を取り巻く経営・ 社会環境などを踏まえ、新 たに長期経営ビジョンを アジアを代表する総合物 流企業グループへ」に刷 新 し ま し た。 そ の 第 一 段 階となる今回の中期経営 計画では、グループ横断の営業戦略 チーム「GOAL」(GO Advanced Logistics)を基軸としたグループ 連携によるソリューション力の強化 や、グローバル物流ネットワークの 拡張などを推進し、デリバリー事業 とロジスティクス事業のさらなる融 合やその周辺事業の拡充、海外事業 基盤を強化することで総合物流企業 グループを目指します。 中期経営計画「First Stage 2018」 では、事業領域の拡充と収益基盤強 化のために必要な重点施策として、 ①グループ連携によるソリューショ ン力の進化、②グローバル物流ネッ トワークの確立、③物流周辺事業の 価値向上と最適化、④人材マネジメ ントの構築と多様化、⑤最新技術の 利活用の 5 つを掲げました。 また、最終年度の2018年度には、 M&Aや資産流動化などの効果も含 め、グループ全体の営業収益 1 兆円、 営業利益620億円、営業利益率6.2% を目標としています。なお、この目 標達成に向けて、当中期経営計画期 間中の投資総額は2,940億円を計画し ています。 (次ページに続く) 新中期経営計画を発表するSGホールディングスの町田公志社長 経営戦略 ①総合物流ソリューションの進化と生産性向上による 持続的成長基盤の整備 ②海外事業基盤の強化と国内事業との一体展開による グローバル物流ネットワークの確立 ③物流周辺事業のバリューアップと最適化 ④人材マネジメントシステムの構築と人材活用の多様化 ⑤積極的な最新技術の利活用によるサービスの差別化と 業務の合理化 経営目標 営業収益 1 兆円 営業利益 620 億円 営業利益率 6.2 ※2016年3月期実績は、営業収益9,433億円、営業利益540億円、営業利益率5.7% 投資計画 3カ年累計投資額 2,940 億円 ※日立物流株式876億円は含まない 資本投資(M&Aなど) 270億円 不動産投資 790億円 情報投資 620億円 その他 (車両、設備など) 1,260億円 ※「GOAL」はSGホールディングス㈱の登録商標です。

6.2 2,940June, 2016 No.37 3 、 、 営計画 irs Sage 2018」 策定 物流周辺事業の最適化 不動産事業では、2015年度にス タートした私募REIT * などによる投

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Page 1: 6.2 2,940June, 2016 No.37 3 、 、 営計画 irs Sage 2018」 策定 物流周辺事業の最適化 不動産事業では、2015年度にス タートした私募REIT * などによる投

1June, 2016 No.37

SGホールディングス株式会社 京都本社:〒601-8104 京都市南区上鳥羽角田町68番地 URL.http://www.sg-hldgs.co.jp 東京事務所:〒136-0075 東京都江東区新砂2丁目2番8号

37号(2016年6月) Contents

Special Report ——————————— 1〜3

中期経営計画「First Stage 2018」策定

日立物流との取り組み

CSR Report ———————————————— 4

SGHグループのスポーツ振興が評価され

東京都スポーツ推進企業」に認定

中期経営計画「First Stage 2018」策定

アジアを代表する総合物流企業グループを目指して5つの重点施策を推進

 SGホールディングス㈱は、2016〜

2018年度までの3カ年の中期経営計

画「First Stage 2018」を策定し、

5月6日に発表しました。

 純粋持株会社として2006年に設立

されたSGホールディングスは、2007

年3月にその後10年間の経営ビジョ

ン「グループ各社が、それぞれの事

業基盤を築き、新たな価値を創出す

る」を掲げ、事業を遂行してきまし

た。直近の中期経営計画「Third

Stage Plan」(2013 〜 2015年度)で

は、「シナジー、変革、そしてスピー

ド」をテーマに据え、グループ横断

的な事業拡大や、総合不動産事業の

確立、アジアネットワークの強化な

どを進めて一定の成果を上げ、次期

中期経営計画への道筋をつけること

ができました。

 これらの成果を基に、SGホール

ディングスグループ(以下SGHグ

ループ)を取り巻く経営・

社会環境などを踏まえ、新

たに長期経営ビジョンを

アジアを代表する総合物

流企業グループへ」に刷

新しました。その第一段

階となる今回の中期経営

計画では、グループ横断の営業戦略

チ ー ム「GOAL」(GO Advanced

Logistics)を基軸としたグループ

連携によるソリューション力の強化

や、グローバル物流ネットワークの

拡張などを推進し、デリバリー事業

とロジスティクス事業のさらなる融

合やその周辺事業の拡充、海外事業

基盤を強化することで総合物流企業

グループを目指します。

 中期経営計画「First Stage 2018」

では、事業領域の拡充と収益基盤強

化のために必要な重点施策として、

①グループ連携によるソリューショ

ン力の進化、②グローバル物流ネッ

トワークの確立、③物流周辺事業の

価値向上と最適化、④人材マネジメ

ントの構築と多様化、⑤最新技術の

利活用の5つを掲げました。

 また、最終年度の2018年度には、

M&Aや資産流動化などの効果も含

め、グループ全体の営業収益1兆円、

営業利益620億円、営業利益率6.2%

を目標としています。なお、この目

標達成に向けて、当中期経営計画期

間中の投資総額は2,940億円を計画し

ています。(次ページに続く)

新中期経営計画を発表するSGホールディングスの町田公志社長

経営戦略

①総合物流ソリューションの進化と生産性向上による 持続的成長基盤の整備

②海外事業基盤の強化と国内事業との一体展開による グローバル物流ネットワークの確立

③物流周辺事業のバリューアップと最適化

④人材マネジメントシステムの構築と人材活用の多様化

⑤積極的な最新技術の利活用によるサービスの差別化と 業務の合理化

経営目標

営業収益

1兆円

営業利益

620 億円

営業利益率

6.2 %※2016年3月期実績は、営業収益9,433億円、営業利益540億円、営業利益率5.7%

投資計画

3カ年累計投資額

2,940 億円※日立物流株式876億円は含まない

資本投資(M&Aなど) 270億円

不動産投資 790億円

情報投資 620億円

その他(車両、設備など) 1,260億円

※「GOAL」はSGホールディングス㈱の登録商標です。

Page 2: 6.2 2,940June, 2016 No.37 3 、 、 営計画 irs Sage 2018」 策定 物流周辺事業の最適化 不動産事業では、2015年度にス タートした私募REIT * などによる投

2 SGホールディングスグループ ニュースレター

❶ グループ連携によるソリューション力の進化

 中期経営計画「First Stage 2018」

の重点施策である「グループ連携に

よるソリューション力の進化」では、

主に「GOALの進化」と「スマート

納品の進化」に注力していきます。

◆「GOAL」の進化

 2014年4月に立ち上げたグルー

プ横断の営業戦略チーム「GOAL」

は、企業間物流に強みを持つ佐川急

便㈱の全国ネットワークと、グルー

プ事業会社の倉庫・流通加工や国際・

IT・決済機能など多様なリソースを

融合させ、海外調達から国内での流

通加工、さらには最終消費者まで一

貫して物流全体をコーディネートし、

最適な物流ソリューションを提供し

ています。「GOAL」がカバーする

ビジネス領域は、業種を問わずサプ

ライチェーンにおける国内外のすべ

ての物流をカバーしており、今年1月

には物流業務受託だけにとどまらず、

ロジスティクス・コンサルティング業

務も開始しています。

 「GOAL」では、高層マンション

やホテルなどの大型建造物の建築作

業現場での資材管理や配送、設置な

ど、これまで物流事業者が関わって

こなかった案件への参入を積極的に

推進していきます。資材の在庫調達

から、在庫スペースのロケーション

管理、資材の受発注管理、指定され

た時間や場所への納品・設置を一括で

サポートし、建築現場の効率化と在

庫の適正化を実現します。

◆「スマート納品」の進化

 2014年10月から提供を開始し、好

評を得ている「スマート納品」は、

さらにお客様の要望を取り入れ、深

夜・早朝を問わず、時間外納品に特

化した「スマート納品24」や、到着

予定個数を事前に案内する配達情報

サービスなどの機能を追加。お客様

へより良いサービスを提供するため

に進化を続けています。

 今後は納品時間の短縮を目指し、

中継拠点から直接お客様に納品でき

る仕組みである「スマート中継セン

ター」の構築に取り組んでいきます。

大型建造物における物流サプライチェーンのイメージ

国内資材メーカー

一次組立工場

受入検収 在庫管理 資材の受発注管理 24時間納品

高層マンションやホテル

搬入・設営

海外資材メーカー

建築現場の効率化と在庫の適正化を実現

資材調達業務内容

佐川グローバルロジスティクス

SG HOLDINGS GLOBALSGHグローバル・ジャパン

佐川急便SGムービングSGフィルダーSGシステム

「スマート中継センター」による直納体制のイメージ

発側営業所

様大規模中継センター 着側営業所

これまで これから

❷ グローバル物流ネットワークの確立

 海外展開については、フォワー

ディング事業の強化と顧客基盤の拡

大によるグローバル物流ネットワー

クの確立を目指していきます。

 SGHグループでは、これまでにも

ASEAN地域を中心に国際物流事業

を展開してきましたが、これに加え

て、南アジア、南アフリカ、東アフ

リカ、欧州などに強みを持つ、スリ

ランカの物流企業「EXPOLANKA

HOLDINGS PLC(エクスポランカ

社)」を2014年6月にグループ会社化

しました。同社とのネットワークの

連携強化により、プラットフォーム

の統一化、越境EC*を中心とした各

国間レーンの整備を積極的に進めて

いきます。

 そのほかにも、日本国内で培った

ノウハウを最大限に活用し、域内に

おけるデリバリー、ロジスティクス

の拡充に取り組みます。具体的には、

現地での宅配便のネットワークの構

築や、保冷輸送網の整備、百貨店配

送、資材の調達物流などの提供を検

討しています。越境EC:インターネットの通販サイトなどを通じた国際的な電子商取引(EC:Electronic Commerce)のこと

佐川急便のネットワークを活用した日本発着のエクスプレスを拡充

エクスポランカとも連携したM&A・事業提携によるネットワークの拡充

米国

グローバル物流ネットワーク

日本品質のノウハウを展開

※「スマート納品」はSGホールディングス㈱の登録商標です。

Page 3: 6.2 2,940June, 2016 No.37 3 、 、 営計画 irs Sage 2018」 策定 物流周辺事業の最適化 不動産事業では、2015年度にス タートした私募REIT * などによる投

3June, 2016 No.37

中期経営計画「First Stage 2018」策定

❸ 物流周辺事業の最適化

 不動産事業では、2015年度にス

タートした私募REIT*などによる投

資資源の確保や、新たな不動産投資

を通じ、デリバリー、ロジスティク

ス事業のさらなる強化を支援してい

きます。また、物流不動産に加えて

新しい事業領域の開拓を早期に検討・

実行していきます。

 決済事業では、物流付帯サービス

で引き続き「代引」(配達時の決済)

をコア事業として、「事前・事後」決

済のセット販売に努めていきます。

また、ITを活用した“選ばれる決済

サービス”を創造し、通販事業者へ

のさらなる付加価値サービスの提供

を検討していきます。

 その他の事業でも、設置・引越、納

品代行、車両関連事業、システム開

発、人材派遣など、あらゆる分野で

強みを伸ばし、新たなサービスを創

造することで差別化を図り、事業の

強化と最適化に取り組んでいきます。

❹ 人材マネジメント

 グローバル企業の進化を支える優

れた人材を継続して確保するため

適切な採用・教育・人材マネジメント

の制度を充実させていきます。また

すべての従業員がワークライフマネ

ジメントを実現できる体制を早期に

構築していく方針です。

❺ 最新技術の利活用

 AI(人工知能)や自動運転技術、

ビッグデータ、ロボティクスの活用

など、テクノロジーの進歩による新

たな技術の利活用により、お客様へ

の新たなサービスの提供や、品質・

生産性の向上を目指していきます。

*私募REIT:非上場オープンエンド型不動産投資法人のこと。証券取引所に上場せずに、特定の投資家のみを対象とした私的な募集によって販売される不動産投資信託

(REIT:Real Estate Investment Trust)。SGHグループでは2015年度から私募REITを開始している

日立物流との取り組み

 SGホールディングスと佐川急便、㈱日立物流は3月に資

本業務提携契約の締結を発表。SGホールディングスは5月

19日付で㈱日立製作所から日立物流の発行株式総数比(自己

株式を除く)29.0%の株式を市場外の相対取引により取得し、

日立物流はSGホールディングスから佐川急便の発行済株

式総数比(自己株式を除く)20.0%を5月20日に取得しまし

た。両社は「デリバリー事業とロジスティクス事業の融合」

をテーマに掲げ、佐川急便の輸配送能力、日立物流のロジ

スティクス・テクノロジー、双方の3PL*事業における強み、

豊富なノウハウや顧客基盤を最大限に活用していくことを

目指し、現在、次の5つの施策を検討しています。

①「スマート納品」の展開

 日立物流の物流センターに入居しているお客様に対し、

佐川急便の「スマート納品」を提供。お客様のサプライ

チェーンの最適化や、物流センターにおける入庫業務の効

率化を提案していきます。

②「ECプラットフォームセンター」の構築

 佐川急便と日立物流の共同物流センターを構想していま

す。大型の物流施設を活用し、両社が共同で複数のお客様

のEC物流センターをプラットフォーム化することで、リー

ドタイムの短縮や、全体コストの最適化など、効率的な

サービスの提供が実現できると考えています。

③施設・車両の相互利用

 佐川急便が運行している約1万台の幹線輸送車両と、日立

物流が持つ約2,000台の車両を集中管理することで、効率

的な路線便の相互活用が可能となります。また、佐川急便

の営業所などで稼働率が低い昼間の時間を活用し、TC*やミ

ルクラン(巡回集荷)集積拠点として運用していくことを

検討しています。

④日中一貫物流サービスの構築

 日立物流が強みを持つ中国基盤と佐川急便の日本国内デ

リバリーネットワークを活用し、中国の倉庫から日本のエ

ンドユーザーまでシームレスな日中間一貫物流サービスの

提供を実現します。海外の複数のお客様の荷物を方面別に

混載し、日本の納品先にダイレクトで輸送する取り組みも

検討しており、日本での倉庫業務を省き、リードタイムの

短縮を可能にします。

⑤タイ・ベトナムにおける協業

 SGHグループと日立物流グループ双方の強みを活かし、

特に成長ドライバーであるアジアでの競争力強化を図って

いきます。タイに強みを持つ日立物流と、ベトナムに実績

を持つSGHグループが域内でのデリバリー、ロジスティク

ス事業を補完し合い、東南アジアでのクロスボーダー物流

の強化・本格化にも着手していきたいと考えています。

*3PL:3rd Party Logisticsの略。顧客の配送や在庫管理などの流通全般をシステム構築を含めて一括して請け負うアウトソーシングサービス*TC:Transfer Centerの略で通過型の倉庫、物流センターのこと

「ECプラットフォームセンター」のイメージ

メーカー

ユーザー

ECプラットフォームセンター

プラットフォーム化

ユーザー

中小規模EC物流センター

メーカー

Page 4: 6.2 2,940June, 2016 No.37 3 、 、 営計画 irs Sage 2018」 策定 物流周辺事業の最適化 不動産事業では、2015年度にス タートした私募REIT * などによる投

4 SGホールディングスグループ ニュースレター

  

SGHグループのスポーツ振興が評価され「東京都スポーツ推進企業」に認定

 SGHグループは、スポーツの振興

を通じて従業員の健全な身体・精神づ

くりや、地域の方々とのより密接なコ

ミュニケーションを推進しています。

今回はSGHグループのスポーツ推進

の取り組みについてご紹介します。

◆東京都スポーツ推進企業に認定

 SGホールディングス㈱は、東京

都が選定する「平成27年度東京都ス

ポーツ推進企業」の認定を受けまし

た。東京都が2015年に新たに創設し

た「東京都スポーツ推進企業」は

社員のスポーツ活動を推進する取り

組みや、スポーツ分野における社会

貢献活動を実施している企業などを

認定する制度で、SGホールディング

スを含む計102社が認定されました。

今回の認定は、

SGHグ ル ー プ

のオフィシャル

スポーツ活動や

地域社会への貢

献、大運動会の

開催などの取り

組みが評価され

たものです。

◆オフィシャルスポーツ活動

 SGHグループは、CSR活動の一環

としてオフィシャルスポーツクラブ

を運営しています。

 1987年創部の「SGホールディン

グスグループ陸上競技部」は、毎年

元日に開催される全日本実業団対抗

駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)

に21年連続で出場しており、ロンド

ン五輪でマラソンの日本代表となっ

た選手も所属しています。今年度は、

関西実業団駅伝優勝およびニューイ

ヤー駅伝入賞を目標にしています。

 2005年に創部した「SGホールディ

ングスグループソフトボール部」は、

日本女子ソフトボール機構の日本女

子1部リーグに所属しており、2014

年の第66回全日本総合女子ソフト

ボール選手権大会では準優勝を果た

しました。今期の目標はリーグ上位4

チームが進むことができる決勝トー

ナメントへの出場です。

 SGHグループでは、スポーツを続

けたい選手が従業員として就労しな

がら活躍できる環境づくりをサポー

トしているほか、試合や大会時には

壮行会の実施や社員応援を募るなど、

スポーツ活動を通じて健全な身体・精

神づくりと、愛社精神の醸成を図っ

ています。

◆地域社会への貢献

 オフィシャルスポーツクラブでは、

大会の上位入賞や代表選手の育成を

目指すだけではなく、地元や合宿先・

遠征先で、小中学生向けの講習会を

実施するなど、スポーツの次世代育

成を支援しています。また、自社保有

施設「守山パーク」(滋賀県守山市)

を、練習・行事などで使用する以外

は、顧客企業や地域住民の方々に無

料で解放するなど、スポーツを通じ

て地域の皆様とのコミュニケーショ

ンを図っています。

◆大運動会を開催

 SGHグ ル ー プ で は、毎 年5月 に

守山パーク」でグループの全従業員

とその家族を対象に大運動会「SSF

SG Ho ld ings Group Fami ly

Sports Festival)」を開催していま

す。今年は約1,200名が参加し、グ

ループを2つに分けて競う紅白戦や、

事業会社の混合チームや支店別チー

ムなど計24チームで対抗戦を行うな

ど、毎回、社員・家族の絆を深める盛

大な催しとなっています。

写真上から、ニューイヤー駅伝に出場する陸上競技部、小学生を対象にしたソフトボール教室、5月に守山パークで開催された大運動会「SSF」の模様

オフィシャルスポーツクラブに新人加入

 陸上競技部とソフトボール部に新人

が各2名ずつ入部しました。各選手は従

業員として就労しながら、競技に打ち

込みます。SGHグループのオフィシャ

ルスポーツクラブにご声援をよろしく

お願いします。

陸上競技部

井上 錬佐久長聖高校 出身

サイラス キンゴリ仙台育英高校 出身

ソフトボール部

田中 瑠莉園田学園女子大学 出身

森田 紀代美山梨学院大学 出身

ご感想をぜひお寄せください。 Mail:[email protected]報道関係連絡先 TEL:03-5677-1587

●この印刷物は森林保全につながる FSC® 認証紙を使用しています。●環境対応型インキの植物油インキ で印刷しています。