Heckscher&Ohlin新たな展開Lecture　７

実証分析

レオンティエフ・パラドックス

要素コンテンツ・アプローチ

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復習n リカードモデル

¨技術格差と貿易パターン（比較優位）

n ヘクシャー＝オリーンモデル¨生産要素賦存と貿易パターン

n H=O定理n 要素価格均等化定理n S=S定理n リプチンスキー定理

n 国際貿易の実証分析（データによる証明）

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要素価格均等化　　　

出所：

「通商白書２００２」

3

収束クラブの動向

4

一人当たりGDP推移

5

国際貿易の実証分析n 比較優位の測定方法

顕示比較優位度

（Revealed Comparative Advantages：RCA）

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RCA　東アジア

出所：磯貝他(2002年）「東アジアの貿易を巡る分析」International Department Working Paper Series 02-J-1

7

RCA　　IT関連製品

出所：磯貝他(2002年）「東アジアの貿易を巡る分析」IInternational Department Working Paper Series 02-J-1

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レオンティエフ・パラドックス

n 理論的期待「資本豊富国であるアメリカは、資本集約財を

輸出する」

n 結果「アメリカは労働集約財を輸出している」理論的期待と実証結果が異なっている

→パラドックス　　　　　　　　　　W.Leontief(1953)

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レオンティエフ・パラドックスの解釈n 要素賦存度の測定方法の問題

①K/L ：生産要素集約度

②w/r ：生産要素価格比

　　　　　　　（資本レンタル・賃金比率）

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つづき

n 非現実なH=Oの仮定

✓国家間の同一技術、選好¨技術格差

n労働節約的技術の普及：オートメーションn人的資本の格差（労働者の教育水準）

例）アメリカ

熟練労働豊富→熟練労働集約財を輸出

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新しい試み

n E.Leamer(１９８７)¨要素コンテンツアプローチ貿易財に体化され国家間を移動する“生産要素”を

推計

「各国は豊富な生産要素を輸出する」つまり、　　　　　 “輸出財に体化された要素iの量”

ー “輸入財に体化された要素iの量”

＝ “各国の要素iの純輸出量”

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日本の要素コンテンツ

所得水準の低い中国やASEAN諸国との貿易では生産労働者を輸入し,土地や資本を輸出する傾向が強まっている→おおむねヘクシャー・オーリン定理に沿った結果

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実証分析の課題n Missing Trade（失われた貿易）

D.Trefler(1995) １）生産要素の生産性格差

２）消費パターンの相違

→消費財と輸出財間の要素コンテンツが大きく違う国を発見できない

n 産業内貿易-　新しい貿易パターン

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産業内貿易度

Grubel&Lloyd

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産業内貿易

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産業内貿易と新しい貿易理論

n 伝統的貿易理論¨産業間貿易

n 新貿易理論¨産業内貿易

n 独占的競争モデル、収穫逓増（規模の経済），製品差

別化

n 新「新貿易理論」¨企業別貿易：　Firm Heterogeneity

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