1 16 調使60 3 使50 17 調53 55 61 News of WASEDA Architecture 19 調早稲田建築ニュース October, 2016 1 2-3 4-5 6-7 8 上写真は「ル・コルビュジエ ロンシャ ンの丘との対話」展シンポジウムより (撮影:石黒唯嗣/芽 H1411 5 (土) 合同クラス会 2016 開催 ! CONTENTS No. 102

News of WASEDA No.102 Architecture3 2 2016 年度 春の大会・稲門建築会通常総会 賞者の中村敏男氏(苗S 31)、伊東 正示氏(苗S 50・院S 52・博S 58)、

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Page 1: News of WASEDA No.102 Architecture3 2 2016 年度 春の大会・稲門建築会通常総会 賞者の中村敏男氏(苗S 31)、伊東 正示氏(苗S 50・院S 52・博S 58)、

1

れているのは周知のことであるが、

それでもなおまだまだ知られていな

いことも多い。昨年展示したル・コ

ルビュジエ自身の撮影した16ミリの

動画写真も、かつてはまったく知ら

れなかったものであり、ル・コルビュ

ジエが「時間」を映しこむ新しい表

現に強い関心を抱いていたことをつ

まびらかに物語っている。また、こ

の間の私たちの実測調査研究会の活

動により、ロンシャンの礼拝堂にお

けるル・コルビュジエが、単に丘の

上にひとり礼拝堂を建てるのではな

く、この丘を取り巻く同心円状の世

界を構想して、諸施設や外構、外部

空間を構成していったことが明らか

になりつつある。今年展示に供する

ことができた礼拝堂の現場で実際に

使用された施工図の青図類は、礼拝

堂を管理する協会に60年以上に渡っ

て保管されていたものであり、その

 

パリのル・コルビュジエのアトリ

エに学んだ3人の日本人のひとりで

ある吉阪隆正先生は、渡仏時にすで

に早稲田大学の教壇に立っており、

帰国後も1980年にお亡くなりに

なるまで大学で教鞭をとられた。建

築家であると同時に三人の中で唯一

終生教育に身を投じられた方であ

る。昨年の「写真家としてのル・コル

ビュジエ」展に引き続き、本年もま

た會津八一記念博物館で「ル・コル

ビュジエ

ロンシャンの丘との対話」

展を、ともに早稲田大学で開催した

のも、吉阪先生の謦咳に接した私た

ちの使命だと信じたからである。折

しも昨年はル・コルビュジエの没後

50年、今年は幸いにも世界中の17作

品が同時に世界文化遺産に登録を果

たし、まさに記念すべき年となった。

 

ル・コルビュジエの研究が広く行

われ、すでに数多くの知見が蓄積さ

頃の建築家と施主のやり取りなどの

息吹きを感じさせるものだった。長

年ロンシャンの方々と親交の深かっ

た白石哲雄さんのお蔭で、私たちに

もこれを手にとって見ることができ

たのは得難い幸運なことであった。

 

ちょうどロンシャンの計画が進行

した、まさにその頃のル・コルビュジ

エのアトリエに滞在していた吉阪先

生の描かれたユニテなどの図面と、

あわせて現在ご遺族から大学に寄託

されている先生の当時の手帳を、こ

うして早稲田で広く展観することが

できたのも無上の歓びである。

 

研究会としては今後も引き続き

ル・コルビュジエの作品群の実測調

査を計画しており、世界遺産として

次世代に継承するための研究の一助

となれるよう力を尽くす所存です。

今後とも稲門諸兄姉のご支援を賜り

たく、よろしくお願いします。

古谷誠章(苗S53・院S55・博S61)

早稲田大学理工学術院

創造理工学部建築学科教授

News of WASEDAArchitecture

[巻頭言]

ふたつのル・コルビュジエ展を開催して 

古谷誠章

[報告]

2016年度春の大会/[稲門の風❺]

第19回稲門建築会特別功労賞発表

ル・コルビュジエ実測調査研究会と

「ル・コルビュジエ

ロンシャンの丘との対話」展 藤井由理

合同クラス会2016のお知らせ/2016年度職域幹事一覧/2015年度決算報告

訃報/主な会務報告ほか

早稲田建築ニュース October, 2016

12-3 4-5   6-7     8    巻頭言

上写真は「ル・コルビュジエ ロンシャンの丘との対話」展シンポジウムより(撮影:石黒唯嗣/芽 H14)

11月5日(土)、合同クラス会2016 開催 !

CONTENTS

No.102

ふたつのル・コルビュジエ展

を開催して

Page 2: News of WASEDA No.102 Architecture3 2 2016 年度 春の大会・稲門建築会通常総会 賞者の中村敏男氏(苗S 31)、伊東 正示氏(苗S 50・院S 52・博S 58)、

23

2016年度

春の大会・稲門建築会通常総会

賞者の中村敏男氏(苗S31)、伊東

正示氏(苗S50・院S52・博S58)、

齊藤祐子氏(苗S52)が紹介され、

菅原会長から表彰状と記念品が贈呈

された。以上をもって、通常総会議

事他を終了した。

 

特別講演は藤森照信東京大学名誉

教授に『自然を活かした建築のつく

りかた』をテーマに主に内外の自作

品のスライドを中心として講演頂い

た。学生も多数参加し、空席が見当

たらないほどの盛況、かつ笑いも絶

えず、気が付けば予定時間を大幅に

超過していた。

 

懇親会は63号館1Fロームスクエ

第19回

稲門建築会

特別功労賞発表

 

6月3日(金)、57号館202教

室において、2016年度「春の大

会」が開催された。

 

通常総会は、私清代整理事(苗S

61・院S63)の司会で進行した。会

に先立ち菅原道雄会長(苗S36)か

ら、理事・委員、全国の支部長、会

員諸氏の協力に対する感謝の言葉

と、稲門建築会は教室、学生、企業

のつなぎ役であり、そのためにも集

まることが楽しく、有益であること

が必要である。本年度もそのための

活動を継続していきたい、との挨拶

がなされた。

 

議事として、大内政男副会長(苗

S47)から2015年度活動報告・

収支決算報告、矢吹慎悟監事(苗S

60)から会計ならびに業務監査報告、

齋藤聰副会長(苗S51・院S53)か

ら2016年度活動計画・収支予算

が付議され、満場一致で承認された。

2016年度役員選任では、新たに

学生理事5名を含む18名が理事

に、1名が幹事に、3名が評議員に

選任された。 

 

議事終了後、長谷見雄二教授(苗

S48・院S50)から学園の近況報告

がなされた。次に、退任役員を代表

して関野宏行氏(苗S55)に感謝状

が授与され、続いて特別功労賞受

3

竣工)に事業委員会の学生メンバー

と伺ったときのことです。「早稲田

には友人はたくさんいるけど講演す

るのは初めて・・」とのことで、藤

森さん自身が今回の企画を楽しみに

受け止めてくださっているというこ

と、また講演内容は自作の設計の話

をしたいということをお伺いできま

した。

 

講演は、まず、建築設計とは楽し

いことだ、というお話から始まりま

した。45歳になられたころに手掛け

た出身地茅野に建つ「神長官守矢史

料館」が設計デビューの作品です。

それ以降、共通して、立地と素材に

こだわり、手触りの風合いを感じら

れる一連の作品を世に送り出してこ

られています。その背景にあるの

が、多くの友人知人との協働と仰い

ます。数々のプロジェクトにおいて、

多くの議論を行い、一緒に木を伐り

アに会場を移して行われた。菅原会

長による挨拶・乾杯の後、特別功労

賞受賞者の伊東氏、齊藤氏からス

ピーチがあった。続いて歓談をしな

がら各種受賞者を含む招待者の紹介

と挨拶、合同クラス会2016の実

行委員による説明、教室より新任の

先生の紹介、学生による建築展への

支援要請などがあり、大いに盛り上

がった。

 

最後は後藤研究室の出樋幸裕君

(修士1年)のリードによる校歌斉

唱と、大内副会長による一本締めに

より散会となった。

清代整(総務委員長/苗S61・院S63)

報告

だし、力を合わせて屋根を張る、そ

んな様子の伝わる写真とともに、つ

くる楽しさが感じられるお話でし

た。

 

設計を始められたことにより、そ

れまでの建築史家としての研究活動

とは異なる視点として、自身の好き

なものと嫌いなものとがわかるよう

になった、とのお話も面白く伺いま

した。ご自身の最も好きな建築の事

例として「ポルトガルの芸術家の家」

「マリの泥の大モスク」「三仏寺の投

入堂」の3点を紹介されました。共

通しているのは、どこから自然物で

どこまで人工物かが判然としない建

築だということです。自然と人工が

お互いを引き立て合うような状況を

生み出していること、例えば、投入

堂の簡素な構造フレームの中に入り

こむことによって、それまで凡庸と

感じていたはずの山々が新たな様相

 

今年度の特別講演は、近代建築史、

都市計画史を中心とした研究で名高

く、かつ一方で常に新鮮な輝きを放

つ独創的な建築家としてご活躍の藤

森照信さんにお願いしました。著名

な先生の講演ということもあり、参

加者は全体で約280名、学生もほ

自然を活かした建築のつくりかた

藤森照信(建築家、建築史家、東京大学名誉教授、東京都江戸東京博物館館長)

特別

講演

ぼ半分の140名の出席という、階

段教室がいっぱいになる大盛況の催

しとなりました。

 

講演のタイトルは「自然を活かし

た建築のつくりかた」です。事前に

講演の依頼と講演内容の打合せでご

自宅(タンポポハウス、1995年

を呈し、そこにある景色が聖地らし

さを帯びてくることなど、それぞれ

の建築の魅力を伺いました。そして

このことから、藤森さんは設計とい

う行為における3つの視点を自身で

見出したという核心に入ります。以

下がその3点です。

素材の荒々しさをそのまま使う

こと

特定の国の伝統を感じさせない

こと

現代の技術は見えないところで

積極的に利用すること

 

おおらかでありながら同時に感じ

る細部への固執、環境性能ではなく

あくまで建築表現としての植物の役

割など、私が漠然と感じていた藤森

建築に通底する主張をご自身の言葉

で解き明かしていただきました。 

 

他には、オークションで買い取ら

れたのち海外で偶然再会したモバイ

ル茶室のお話など、講演の随所に登

場するエピソードのそれぞれが面白

く、時の過ぎるのを忘れてお話に聞

き入りました。参加された皆さんそ

れぞれが、時空を超えた藤森ワール

ドを十分堪能されたのではないかと

思います。

 

おしまいに、本講演の実施にあた

りお力添えいただきました奥様の藤

森美知子さん、藤森研究室の小渡さ

ん、その他の関係者の方々と、早稲

田での初登壇を快くお引き受けくだ

さった藤森照信さんに改めてお礼申

し上げます。

和田直(事業委員長/苗S59・院S61)・

津島英征(事業委員会/学部4年)

選考理由(抜粋)

中村敏男氏(苗S31)

元 『a+u

編集長

世界的規模の建築雑誌『a+u

』の初代

編集長として、当時新進建築家だった

シーザー・ペリ、ノーマン・フォスター

等をごく初期に特集紹介するなどして

国内外の建築文化を活性化させてき

た。英国王立建築家協会の名誉会員や

プリツカー賞の審査員になるなど国際

的な評価の高さに比べ、国内ではその

重要性が十分に認識されない中で、近

代建築理論の研究に余念のない姿勢が

高く評価された。

伊東正示氏(苗S50)

シアターワークショップ代表取締役

在学中より「劇場」の研究を続け、新

国立劇場の設立準備にも参加したのを

はじめに全国各地に「劇場」建設の実

績がある。舞台機構設備や照明設備の

コンサルティングに始まり、組織計画

から事業計画までのコンサルティング

へと範囲を拡大し、「劇場コンサルタ

ント」という新たな領域の第一人者と

なった。2008年には日本建築学会

賞(業績)を受賞するなど、早稲田建

築の名を大きく高めている。

講演会風景

事前打合せで自邸タンポポハウスにて。2016

年2月

新任教授・新任准教授の  

齊藤祐子氏(苗S52)

サイト

一級建築士事務所

吉阪隆正最後の弟子としてU研究室に

入所し、八王子セミナーハウス国際館

他の後期代表作を担当した。また、芸

術学校非常勤講師として後進の育成に

も努めている。先頃開催された「みな

でつくる方法 

吉阪隆正+U研究室の

建築」は、氏の継続的な尽力による吉

阪の足跡を追う大回顧展で、多くの参

加学生に与えた教育的効果は大きく、

これら一連の活動は会員を鼓舞するも

のだった。このような社会への発信を

含む一連の活動が評価された。

◉稲門建築会ホームページで詳細をご覧いただけます。

紹 介

渡邊大志 准教授(苗H 15・院H 17)わたなべ・たいし/1980 年生まれ/2005 年早稲田大学修士課程修了(石山修武研究室)、 同年石山修武研究室個人助手/2007 年早稲田大学建築学科非常勤講師/2009 年同学科助教/2012 年同学科専任講師、博士(工学)号取得(東京大学伊藤毅研究室)/2016 年同学科准教授本年度より准教授として着任させていただきました。改めて身の引き締まる思いが致します。より一層の設計活動、研究、そして建築教育に尽力して参ります。専門は建築計画、都市史です。

小林恵吾 准教授(苗H 14)こばやし・けいご/1978 年東京都生まれ/2002 年早稲田大学理工学部建築学科卒業/2005 年ハーバード大学大学院デザイン学部修士課程修了/2005年 -2012 年 OMA ロッテルダム事務所勤務/現在、早稲田大学建築学科准教授約3年半の助教を経て、4月より新たなスタートを切りました。専門は建築計画・建築デザインです。今後とも宜しくお願い致します。

矢口哲也 教授やぐち・てつや/1971 年生まれ/1993 年東京理科大学工学部建築学科卒業/1995 年東京工業大学大学院総合理工学研究科社会開発工学専攻修了/2002 年カリフォルニア大学バークレー校 CED アーバンデザイン専攻修了/-2001年 鹿島建設建築設計本部建築設計部/-2003年 Kaplan McLaughlin Diaz/-2008 年 BMS Design Group/-2016 年 EDAW/AECOM, Associate Principal2016 年 4 月より早稲田大学に着任いたしました。15 年ぶりの日本、初めての教員生活で戸惑うこともありますが、卒業研究生10名と共に学んでおります。都市計画・アーバンデザイン系の授業を担当いたします。

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早稲田大学ル・コルビュジエ実測調査研究会と

「ル・コルビュジエ

ロンシャンの丘との対話」展

 「ル・コルビュジエ 

ロンシャンの丘との対話」展は、6月29日~8月7

日の期間、早稲田大学會津八一記念博物館で開催された。期間中、小野記念

講堂と大隈記念講堂(小講堂)で2度にわたってシンポジウムも開催され、

特に大隈記念講堂で開催された際には、文中にもあるとおりジャン–

フラ

ンソワ・マテ氏を基調講演の講師に迎え、ロンシャンの礼拝堂が建設される

際の興味深い話も披露された。現地での実測調査と會津八一記念博物館での

展覧会において力を尽くされた藤井由理准教授に寄稿いただいた。

(広報副委員長/上曽健一郎)

早稲田大学

ル・コルビュジエ実測調査研究会

について

 

早稲田大学ル・コルビュジエ実測調査研究会は、予備

調査も含め2013年に発足し、ロンシャンの礼拝堂と

その建築群の実測を進めてきた。具体的には2013〜

2014年には「司祭者の家」と「巡礼者の家」、2015

年には「ロンシャンの礼拝堂」の実測調査を行った。

 

これらロンシャンの丘全体にわたる建築群を総括的に

対象にした実測は初めてのことであり、調査は今後も継

続的に進められる予定である。この実測調査研究会は、

ル・コルビュジエの研究家であり早稲田大学理工学研究

所招聘研究員の白石哲雄氏のル・コルビュジエの写真研

究から端を発しており、その功績が大きい。現在は白石

氏を顧問として早稲田大学の古谷誠章教授の指導のも

と、修士課程の学生らを中心に行われている。

 

実測調査は4名1組としてレーザー距離計を使用し、

観測者2名がレーザー光線を使って観測点までの距離

を計測し、その3点間の距離を測る方法により位置をプ

ロットしてゆく。調査は、平面図、断面図、立面図と各

部のディテール図の製作を目標としている。実際にそこ

にあるル・コルビュジエの建築に触れ、素材や空間を直

に感じながら、その寸法を図面におこしてゆく作業は、

建築の空間と自分の身体感覚を結びつける重要な訓練で

あることに加え、ル・コルビュジエがいかにその空間を

設計し寸法を決定したのか、彼の思考・設計のプロセス

を遡る作業でもあり、学生にとっても貴重な経験であろ

う。

會津八一記念博物館での

「ル・コルビュジエ

ロンシャンの丘との対話」展

 

この展覧会は、2015年に同博物館で開かれた「写

真家としてのル・コルビュジエ」展に続くものである。

1階の企画展示室では、ル・コルビュジエが「ロンシャ

ンの礼拝堂」の現場で実際に使用したオリジナルの青図

13枚を中心に、ロンシャンの礼拝堂とその建築群の1/

20の模型3点と、実測調査の成果図面等を展示した。青

図からは、最終図面にはない設計の途中経過を伺い知る

ことができる。

 

2階の常設展示室の一画では、早稲田大学で教鞭を

とった吉阪隆正先生が、「ロンシャンの礼拝堂」の設計

と同時期にル・コルビュジエのアトリエに在籍し、その

当時にアトリエで描いた図面を展示した。他にも、吉阪

先生のスケッチブックや当時の心情を綴った手紙、「国

立西洋美術館」のスタディ図面などが並んだ。

 

また、展覧会に合わせて2回のシンポジウムを開催し

た。1回目は実測調査研究会の成果報告とル・コルビュ

ジエと吉阪先生についての話を中心に、白石氏、古谷先

生、そして會津八一記念博物館館長・塚原史先生(早稲

田大学法学部教授)、後藤春彦先生(早稲田大学建築学

科教授)にご登壇いただいた。2回目は、礼拝堂を営繕・

管理・運営しているノートル・ダム・デュ・オーの慈善

事業協会の副プレジデントのジャン–

フランソ

ワ・マテ

氏をお招きし、礼拝堂の建設までの経緯等の貴重なお話

をうかがった。その後のディスカッションでは、マテ氏

の話を中心に、京都工芸繊維大学の松隈洋教授、建築家

の鈴木恂先生(早稲田大学名誉教授)、白石氏、古谷先

生にお話しいただいた。

 

印象深かったのは、展示されているル・コルビュジエ

が64歳の誕生日に自らのトレードマークであるカラスの

絵と共に吉阪先生のスケッチブックに走り書きした言葉

をマテ氏が見た時に、「ル・コルビュジエは日本人の3

人の弟子、マエ(前川國男)サカ(坂倉準三)タカ(吉阪

隆正)には、自分の建築を模倣するのではなく、彼ら自

身の建築をつくっていって欲しいと望んでいた」と教え

てくれたことである。それは自分を乗り越えて、それぞ

れの建築を設計して欲しいという、ル・コルビュジエの

弟子たちへのメッセージであった。この展覧会を通して

多くの「対話」を感じることができた。

藤井由理(ふじい・ゆり/苗H09・院H11・博H26)

1970年東京生まれ/1994年津田塾大学数学

科卒業/1997年早稲田大学理工学部建築学科卒

業/1999年早稲田大学大学院理工学研究科卒業

/2000~01年スタジオナスカ/2001~04年

Studio Daniel Libeskind

/2004年藤井建築研究

室一級建築士事務所/2014年早稲田大学理工学

術院建築学科准教授

レーザー距離計を使用した実測調査(提供:早稲田大学ル・コルビュジエ実測調査研究会)

吉阪隆正のスケッチブックに残されたル・コルビュジエの言葉*

シンポジウムで講演するノートル・ダム・デュ・オー慈善事業協会副プレジデントのジャン – フランソワ・マテ氏*

「ロンシャンの礼拝堂」での実測調査(提供:早稲田大学ル・コルビュジエ実測調査研究会)

展覧会フライヤー

會津八一記念博物館での「ル・コルビュジエ ロンシャンの丘との対話」展会場風景*(*印撮影:石黒唯嗣/芽 H14)

Page 4: News of WASEDA No.102 Architecture3 2 2016 年度 春の大会・稲門建築会通常総会 賞者の中村敏男氏(苗S 31)、伊東 正示氏(苗S 50・院S 52・博S 58)、

67

●13口●

穂積信夫

●6口●

杉谷文彦

●5口●

袴塚登美男

●3口●

上野毅

尾島俊雄

亀田公太郎

黒川雅之

関根辰昭

村松映一

●2口●

秋山寿郎

秋山信義

池田順子

池原義郎

石井泉二郎

伊藤滋

伊藤得平

今家政

江川伊作

遠藤和男

遠藤勝勧

尾形達夫

岡部憲明

小田和正

神山幸弘

川嶋栄喜

小西裕二

駒形信行

近藤正一

斉藤康弘

佐々木群

柴田寛二

柴山久雄

菅原宏夫

田中義吉

津田隆

出島晴男

外岡豊

長澤護

藤森通弘

松井正男

松本洋一

森園安男

矢部明良

山田幸司

吉田陽一

和田全正

●1口●

相羽康郎

青木明彦

青木治敏

青木裕

青柳隆之

青柳幸人

赤坂喜顕

秋元徹

阿久津壽

浅野忠利

芦川進

芦沢勝利

足立暎一郎

阿比留勝利

阿部康人

新井精一

荒井孝行

荒城昭和

荒能孝司

粟野善治

安藤紀雄

飯田郷介

飯田嵩洋

飯塚正義

伊香賀俊治

猪狩達夫

伊沢久

石井健一

石川巧

石川廣三

石川晶一

石黒哲郎

石田綽男

石塚章男

石堂威

石橋俊明

泉修三

磯崎亮

磯部雅男

板井克真

板場三四

板橋久雄

板谷薫

板谷敏正

市川秀紀

市瀬東一

市村茂次

井手洋一

出田晴彦

伊藤公績

伊東賢伸

伊藤力雄

稲葉秀行

井上波彦

猪岡達夫

井深誠

井本健一

入江通雄

岩井一三

岩佐達雄

岩田克弘

岩田誠二

宇井幸作

上原昭彦

上原力

上原秀晃

牛込薫

笛吹清志

梅崎菊代

梅主洋一郎

梅野岳

衛藤文人

榎本勇

海老根哲郎

遠藤二郎

遠藤精一

大明義昌

大内政男

大木紀通

大久保洋吉

大澤義行

大杉文哉

太田隆信

大塚唯雄

大西敏夫

大野晴偉

大場大輔

大平嘉行

大宮由起夫

大村進

大山尚男

岡田隆行

岡田孝生

岡部成

岡村新司

岡本茂

岡本英徳

岡本宏

小川晃

小川重夫

小川誠一

奥平与人

奥村晶彦

小倉茂樹

小倉優

筬島亮

納新二

尾滝岩夫

落合千秋

小野寺和久

鏡太紀

加賀屋勝男

景山悠太郎

柏裕之

片岡靖夫

片山篤

勝又正昭

桂純二

加藤隆之

加藤達夫

加藤光一

加藤英裕

加藤宏生

加藤正之

加藤泰

金井俊夫

金岡伸幸

可児才介

金子和矢

金子寛明

嘉納成男

鎌腰勝

鎌田雅行

鎌田勝

河合弘

川上喜三郎

川上恵一

川北喜久

河崎昌之

川角喜一

川澄吉夫

河野博

川原義直

河村寛二

川本明生

川本政喜

菊嶋秀生

菊地守

北村嘉嗣

北脇泰登

木村建一

木村誠之助

木村晴一

清田太三

久慈次男

國信主馬

久保田聡

熊井直人

車戸城二

黒田和彦

桑形幹

小泉文之

小岩正樹

郷健太朗

郷正明

神品夏葉

合田信雄

河野好伸

小菊健司

輿石直幸

小島将志

小島義弘

小竹義孝

小玉博嗣

後藤伸一

後藤達雄

後藤春彦

小畑晴治

小林曉男

小林昭

小林一雄

小林昌一

小林進治

小林紳也

小林善一

小林照雄

小林英俊

小林幹雄

小松壽

小室憲生

小室春夫

小山浩

小山祐司

近藤一郎

近藤正

齋藤圭弘

齋藤繁喜

榊原信一

坂本周一

嵯峨山章

相良毅

佐久間康文

佐々木八郎

佐々実

佐藤英治

佐藤滋

佐藤淳也

佐藤立美

佐藤光宏

佐藤能成

佐野次雄

澤田重明

澤柳伸

椎谷清志

重村力

重村正典

宍倉司朗

静昌平

地主道夫

篠根哲典

柴田いづみ

柴田克之

柴田知彦

柴山寿仁

澁田祥一郎

渋谷哲生

清水和彦

清水國安

清水豊和

志村浩之

下田濟二郎

尺田知己

首藤亮一

白井芳太郎

進藤正人

新保靖男

須賀和子

菅原大輔

菅原道雄

杉村憲司

鈴木達夫

鈴木啓史

鈴木裕幸

鈴木恂

鈴木裕

須永修

鷲見和重

角晴輝

住田悟良

周山達尊

関根宏

世良耕作

宗愼治

曽田五月也

染谷哲行

高草木明

高田英治

高橋淳一

高橋工

高橋信之

高橋泰一

高橋保雅

高緑一行

多川勝之

滝本能章

武田勤

竹部友久

田嶋成幸

田尻哲司

巽順子

田中一成

田中純子

田中信哉

田中秀樹

田中博隆

田中啓文

田中美那

田中隆吉

田邊詞庶

田淵将也

玉村光平

田村正美

丹田天平

塚田茂

辻ともみ

土田充義

都築充雄

坪井浩一

坪井善隆

鶴田日夫

寺村彰

照沼聡

土井英徳

東条正明

富樫亮

土岐昇三

戸塚泰宏

戸沼幸市

利根俊雄

富川信一郎

富田昌広

富塚兆弥

豊川士朗

豊田博康

内藤多四郎

内藤幸雄

苗村光彦

中江滋

中川淳

中川建

中川修一

中川統夫

中里正雄

中澤俊幸

中澤泰彦

中嶋薫

長島孝一

中島秀則

中島佑子

中田幸男

長塚弘

中西隆之

中西将久

中西靖直

中根淳

中野順哉

長野恒

永橋進

仲摩和雄

中村祥子

中村勝

中村光彦

中村谷百則

中山卓

中山好子

名古路おりめ

成兼一雄

新妻優輔

西井戸学

西岡哲平

西沢鉄雄

西野雄一郎

西村富夫

根橋宏次

野口久

野口煕

野口正博

野尻武彦

野々瀬恵司

野原文男

野村哲也

野村裕司

野呂幸一

橋本公佑

橋本喬

橋本忠篤

長谷見雄二

長谷山勝美

畑聰一

畑稔行

波多野進

初川吉洋

花堂直和

花本尚樹

馬場璋造

馬場正尊

浜田明彦

濱田創

林昭男

林賢語

原篤輔

原至誠

原田善榮

半田真也

日置拓人

樋口久吾

平倉章二

平野正男

平山武志

蛭川哲夫

廣兼周一

廣田裕介

深野孝夫

福岡あかり

福士勝夫

福田裕

福田陽一

福永知義

藤岡達也

藤川敏行

藤崎史善

藤津則雄

藤野隆至

藤原みどり

藤村正

藤本健

藤原佐吉

藤原丈子

藤原宏史

古市徹雄

古谷誠章

保科義和

細川博史

細野晟史

堀川洌

堀越喜与志

本多圭司

前田道夫

松浦晋

松岡一雄

松岡泰史

松崎公一

松下克也

松下雅宏

松田豊

松永巖

松永純雄

松永均

松原知三

松本真樹

松山美奈夫

馬淵喜全

丸田信重

丸山昭夫

丸山茂生

丸山拓人

丸山浩

三島辰雄

溝口明則

溝口清

溝部廣道

道本佳明

三富利雄

箕原真

三原宏之

宮川明

宮川浩

三宅博史

宮崎昌二

宮嶋誠一

宮田哲治

宮本繁和

武藤和幸

武藤清

村井潔

村井謙介

盛勝昭

森欣貮

守英雄

森保太郎

森口武男

森永由美

守屋繁充

森山幸次

森山正和

両角星紀

安恒忠男

柳沢國男

柳澤芳夫

山岸紘郎

山口直樹

山口

山崎一彦

山崎隆盛

山崎淳

山田勝久

山田伸典

山田宗克

山中康廣

山村健

山本茂義

山本靖一郎

山本太一

山本秀美

遊佐謙太郎

横河鉄彌

横田考俊

横溝貢

横山孝治

横山朋之

與謝野久

好川忠延

吉柴幸夫

吉田清昭

吉田襄

吉田六左エ門

吉村正孝

若松孝旺

和田直行

渡津弘己

渡邊章亙

渡辺明

渡辺務

渡邊齊

渡辺仁史

綿貫英志

渡部泰一

割田正雄

2015年度

年会費&維持費納入者(50音順)年会費に加え、維持費納入にもご協力を賜りました。

2015年度決算報告書 自 2015年4月 1日至 2016年3月31日

貸借対照表

収支計算書●収入の部

資産の部勘定科目現  金振替貯金普通預金 みずほ銀行 りそな銀行 三井住友信託銀行 三井住友銀行定期預金 みずほ銀行 りそな銀行 三井住友信託銀行未収金立替金仮払金生協出資金

合計

 

558,319 995,549 323,960 6,453,898

6,695,000 10,000,000 10,000,000

 

金額 2,258,249 7,680,333 8,331,726

26,695,000

0 0 0

15,000

44,980,308

勘定科目

【会費及び入会金】 年会費(正) 年会費(協) 学生会費 入会金(協)【維持費】 維持費(正) 維持費(協)【寄附金】 寄附金【活動に伴う収入】 広告収入 名簿収入 総会懇親会費 新年会参加費 OB仕事紹介出展費 建築学会選挙経費 その他活動収入【資産から生じる収入】 受取利息【その他収入】 雑収入【繰越金】 前年度繰越金収入合計

年予算

12,420,000

3,100,000

0

2,570,312

10,000

0

8,661,342

26,761,654

10,500,000 20,000

1,900,000 0

3,100,000 0

0

795,312 5,000

210,000 210,000 1,200,000 100,000 50,000

10,000

0

8,661,342

予算実績差額   

▲234,00030,00075,000

0

30,00030,000

0

40,0002,421

▲57,000▲9,00069,000

077,100

▲1,139

0

0

▲129,000

60,000

0

122,521

▲1,139

0

0

52,382

実績金額

12,291,000

3,160,000

0

2,692,833

8,861

0

8,661,342

25,979,627

10,266,000 50,000

1,975,000 0

3,130,000 30,000

0

835,312 7,421

153,000 201,000 1,269,000 100,000 127,100

8,861

0

8,661,342

勘定科目【会 員】 会員会議費 名簿整備費 OBによる仕事紹介 熱湯夜話 会員委員会費【広 報】 早稲田建築ニュース発行費 イヤーブック発行費 ホームページ・メルマガ運営費 広報委員会費【事 業】 見学会・セミナー開催費 稲門建築ライブラリー 事業関連整備費 事業委員会費【総 務】 総会開催費 補助金: 支部   支部活性化支援金  〃 : 学生 顕彰制度運用費 特別功労賞 稲門建築会賞 学会選挙 会費等納入促進費 既刊行物調査・整備費 総務委員会費【活動運営費】 会議費 旅費交通費 印刷費 支払手数料 周年事業準備金費用活動費計①事務費PC環境整備費通信費交通費慶弔慰費消耗品費雑費事務費準備金費用OA機器更新準備金費用運営費計②

年予算 1,750,000

6,290,000

1,440,000

2,570,000

1,450,000

 13,500,000 6,000,000 70,000 100,000 580,000 30,000 45,000 30,000 95,000 100,000 7,050,000 6,211,654 26,761,654

380,000 200,000 1,100,000 40,000 30,000

4,400,000 1,700,000 120,000 70,000

300,000 1,000,000 100,000 40,000

400,000 700,000 100,000 900,000 70,000 40,000 30,000 210,000 60,000 100,000 30,000

200,000 400,000 420,000 330,000 100,000

実績金額 1,655,008

6,250,960

1,036,610

2,295,740

1,369,496

 12,607,814 5,791,673 22,742 98,638 552,460 4,806 51,331 31,952 95,000 100,000 6,748,602

0 19,356,416 7,457,620 26,814,036

357,392 195,696 1,078,920

0 23,000

4,278,043 1,747,751 133,920 91,246

186,947 795,163

0 54,500

282,342 700,000 100,000 892,020 66,981 38,167 28,814 133,983 10,414 100,000 10,000

178,200 348,840 415,092 327,364 100,000

予算実績差額   

22,6084,30421,08040,0007,000

121,957△47,751△13,920△21,246

113,053204,837100,000△14,500

117,65800

7,9803,0191,8331,18676,01749,586

020,000

21,80051,1604,9082,6360

94,992

39,040

403,390

274,260

80,504

 892,186208,32747,2581,36227,54025,194△6,331△1,952

00

301,3986,211,6547,405,238

7,457,620

●支出の部

活動費

運営費

決算収支差額次年度繰越金

7,457,620 円 7,457,620 円

負債・積立金の部勘定科目未払金預り金前受金 年会費(正) 年会費(維) 年会費(学) その他事務費準備金 OA機器更新準備金積立金特別積立金 早稲田建築合同クラス会運営基金 周年事業積立金 支部活性化支援金決算収支差額

合計

 

110,000 20,000

2,460,000 0

7,104,172 500,000 40,000

 

金額 0 0

2,590,000

870,000 418,516

26,000,000 7,644,172

7,457,620

44,980,308

単位:円

単位:円

単位:円

予備費計③

支出合計(①+②+③)

決算収支差額

合計

決算処分案

永澤明彦(苗H04)㈱アール・アイ・エー

梶山徹(苗H07)㈱淺沼組

池田剛生(苗S61)旭化成ホームズ㈱

飯岡方春(苗S63)㈱梓設計

山崎和彦(苗S60)㈱安藤・間

福地拓磨(苗H09)㈱石本建築事務所

園田陽一(苗S58)伊藤忠商事㈱

宇塚幸生(苗S50)㈱入江三宅設計事務所

小室正章(苗H04)㈱NTTファシリティーズ

岡本利之(苗H03)大阪ガス㈱

堀池隆弥(苗H05)㈱大林組

橋本浩(苗S56)㈱奥村組

佐々優子(苗H03)オリエンタルコンサルタンツグループ

中村聡一郎(協H25)㈱オリエンタルランド

山本明男(苗S51)鹿島建設㈱

鈴木裕(苗S48)㈱観光企画設計社

若松加寿江(院S47)関東学院大学

境田康良(苗H12)北野建設㈱

北神祐之(苗S55)㈱熊谷組

川井隆夫(苗H03)㈱久米設計

石田航星(苗H21)工学院大学

安藤靖人(苗H06)㈱構造計画研究所

藤田達哉(苗H08)㈱鴻池組

原英嗣(苗H09)国士舘大学

山崎直宏(苗S53)古久根建設㈱

木下修文(苗H12)㈱コスモスイニシア

岡本光正(苗H05)五洋建設㈱

川井康平(苗H14)ザイマックスグループ

今春大介(院H10)㈱坂倉建築研究所

中西隆之(苗H09)佐藤工業㈱

龍治男(苗H04)㈱佐藤総合計画

清水和彦(苗S53)三機工業㈱

 

2016年度

職域幹事一覧

齋藤亜紀子(苗H23)ジーク㈱

青山裕之(苗H01)㈱ジェイアール東日本建築設計事務所

中川佳(苗H12)JFEグループ

村上公哉(苗S60)芝浦工業大学

牧住敏幸(苗H04)清水建設㈱

本間進太郎(院H06)新日鉄住金エンジニアリング㈱

金子寛明(苗S58)新菱冷熱工業㈱

赤坂英司(苗H01)住友不動産㈱

田邊将(苗H18)住友林業㈱

島田達哉(苗S59)西武建設㈱

堂城直人(苗H14)積水ハウス㈱

大関美樹雄(苗S54)㈱銭高組

松本哲弥(苗S61)大成建設㈱

守屋寛之(苗H08)高砂熱学工業㈱

栗田献(苗H03)㈱竹中工務店

堀尾奈央(苗H16)㈱丹青社

高橋英治(苗S60)千代田化工建設㈱

椎名明良(苗S54)鉄建建設㈱

内藤純(苗S60)㈱電通

中野淳太(苗H09)東海大学

小島摂(苗H14)東海旅客鉄道㈱

市川一美(苗S61)東急建設㈱

南海幸男(苗S54)㈱東急設計コンサルタント

江原清仁(苗H11)東急不動産㈱

奥田篤(苗H10)東京ガスグループ

由井聡(苗H05)東京急行電鉄㈱

青山周吾(苗H15)東京建物㈱

鈴木隆行(苗H08)東京電力グループ

岩下剛(苗S62)東京都市大学

山田孝司(苗S57)㈱都市デザイン

縄田浩(苗S61)戸田建設㈱

小池研司(苗S53)飛島建設㈱

田原潤一(苗H16)西日本旅客鉄道㈱

竹内章博(苗H08)西松建設㈱

居谷圭祐(苗H21)日揮㈱

金光宏泰(苗H21)㈱日建設計

石田直史(苗S62)㈱日建ハウジングシステム

福島朝彦(苗S58)日本環境技研㈱

内藤浩司(苗H04)㈱日本設計

中西豪(苗H17)日本土地建物㈱

斉藤忍(苗S60)㈱乃村工藝社

佐藤亮太(苗H23)野村不動産グループ

末広英之(苗H09)㈱博報堂

川本哲也(苗H07)パシフィックコンサルタンツ㈱

長崎知彦(苗H21)長谷工グループ

北原魁人(苗H24)東日本旅客鉄道㈱

金田剛(苗H01)㈱フジタ

鈴木章夫(苗S58)前田建設工業㈱

武田勤(苗S57)㈱松田平田設計

清末隆廣(苗H15)ミサワホーム㈱

松崎真豊(苗S63)三井住友建設㈱

西原宗一郎(苗H25)三井不動産グループ

白木慧子(苗H27)三井ホーム㈱

吉川朗(苗S60)三菱地所㈱

鬼澤仁志(苗H03)㈱三菱地所設計

小川悠介(苗H21)三菱商事グループ

横山聡(苗H07)㈱三菱総合研究所

玉置健治(苗H09)森トラスト㈱

田中敏行(苗S59)森ビルグループ

熊谷泰彦(苗H05)㈱安井建築設計事務所

三浦正徳(苗H12)㈱山下設計

秋元康幸(苗S55)横浜市

熊谷順治(苗H01)㈱類設計室

藤井由理(苗H09)早稲田大学

●懇親会 

16:00~

合同クラス会という名目上、どうしても同

期の人たちの集まりだけで終わってしまう

ことが多いので、今年は趣向を凝らして、

建築計画系、建築史系、建築構造系、都市

計画系、建築環境設備系、建築生産系の6

つの縦糸でも、稲門の同窓が集まって情報

交換ができるような時間帯を設けたいと考

えています。

また、早稲田大学芸術学校卒業生にも幅広

く勧誘することで、これまでとは違った新

しい創生の場となるように考えています。

●懇親会会費 

3、000円(前売り、

当日)学生・ご家族は無料

(詳細は同封のフライヤーをご参照ください。)

いま、自分たちのやるべきことは何か、や

れることは何かを、今一度皆さんと考えた

いと思います。今年は今後の稲門建築会を

更に活性化していけるよう、若年層にも幅

広く参加して頂くために、懇親会会費を最

小限に抑えて設定しております。

ぜひ、お誘い合わせの上、ご参集ください。

近藤良樹(早稲田建築合同クラス会2016

実行委員長/苗H02)

 

2016年度

職域幹事会報告

 

合同クラス会2016  10月5日(土)

2015 年度末 年会費納入率一覧

在籍会員数別納入率上位 10 社●会員数 50 名以上…………………………会社名        会員数* 納入率㈱NTTファシリティーズ早稲田大学大成建設㈱戸田建設㈱㈱三菱地所設計㈱日建設計㈱大林組清水建設㈱㈱竹中工務店㈱日本設計● 15~49 名…………………………………㈱松田平田設計㈱石本建築事務所㈱山下設計㈱梓設計㈱安藤・間野村不動産グループ東京建物㈱東京急行電鉄㈱東日本旅客鉄道㈱㈱久米設計● 5~14 名 …………………………………東海旅客鉄道㈱西松建設㈱㈱佐藤総合計画工学院大学五洋建設㈱㈱鴻池組㈱アール・アイ・エー芝浦工業大学日本土地建物㈱㈱安井建築設計事務所

2015 年度末納入率がアップした上位10社(2014 年度末比)

会社名          納入率 UP倍率㈱鴻池組森トラスト㈱西松建設㈱東急建設㈱㈱日建ハウジングシステム㈱山下設計パシフィックコンサルタンツ㈱㈱安藤・間野村不動産グループ㈱類設計室

*通信可能な会員数

47.2%41.0%40.5%33.7%32.8%31.7%26.6%26.5%26.0%25.7%

50.0%47.6%47.5%46.3%43.8%41.7%36.8%33.3%32.3%31.1%

88.9%80.0%66.7%66.7%63.6%60.0%50.0%50.0%45.5%45.5%

5.4 3.4 2.8 2.0 2.0 1.9 1.9 1.7 1.7 1.6

5378

2628367

123169238242

74

22214041162419183145

95

126

115

128

1111

60.0%37.5%80.0%27.3%33.3%47.5%14.3%43.8%41.7%40.0%

 

恒例の合同クラス会が近づいてきまし

た。平成2年卒業が幹事で、理工展と同

日開催です。学生の理工展企画や製図作

品などもご覧いただけます。

 

リオ五輪も閉会し、いよいよ2020

年の東京五輪に向け本格始動した今日、

東京大改造も本格化し、何かが変わろう

としている。この機会に我々もその流れ

の中で、新たなビジョンを見つけるきっ

かけになればと考えております。

 『改造?』をテーマに、

建築物を改造するのか 

街を改造するの

か 

自分を改造するのか 

家庭を改造す

るのか 

仕事場を改造するのか 

上司を

改造するのか 

部下を改造するのか 

ないのか・・・・

●対談 

14:00~15:30 

入場無料

「東京大改造」 

白州達也(電通ビヨンド2020レガシープ

ロジェクトデザイン室部長/苗H02)

三木尚(東京急行電鉄渋谷一筋十八年都心開発

部統括部長/苗H02)

「他にサプライズゲストも?」

 

9月16日(金)、「2016年度第1回職

域幹事会」が、会長、副会長、理事、多数の

職域幹事出席のもと開催されました。今回

は職域幹事の皆様に稲門建築会の活動の一

端をご理解頂こうと、幹事会開始前17時30

分から稲門建築ライブラリーの一部(吉阪

隆正、安東勝男、井上宇市)を公開しました。

 

初めの菅原道雄会長(苗S36)の挨拶で

は、当会は教室、学生、卒業生の相互コミュ

ニケーションをとる場であるため、より一

層の関心と参加のお願いを述べられまし

た。次に総務、広報、事業、会員委員会の

各委員長からの活動報告がありました。菅

原会長より新職域幹事を代表し㈱安藤・間

の山崎和彦氏(苗S60)へ委嘱状が手渡さ

れ、渡邉顕彦会員委員長(苗S57)からは

職域幹事規程の説明、会費納入状況報告、

また今後の稲門建築会の活動として11月26

日(土)に開催する「OBによる仕事紹介」

の概要、ホームページに関する報告があり

ました。本年度の早稲田建築合同クラス会

2016実行委員長の近藤良樹氏(苗H

02)からは開催概要の紹介があり、最後に

建築展の活動経過報告が副代表の原田都木

子さん(学部3年)からありました。

 

職域幹事会の後、大内政男副会長(苗S

47)の乾杯で懇親会が始まりました。お酒

と料理を囲みながら楽しいひと時を過ご

し、恒例の「都の西北」の声高らかな斉唱、

後藤研究室の出樋幸裕君(修士1年)の気

合いの入ったエール、長谷見雄二副会長(苗

S48・院S50)の中締めの挨拶でお開きに

なりました。

齊藤裕康(会員委員会理事/苗S58)

Page 5: News of WASEDA No.102 Architecture3 2 2016 年度 春の大会・稲門建築会通常総会 賞者の中村敏男氏(苗S 31)、伊東 正示氏(苗S 50・院S 52・博S 58)、

8

会長   

菅原道雄(苗S36)㈱石本建築事務所

副会長  

大内政男(苗S47)㈱三菱地所設計 

     

長谷見雄二(苗S48)早稲田大学

     

齋藤聰(苗S51)㈱NTTファシリティーズ

●総務……………………………………………………………

委員長

清代整(苗S61)鹿島建設㈱

副委員長

笠井香澄(苗S61)㈱竹中工務店

小熊敏之(苗S62)㈱ザイマックス不動産総合研究所

理事

樫村弘子(芽S57)一級建築士事務所オーク・ヴィレッジ

金子寛明(苗S58)新菱冷熱工業㈱

清水豊和(苗S46)五洋建設㈱

岡田明子(苗H04)㈱大林組

川口晋(苗S63)㈱NTTファシリティーズ*

●会員……………………………………………………………

委員長

渡邉顕彦(苗S57)㈱三菱地所設計

副委員長

和出知明(苗S58)㈱梓設計

山本洋史(苗S61)東京ガス㈱

理事

能登英貴(芽H21)㈱増田建築構造事務所

岸上大介(芽H16)㈱増田建築構造事務所

齊藤裕康(苗S58)大成建設㈱

小坂幹(苗S62)㈱日本設計

笠木修(苗H03)㈱山下設計

日置拓人(苗H05)日置拓人+南の島工房一級建築士事務所

牧住敏幸(苗H04)清水建設㈱*

小林正幸(苗H14)東京建物㈱*

堂城直人(苗H14)積水ハウス㈱*

渡邊大志(苗H15)早稲田大学*

学生理事

佐藤哲也(修士2年)田辺研*

宮嶋裕基(修士2年)田辺研*

●事業……………………………………………………………

委員長

和田直(苗S59)㈱山下設計

副委員長

浅見邦一(苗S62)鹿島建設㈱

三宅奈美(苗H01)㈱佐藤総合計画*

理事

髙口洋人(苗H07)早稲田大学

藤田聡(苗S56)清水建設㈱

能勢修治(苗S58)㈱石本建築事務所

海老原靖子(苗H8)㈱久米設計

井深誠(苗S63)大成建設㈱

神田篤志(苗H15)㈱日建設計

石川修次(苗S62)㈱竹中工務店*

堀池隆弥(苗H05)㈱大林組*

学生理事

藤井真麻(修士1年)後藤研

土岡真大(修士1年)西谷研*

●広報……………………………………………………………

委員長

竹部友久(苗H01)㈱日本設計

副委員長

小林恵吾(苗H14)早稲田大学*

上曽健一郎(苗S60)エフケイ㈱

理事

高橋庸文(苗H10)前田建設工業㈱

鈴木隆(苗H13)ツズキオフィス

山本茂義(苗S56)㈱久米設計

南健太郎(苗H16)前田建設工業㈱

比留間基晃(苗H04)鹿島建設㈱*

佐藤圭多(芽H27)佐藤立体設計室*

飯島敦義(苗H11)㈱日建設計*

学生理事

豊島麻由佳(修士2年)中谷研*

廣戸亮(修士2年)入江研*

●事務局…………………………………………………………

事務局長

大木紀通(苗S42)稲門建築会

●監事……………………………………………………………

小町利夫(苗S48)CGSRE*

矢吹慎悟(苗S60)戸田建設㈱*

●幹事……………………………………………………………

建築学科

本橋仁(苗H21)専任助手

尾方壮行(苗H24)専任助手*

芸術学校

山口英城(苗S62)専任講師

●合同クラス会…………………………………………………

実行委員長 近藤良樹(苗H02)㈱槇総合計画事務所*

●評議員会………………………………………………………

会長

入江正之(苗S44)早稲田大学

早苗会

大高一博(苗S51)㈱日建設計

小菅克己(苗S51)㈱イリア

後藤春彦(苗S55)早稲田大学

中村光彦(苗S42)社団法人全日本建築士会

石井友彦(苗S42)TOMO 建築設計事務所

横河鉄彌(苗S44)横河ブリッジホールデイングス

小畑晴治(苗S45)㈶日本開発構想研究所

桂純二(苗S48)

東秀紀(苗S48)*

佐土原聡(苗S55)横浜国立大学*

稲芽会

赤坂喜顕(苗S52)早稲田大学芸術学校

内木博喜(芽S60)㈱エーエムエス*

支部

重村力(苗S44)㈱いるか設計集団

金岡伸幸(苗S37)

●支部長…………………………………………………………

北海道

染谷哲行(苗S48)アルクム計画工房

東北

渡辺浩文(苗S63)東北工業大学

信越(代行)佐藤友治(苗S45)計画工房都市建築設計事務所*

北陸

福田裕(苗S45)千代野建設㈱*

静岡

鎌腰勝(友S41)三共地建

名古屋

内藤和彦(苗S46)中部大学*

近畿

重村力(苗S44)㈱いるか設計集団

中国

佐藤立美(苗S42)NPOテクノレジェンド宝の山

四国

中村谷百則(苗S59)㈱中村谷

九州

金岡伸幸(苗S37)

2016年度稲門建築会役員一覧

*は新任役員

News of WASEDA Architecture No.1022016 年 10 月 15 日発行

発行者=稲門建築会会長:菅原道雄編集者=稲門建築会広報委員会    (委員長:竹部友久)

発行所=稲門建築会〒169-8555東京都新宿区大久保 3-4-1早稲田大学理工学術院 55-S-02-01TEL. & FAX. = 03-3208-0640HP = http://www.toumon.arch.waseda.ac.jp/Email = [email protected]

制作=株式会社建築メディア研究所デザイン=長島恵美子ⓒ稲門建築会

建築界にとっては嬉しい知らせです。「ル・コルビュジエの建築作品」が世界遺産に決定!今回、早稲田建築によるル・コルビュジエ作品の実測調査と展覧会をタイムリーな話題として特集しました。いつの日か稲門からも世界遺産が出てほしいものです・・・。最後に、今回から編集・制作が新体制になりました。いい記事を提供して行きたいと思います。竹部友久(広報委員長/苗H01)

記編 集 後 この紋章は、稲門建築会のロゴマークとして使用しているもので、今和次郎先生がコガネムシと太陽を「早」の字に図案化したものです。コガネムシは自分の卵が入った糞の玉を転がし、幼虫はこの玉から孵化します。古代エジプトにおいて、糞を転がす様子は太陽が天を

巡るのに似て、日の出と日の入にたとえられ、それは死と再生の象徴ともされます。幼虫は太陽を模した玉から生まれるので新しい生命の象徴とされ、復活をも表します。 早稲田大学建築学科創設25周年(昭和10年)の際、早苗会の紋章としてデザインしたものを稲門建築会が受け継ぎ、稲門建築会会員章としてバッジやネックレスを作り、販売したこともあります。このように由緒ある紋章ですが、今和次郎先生がデザインされたことや、その意味をご存じの会員の方はごく限られています。皆さんに広く認知していただき、このマークの下に参集しようとのシンボルに育てたいと願い、改めて事務局便りに記載しました。大木紀通(事務局長/苗S42)

り務 局 便事

訃報 下記の方がお亡くなりになった旨、事務局にお知らせいただきました。謹んでご冥福をお祈りいたします。   2016.2.1〜2016.8.31受付分 な 会 務主 報 告の 2016 年 4 月~

■会議 ●15度第5回理事会・第2回評議員会…4/22●16年度春の大会(通常総会・特別講演会・懇親会)…6/3

●第1回理事会・第1回評議員会…6/24●支部長会議…7/1●第2回理事会・第1回職域幹事会・懇親会…9/16

■活動 ●メールマガジンの発行…4,5,6,7,9,10月号●イヤーブック「WA2016」の発行…4/15●早稲田建築ニュース101号の発行…4/15●講演会(菅順二氏)…5/10●シンポジウム(早稲田建築の拡張)…5/20

●新入生オリエンテーション(笠井、竹内理事参加)…5/28●設計製図Ⅱ第1課題公開講評会(支援)…6/4●見学会(旧本庄商銀煉瓦倉庫)…6/25●見学会(旧山口萬吉邸)…7/16●設計製図Ⅱ第2課題公開講評会(支援)…9/24

浦田好雄(苗S13)H24.10.19津崎一道(苗S19)H28.2.24土方健介(苗S20)H27.10.9雨宮益造(苗S22)H28.4.5吉田善三郎(苗S26)H27.2.7阪田誠造(苗S26)H28.7.21斎藤武雄(苗S28)H27.12.11知久董(苗S28)H27.11.3雨谷順雄(苗S29)H27.11小嶋伸明(苗S29)H28.2.3秋山武夫(苗S29)H27

湯浅戌義(苗S30)H28.2.16平田耕一郎(苗S31)H28.2.29星野光一(苗S31)H28.2.13荘司健彦(苗S35)H28.1.10篠田雅夫(苗S35)H28.3.4福永喜朋(苗S37)H28.5.7平田翰那(苗S38)―横山耕治(苗S40)H28.6.28田中耕平(苗S41)H27.10北爪淑子(苗S41)H25.7.17稻沼實(苗S44)H25.3

加藤正之(苗S45)H28.4.13鈴木文雄(友S14)H27.8.3岡田信雄(友S26)H26.4高杉陽一(友S33)H26.8.3蜘手政実(友S33)H27.5.28荒波嘉男(友S37)H28.3.3宮本治(工S07)H28.3.9田渕和人(甍S18)H28.3.22望月栄一(甍S19)H27.2.19酒田豪(甍S24)H23.秋

稲門建築会 Facebookページ休止のお知らせ早稲田建築ニュース97号で紹介した稲門建築会Facebookは、「授業内容等の紹介」「稲門建築会の情報共有」等、学内のみで共有すべきコンテンツを簡単に閲覧できるという目的でスタートしました。しかし、学内の情報を一般に公開するページが別に作成されたこともあり、すでにその役目を終えている状況です。現状の利用状況や今後の維持管理を考慮し、休止させて頂くことになりました。