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ZC1000工事設定ガイド(V1.3版) 20160325

ZC1000工事設定ガイド(V1.3版)...目次 ZC1000システム概要 1.システム概要及び工事手順概要 2.各種IDの役割と利用者 3.販社ID/担当者IDの階層設定

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ZC1000工事設定ガイド(V1.3版)

20160325版

目次

ZC1000システム概要

1.システム概要及び工事手順概要

2.各種IDの役割と利用者

3.販社ID/担当者IDの階層設定

4.管理サーバ(Web画面)構成

5.拠点間VPN接続方式

6.リモートアクセス(無償ソフトでのVPN接続)

・・・P3

・・・P4

・・・P5

・・・P6

・・・P7

・・・P8

1

管理サーバ設定編

1.ログイン

2.新規ユーザ作成

3.ZC1000(端末ID)情報登録

4.プロバイダ設定

5.設定保存

6.2台目以降のZC1000(端末ID)情報登録

7.端末ID/パスワードの払出し

8.拠点間VPN接続設定

9.リモートアクセス用ユーザ設定

10. ZC1000本体設定更新

11.ログアウト

・・・P10

・・・P11

・・・P13

・・・P14

・・・P16

・・・P17

・・・P19

・・・P20

・・・P21

・・・P24

・・・P25

ZC1000本体設定編

1.ログイン

2.プロバイダ設定

3.管理サーバとの同期

4.同期の確認

5.ログアウト

・・・P27

・・・P28

・・・P32

・・・P35

・・・P36

リモートアクセスVPN(ユーザ編)

1.ログイン

2.リモートアクセス情報のエクスポート

3.ログアウト

4.リモートVPN-WINのインストール

5.リモートVPN-WIN設定

6.リモートVPN-WIN接続手順

7.リモートアクセスVPN用パスワードの変更

・・・P42

・・・P43

・・・P45

・・・P46

・・・P47

・・・P48

・・・P50

利用約款の確認・同意

1.ログイン

2.利用約款の確認・同意

3.利用約款への同意が必要な機能

・・・P38

・・・P39

・・・P40

リモート保守VPN(サポート担当者編)

1.ログイン

2.サポート担当者設定

3.リモート保守ID登録確認

4.リモート保守パスワードの取得

5.リモート保守ID接続先ユーザ設定

6.ZC1000本体設定更新

7.ログアウト

8.リモートVPN-SPのインストール

9.リモートVPN-SPの接続準備

10.リモートVPN-SPの接続

・・・P52

・・・P53

・・・P56

・・・P57

・・・P58

・・・P59

・・・P60

・・・P61

・・・P62

・・・P63

補足事項

初期化方法

VPN使用時のPC名アクセス設定

・・・P65

・・・P66

変更履歴■ZC1000(V1.3)での旧バージョンからの主な変更点

・VPN(メッシュ)の対地が6対地から20対地にアップしました。・リモートアクセス先からのPC名による接続に対応しました。

(簡易WINS機能)・リモートアクセス同時接続数が6接続から10接続にアップしました。・リモートアクセスユーザ登録数が10ユーザから30ユーザに

拡張されました。・リモートアクセス用ソフト(リモートVPN-WIN、リモートVPN-SP)

がWindows10に対応しました。

ZC1000システム概要

2

1.システム概要及び工事手順概要

ZC1000管理サーバ

販売店/工事店担当者

○○株式会社東京本社

○○株式会社関西支社

関西支社コンフィグ

○○株式会社

ZC1000本体設定手順(現地工事)⑤現地にてZC1000を設置し、Webブラウザで

192.168.100.1(ZC1000初期値)にアクセス

⑥工事者権限でZC1000にログイン(sadmin)

⑦プロバイダ情報を登録し、インターネットに接続

⑧VPN設定(工事者向け)項目にて端末ID/パスワードを登録し、管理サーバとZC1000を同期

⑨システム保守の設定データにて設定データをダウンロード

⑩ユーザ管理者権限(admin)でログインし利用約款の確認・同意(ユーザに複数拠点ある場合は1つ目のみ表示される)

工事担当者

⑥、⑦、⑧

⑨、⑩

②、③、④

ZC1000

ZC1000

東京本社コンフィグ

3

ユーザID

ZC1000管理サーバへ販社ID/担当者ID/パスワードでログイン!

管理サーバ設定手順(事前設定)①WebブラウザでZC1000管理サーバにログイン

(販社ID/担当者ID/パスワードを使用)

②管理サーバで新規ユーザ登録(○○株式会社)⇒ ユーザID払い出し

③各設置先のZC1000コンフィグの空箱を作成(東京本社、関西支社)

⇒ 端末ID/パスワード払い出し

④各空箱に、必要な設定を登録する(プロバイダ情報、ルータ設定、VPN設定)

⇒ 設定データ登録※管理サーバ設定手順につきましては、インターネット環境があれば現地作業として頂いても問題ありません。

https://zcust.zcgw.officeagent.biz/zc/ZC1000へ工事者権限(sadmin)でログイン!

2.各種IDの役割と利用者

ZC1000では、役割と使用者に合わせて各種IDを用意しています。

ID名称 役割(利用方法) 利用者

販社ID 販売店識別用のIDです。管理サーバのWeb画面にログインする際に使用します。

管理サーバへのログイン 販売店の担当者/工事者

担当者ID 販売店担当者/工事者識別用のIDです。管理サーバのWeb画面にログインする際に使用します。

管理サーバへのログイン 販売店の担当者/工事者

ユーザID 顧客識別用のIDです。複数の端末ID(ZC1000)を登録することができ、同一ユーザID内の端末同士でのみ拠点間VPNの設定が可能になります。またエンドユーザ向けのVPN接続ソフト「リモートVPN-WIN」の設定にも使用します。

①管理サーバでの端末ID管理②リモートVPN-WINの利用

販売店の担当者/工事者顧客の管理者/責任者

端末ID ZC1000識別用のIDです。リモート保守用のVPN接続ソフト「リモートVPN-SP」の設定にも使用します。

①管理サーバのZC1000設定データ管理②リモートVPN-SPの利用

販売店の担当者/工事者販売店の保守担当

リモート保守ID リモート保守用のVPN接続ソフト「リモートVPN-SP」の接続用IDです。あらかじめ管理サーバに設定している端末ID(ZC1000)に接続が可能です。

リモートVPN-SPの利用 販売店の保守担当

リモートアクセスID リモートアクセスのVPN接続ソフト「リモートVPN-WIN」の接続用IDです。あらかじめ管理サーバに設定している端末ID(ZC1000)に接続が可能です。

リモートVPN-WINの利用 顧客の一般社員

ZC1000工事者用ログインID

工事者がZC1000本体にログインするためのIDです。導入工事の際に、管理サーバとZC1000本体を同期させる際に使用します。

ZC1000本体へのログイン(工事)

販売店の工事者

ZC1000ユーザ管理者用ログインID

顧客の管理者がZC1000本体にログインするためのIDです。利用規約の確認・同意を行って頂く際と、リモートアクセスの各種情報をエクスポートする際に使用します。

①ZC1000本体へのログイン(利用規約への同意)②リモートアクセス情報出力

販売店の工事者顧客の管理者/責任者

ZC1000ユーザ用ログインID

顧客の一般社員がZC1000本体にログインするためのIDです。リモート保守のユーザ許可を行っていただく際に使用します。(ZC1000本体のMultiボタン押下と同じ操作です)

リモート保守許可 顧客の一般社員

4

3.販社ID/担当者IDの階層設定

ABC通信

埼玉営業所

柏出張所

銚子出張所

担当者A

担当者B

担当者C

担当者D

販社ID:00201

販社ID:00202

販社ID:00204

販社ID:00205

担当者ID:AAA

担当者ID:BBB

担当者ID:CCC

担当者ID:DDD

担当者ID:EEE

担当者E

千葉営業所

販社ID:00203

※第一階層の販社IDは、ZC1000登録申請書によりサクサより自動払出しされます。※第二階層、第三階層の販社IDは、管理サーバより自動払出しされます。(指定は不可)※担当者IDは作成時に任意に決めることができます。

第1階層 第2階層 第3階層

第一階層の担当者Aは、第一階層で作成したユーザだけでなく第二階層以下の販社ID(埼玉営業所/千葉営業所/柏出張所/銚子出張所)で作成したユーザの閲覧、編集もできます。

第二階層の担当者Bは、埼玉営業所の販社IDで作成したユーザしか閲覧、編集ができません。※上位階層および同一階層(千葉営業所)のユーザは見れません。

第二階層の担当者Cは、千葉営業所の販社IDで作成したユーザしか閲覧、編集ができません。※千葉営業所と柏出張所、銚子出張所のユーザの閲覧、編集ができます。※上位階層および同一階層(埼玉営業所)のユーザは見れません。

第三階層の担当者Dは、柏出張所の販社IDで作成したユーザしか閲覧、編集ができません。※上位階層および同一階層(銚子出張所)のユーザは見れません。

第三階層の担当者Eは、銚子出張所の販社IDで作成したユーザしか閲覧、編集ができません。※上位階層および同一階層(柏出張所)のユーザは見れません。

ZC1000では、最大3階層まで販社・事業所とそれに紐付く担当者IDを販売店様で作成できます。初期は、第1階層のみ作成されています。支店や営業所毎、委託工事店ごとに担当者、ユーザを分けたい場合などに必要に応じて作成してください。

5

4.管理サーバ(Web画面)構成

管理サーバTOP画面ユーザID(顧客)

登録

端末ID(ZC1000)

登録

販社ID登録※2階層目以降

担当者ID登録

リモート保守ID登録

リモートアクセスID登録

6

5.拠点間VPN接続方式

7

ZC1000のVPN接続方式は2種類あります。拠点数や利用方法により選択して下さい。

拠点1

センター

拠点7

拠点5

拠点4

拠点3

拠点2

拠点6

メッシュ型VPN スター型VPN

■最大20対地まで接続が可能です■拠点同士のVPN接続(相互通信)が可能です

■センター拠点に対して、最大100対地まで接続可能です■拠点同士のVPN接続(相互通信)は不可となります■拠点からセンター経由で別拠点との通信も不可となります■センターが7対地以上とVPN接続する場合は、別途ライセンスの

購入が必要です

拠点1

拠点2

拠点3拠点99

拠点100

拠点8

・・・

(注意)メッシュ型 ⇔ スター型の変更は、ユーザ(顧客)を再作成する必要がありますので、ご注意ください。

VPN接続ソフト利用(リモートVPN-WIN)

6.リモートアクセス(無償ソフトでのVPN接続)

■工事時に、リモートアクセスユーザの登録が必要●リモートアクセスユーザは、30名まで登録可●リモートアクセスは、同時10名まで接続可●アクセスには下記情報が必要・ユーザID・リモートアクセスID/パスワード

○○会社東京本社

ZC1000

VPN接続ソフト利用(リモートVPN-SP)

■工事時に、サポート担当者の登録が必要●サポート担当者は、ZC1000に10名まで登録可●サポート用のリモートアクセスは、同時1名が接続可●アクセスには下記情報とユーザ側許可操作(本体Multiボタン押下)が必要・端末ID・リモート保守ID/パスワード

ZC1000へのリモートアクセスには、ユーザ用と販売店様サポート用の2種類があります。専用のリモートソフト(無償提供)を利用して、インターネット経由でZC1000と端末がVPN接続できます。

販売店工事店

ユーザ

8

管理サーバ設定編

9

1.ログイン

「https://zcust.zcgw.officeagent.biz/zc/」にパソコンのブラウザでアクセスし、「販社ID」「担当者ID」

「パスワード」入力してログインします。

「販社ID」を入力

「パスワード」を入力

「担当者ID」を入力

「ログイン」をクリック

※「販社ID」は、販社様からの申請を受け、サクサより発行されます。

※「担当者ID」と「パスワード」は申請時に販社様にご記入頂いたものか、担当者向けに払い出ししたものをご利用ください。

※管理サーバへアクセスするためにはインターネット接続環境が必要です。

※管理サーバへのアクセスには以下ブラウザのご利用を推奨します。・Microsoft IE9以上・Google Chrome

※同一の担当者IDで重複してログインはできません。

管理サーバ設定編

10

2.新規ユーザ作成①

管理サーバへログインすると「TOPメニュー」が表示されますので、「新規ユーザ登録」をクリックします。

「新規ユーザ登録」をクリック

管理サーバ設定編

※本設定ガイドでは、ユーザ設定を下記の例で作成します。

【ユーザ名】山田通信【拠点】3拠点

(白金営業所/青山営業所/二子玉川営業所)【VPNタイプ】メッシュ型

11

2.新規ユーザ作成②

新規ユーザ名を登録し、VPN接続種別を選択して設定ボタンをクリックします。

「設定して次へ」をクリック

ユーザ名 入力規則全半角英数字記号(半角で1~50文字、全角は25文字まで)

(記号は「.」、「_」、「-」、「/」のみ使用可能)

「ユーザ名(社名)」を入力

「メッシュ・スター併用型」を選択(初期値)

管理サーバ設定編

12

3.ZC1000(端末ID)情報登録

ZC1000の設置場所名と各種ルータ設定を記入し、「編集終了して次へ」ボタンをクリックします。

「設置場所の拠点名」を入力します。

設置先のネットワーク状況に合わせて設定

サポート用IPアドレスは、販売店保守者がサポート時にVPN接続する際に割り当てられるIPアドレスです。※LAN側NWアドレスと別セグメントのアドレスを入力します。

デフォルト値:192.168.200.253 ←192.168.100.xとは別

リモートアクセス同時接続数は10「初期値」を選択します。

「編集終了して次へ」

をクリック

設置する機器を選択します。

・ZC1000

・IPZC

リモートアクセス用自動割り当てIPアドレスです。

(L2TP用)・LAN側NWアドレスと同セグメントのアドレスを入力する・LAN側内の機器とIPが被らないようにすること

(IPsec用)

・LAN側NWアドレスと別セグメントのアドレスと範囲を

指定すること

白金営業所

設置場所名 入力規則全半角英数字記号(半角で1~50文字、全角は25文字まで)

(記号は「.」、「_」、「-」、「/」のみ使用可能)

管理サーバ設定編

13

4.プロバイダ設定①

ルータ設定の「編集」をクリック

「プロバイダ設定」をクリック

ルータ設定の「編集ボタン」をクリックするとページが切り替わりますので、「プロバイダ設定」をクリックします。

(重要)管理サーバへの事前設定時にプロバイダの情報が分からない場合には、現地にて本項目(プロバイダ設定)の作業を行ってからZC1000本体の設定を実施してください。

管理サーバ設定編

14

プロバイダ設定の画面に移動しますので、プロバイダ情報を登録します。(PPPoEを用いた端末型プロバイダ接続の例を掲載)

「PPPoEを用いた端末型プロバイダ接続」を選択

プロバイダ契約情報を入力

「ルータ設定TOPへ戻る」をクリック

セキュリティレベルは、通常「レベル5(最強)」で設定(初期値)

「設定保存」をクリック

「次へ」をクリック

4.プロバイダ設定② 管理サーバ設定編

15

「編集終了」をクリック

「保存完了」をクリック

管理サーバ設定編5.設定保存

設定を保存しますので「編集終了」ボタンをクリックし、新規ユーザ登録(設置場所設定・編集)画面で

「保存完了」ボタンをクリックしてください。

16

6.2台目以降のZC1000(端末ID)情報登録①

ZC1000を2台以上設置する場合、TOP画面>ユーザー一覧>設置場所一覧 画面から「新規設置場所追加」

ボタンをクリックします。

管理サーバ設定編

「ユーザ一覧」をクリック

「設置場所一覧」をクリック

17

6.2台目以降のZC1000(端末ID)情報登録②

設置場所一覧画面が表示されますので、「新規設置場所追加」ボタン「3.ZC1000(端末ID)情報登録」と同様の手順で登録を行います。

「新規設置場所追加」をクリック

管理サーバ設定編

以降は、3~5の設定手順を繰り返して登録してください。

青山営業所 二子玉川営業所

(注)VPN接続をご利用頂く場合、各種設定のIPアドレスは拠点間で被らないように設定してください。

18

TOPメニュー>ユーザ一覧>設置場所一覧 画面にて、3~5の手順で登録したZC1000の「端末ID」と

「パスワード」を払い出します。

※端末IDとパスワードは、ZC1000を管理サーバに登録するために必要な情報となりますので出力した情報を工事者にお渡しください。

「端末ID・パスワード払出し」をクリック

「ダウンロード」をクリック

拠点を選択(複数選択可)

管理サーバ設定編7.端末ID/パスワードの払出し

端末IDとパスワードが記載されたCSVファイルが出力されますので、パソコン上に保存します。

CSVファイル 本手順までが管理サーバ設定編で必須の作業項目

となります。

19

「VPN接続設定」をクリック

VPNの接続先に(チェック)を入れる

「設定」をクリック

8.拠点間VPN接続設定(必要に応じて)

ZC1000同士をVPNで接続し、拠点間ネットワークを構築したい場合に本設定を行います。

TOPメニュー>ユーザ一覧>設置場所一覧 画面にて「VPN接続設定」ボタンをクリックすると、「VPN接続設定」

画面が表示されますので、接続したい拠点同士の組み合わせにチェックをいれます。

白金営業所

青山営業所

二子玉川営業所

拠点間VPN

管理サーバ設定編

(注意)ZC1000以外の他社ルータとはVPN接続できませんのでご注意願います。

20

「リモートアクセス用ユーザ一覧」をクリック

「新規リモートアクセス用ユーザ追加」をクリック

9.リモートアクセス用ユーザ設定①(必要に応じて)管理サーバ設定編

リモートアクセス用ユーザ設定では、リモートアクセス機能を使用する際のIDを登録することができます。

TOPメニュー>ユーザ一覧>設置場所一覧 画面にて「リモートアクセス用ユーザ一覧」ボタンをクリックすると、

画面が表示されますので、「新規リモートアクセス用ユーザ追加」ボタンをクリックします。

<注意事項>Ver1.2からVer1.3にバージョンアップされたZC1000の同時アクセス数は6人のままとなりますので、同時アクセス数を10人に拡張する場合には、設置場所一覧の編集ボタン>設置場所設定・編集画面>VPN詳細設定のリモートアクセス最大同時接続数を6から10に変更してください。

またその際「リモートアクセス(L2TP)用自動割り当てIPアドレス」が4IPアドレス拡張されますので、お客様のネットワーク環境でIPアドレスの被りが無いことを確認してから設定を変更してください。

<ZC1000のリモートアクセス仕様>・リモートアクセスユーザは、1台のZC1000(設置場所)に対して最大30ユーザまで登録できます。

・1台のZC1000にアクセスできるリモートアクセスユーザは同時10ユーザまでとなります。

21

任意のリモートアクセスIDを入力し、接続したい設置場所を選択して、設定ボタンをクリックします。

任意の「リモートアクセスID」を入力

※同一ユーザ内で、すでに入力済みのIDは登録できません。

リモートアクセスID 要件: 半角英数字記号(半角で1~32文字まで)

記号は、「.」、「_」、「-」、「/」のみ使用可能

「接続先」に(チェック)を入れます※本IDで接続できる拠点が表示されます。

「設定」をクリック

9.リモートアクセス用ユーザ設定②(必要に応じて)管理サーバ設定編

22

設定が終わると「リモートアクセス用ユーザ一覧」に自動で戻りますので、設定したリモートアクセスIDの「接続先設置場所一覧」をクリックし、設定した設置場所が正常に登録されていることを確認します。

設定したリモートアクセスIDで、設定した設置場所が追加されていることを確認してください。

対象リモートアクセスIDの「表示」をクリック

9.リモートアクセス用ユーザ設定③(必要に応じて)

<重要>リモートアクセスIDのパスワードについてリモートアクセスIDのパスワードやアクセス情報については、セキュリティの関係上、管理サーバからは払い出しできません。ZC1000本体にユーザ管理者用のIDでログインして払い出す仕様となっています。

(詳細手順はリモートアクセスID情報出力を参照してください)

管理サーバ設定編

23

すでにZC1000を同期・設置済みの場合、管理サーバ側で変更した設定をZC1000本体に配信する必要があります。管理サーバの設定が変更された場合、設定更新ボタンが赤表示になりますので、クリックすることでインターネット経由で変更した設定がZC1000に反映されます。

※未設置の場合は、ZC1000設置後の同期設定で設定が

反映されます。

10.ZC1000本体設定更新(ZC1000と同期済みの場合)

【設定更新(全設置場所)】

以下のVPN関連の設定を変更した場合は、設定更新(全設置場所)を実行します。

・リモートアクセスユーザ設定

・VPN接続設定

・サポート担当者設定(リモート保守ID)

【個別設置場所の更新】

個別のZC1000に対して、以下の設定を変更した場合は、更新を実行します。

• ルータ設定

• VPN詳細設定

【設定更新時の注意事項】

管理サーバからZC1000本体の設定更新操作を行うと、端末(ZC1000)が再起動します。各設置環境において一時的にインターネット接続やVPN接続が切断されますのでご注意下さい。なお端末再起動後にインターネット接続やVPN接続が復旧するまでの時間(目安)は以下のとおりです。

・PPPoE接続完了:3分程度・拠点間VPN接続完了:最大10分程度

(重要)設定更新機能では、即時反映と時間予約の2パターンの更新が選択可能です。日中帯にZC1000再起動を実施できない場合には、深夜帯での時間予約による設定更新も可能です。

管理サーバ設定編

24

管理サーバ側での設定が全て終了したら、管理サーバからログアウトします。

「ログアウト」をクリック

11.ログアウト 管理サーバ設定編

25

ZC1000本体設定編

26

1.ログイン

ZC1000のWANポートにインターネット回線を接続し、LANポート1~4のいづれかに設定用パソコンを接続します。(ZC1000は初期でDHCPサーバ機能が有効になっていますので、パソコンもDHCP有効にしてください)

接続が完了しましたら「http://192.168.100.1」にアクセスし、工事者権限のログインIDとパスワードを

入力し、OKボタンをクリックします。

<工事者権限>ログインID: sadminパスワード: SAXAzc1000

「ログインID」を入力

「パスワード」を入力

「OK」ボタンをクリック

ZC1000本体への各種ログインIDとパスワードZC1000は利用者別にログインIDを用意しています。

①販売店工事者向けログインID:sadmin Password:SAXAzc1000

◆ZC1000管理サーバとの同期設定◆ZC1000各種設定◆ZC1000設定バックアップ(管理サーバへ適用)

②ユーザ管理者向けログインID:admin Password:admin

◆VPN機能の利用規約承認◆リモートアクセス接続情報エクスポート◆ZC1000各種設定◆リモート保守許可(Multiボタン押下でも可能)

③ユーザ(一般)向けログインID:user Password:なし

◆リモート保守許可(Multiボタン押下でも可能)

ZC1000設定編

27

2.プロバイダ設定①

まず初めにプロバイダの設定を行い、インターネットへ接続できるようにします。

「プロバイダ設定」ボタンをクリック

※本項目(ZC1000本体の設定)では、PPPoEでインターネット接続を行い、管理サーバに設定したコンフィグデータをZC1000本体にダウンロードする手順を紹介します。事前に管理サーバでの設定を完了させておいてください。

ZC1000設定編

28

プロバイダの接続方法を選択し、「次へ」のボタンをクリックします。

2.プロバイダ設定②

プロバイダの接続方法を

選択します。

「次へ」クリックします。

PPPoEを用いた端末型プロバイダ接続プロバイダにPPPoEを用いて接続する設定を行います。フレッツ光ネクスト、Bフレッツなどの回線を使用する場合に選択します。

PPPoEを用いたLAN型プロバイダ接続ネットワーク型プロバイダに接続する設定を行います。フレッツVPNワイドなどの回線を使用する場合に選択します。

IPoE(DHCP)を用いた端末型プロバイダ接続WANポートに割り当てられたIPアドレスを使用してプロバイダに接続する設定を行います。CATV回線(ケーブルモデム)やADSL回線(ADSLモデム)などIPアドレスを割り当てる機能を持つモデム/ルータ装置に接続して使用する場合に選択します。

IPoE(固定IPアドレス)を用いた端末型プロバイダ接続本製品のWANポートに固定的にIPアドレスを割り付けて使用するネットワークに接続する場合に選択します。

USBモデムを用いたモバイルインターネット接続プロバイダにUSB型データ通信端末を用いて接続する場合に選択します。

ZC1000設定編

29

次にプロバイダの接続ユーザ名、パスワード、DNSを設定します。

2.プロバイダ設定③

プロバイダのユーザ名、パスワード、DNSの設定を入力します。※ユーザ名、パスワードはプロバイダ毎に名称が異なるケースがあります。

(認証ID、認証パスワードなど)

※プロバイダの接続情報にDNSサーバのIPアドレスの記載がない場合は登録不要です。

設定保存ボタンを

クリック

保存が完了するとページが切り替わるので「TOPページへ

戻る」をクリック

ZC1000設定編

30

「プロバイダ状態」で、状態が「通信中」になっていることを確認し、プロバイダ設定完了となります。

(下図はPPPoEを用いた端末型プロバイダ接続の場合の表示です)

【状態欄表示内容】①無効 … プロバイダ情報未設定

②空き or接続中 … プロバイダと未接続の状態

通信中に移行しない場合、プロバイダ情報の設定内容(ユーザ名、パスワード等)を確認する

③通信中 … プロバイダと接続した状態(インターネット可能な状態)

状態が「通信中」でインターネット可能な状態

【重要】ZC1000本体へのプロバイダ設定完了時点(インターネットへのアクセスが可能な状態)で、管理サーバに

プロバイダ設定とルータ設定を未登録の場合は、管理サーバにプロバイダ情報とルータ設定を登録してから次項に進んでください。

未登録のまま次項を進めてしまった場合、管理サーバからダウンロードされる設定データにプロバイダ情報が含まれておらず、設定データ適用後にインターネットに接続できなくなります。

2.プロバイダ設定④ ZC1000設定編

31

3.管理サーバとの同期①

次にZC1000本体と、管理サーバの同期設定を行いますので、「詳細設定と保守」ボタンをクリックします。

「詳細設定と保守」ボタンをクリック

ZC1000設定編

32

「VPN設定(工事者向け)」をクリック

「詳細設定と保守」画面に移動しますので、VPN設定(工事者向け)ボタンをクリックし、ゼロコンフィグVPN

端末設定に管理サーバで出力した、ZC1000の端末IDとバスワードを入力します。

「管理サーバ設定編 7.端末ID/パスワードの払い出し」で払い出した「端末ID」と「パスワード」を入力します。

「サーバ側ルータ設定反映」を「有効」にします

※管理サーバ側に保存されているプロバイダ情報とZC1000のルータ設定をダウンロードし、端末に設定を上書きします。

必ず、管理サーバ側のプロバイダ設定とルータ設定を最新にした状態で設定保存をクリックしてください。

「設定保存」をクリック

3.管理サーバとの同期② ZC1000設定編

33

【重要】管理サーバからダウンロードした設定データにより、ZC1000本体の設定データが変更される場合は自動で

端末が再起動します。

※設定のダウンロードが終了したかどうかは、ログで確認ができます。

トップページ ⇒ 詳細設定と保守 ⇒ システム情報 ⇒ ログ表示

ログ表記例 2016/04/10 10:00:00 設定データ起動時ダウンロード成功

3.管理サーバとの同期③

設定が完了すると画面が切り替わりますので、「VPN設定(工事者向け)に戻る」をクリックして終了します。

ZC1000設定編

34

4.同期状態の確認

管理サーバとZC1000の同期が完了すると、管理サーバの設置場所一覧画面にZC1000のバージョン情報が表示されます。表示されない場合、プロバイダ情報や端末ID、パスワードが正しく入力されているか確認して下さい。

同期が完了すると、バージョン情報が表示されます

ZC1000設定編

35

5.ログアウト

同期が完了すると画面に「設定を反映しました。」が表示されますので、ZC1000本体からログアウトします。

ZC1000設定編

「ログアウト」をクリック

36

利用約款の確認・同意

37

1.ログイン

ZC1000導入済みの状態で、お客様パソコンからZC1000本体にアクセスし、ユーザ管理者権限のログインIDとパスワードを入力し、OKボタンをクリックします。

<ユーザ管理者権限>ログインID: adminパスワード: admin

「ログインID」を入力

「パスワード」を入力

「OK」ボタンをクリック

利用約款の確認・同意編

【重要】利用約款の確認・同意は、ユーザ管理者権限でのログイン時のみ提供される機能です。

IPアドレスの初期値は「192.168.100.1」です。(ブラウザに http://192.168.100.1 と入力)ZC1000のIPアドレスを変更している場合は、変更したIPアドレスにてアクセスしてください。

ZC1000では各種VPN機能をご利用頂くにあたり、お客様による利用約款の確認と同意が必要となります。

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2.利用約款の確認・同意

ZC1000本体にログインすると利用約款の確認画面が表示されますので、お客様に「同意する」ボタンを押してもらってください。

<注意事項>①利用約款の確認画面は、管理サーバとZC1000本体の同期が完了していないと

表示されません。

②利用約款の確認画面は、ユーザ管理者権限でログインした場合のみ表示されます。

③利用約款への同意は、同一ユーザで2拠点以上設置されている場合、1拠点のみ同意いただければ全拠点に反映されます。(例:A、B、Cの3拠点をご利用のユーザで、A拠点で利用約款に「同意」すると、

B、C拠点 では本画面は表示されません。)

OfficeAGENT「リモートVPNシステム」利用約款

「次へ」ボタンを

クリック

お客様に約款を確認いただき、「同意する」ボタンをクリックしてもらいます。

利用約款の確認・同意編

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【規制される機能】利用約款に同意いただけない場合、以下の機能に規制がかかり利用できません。

①管理サーバ通信用VPN(設定データのアップロード/ダウンロード)②拠点間VPN③リモートアクセスVPN④リモート保守VPN

管理サーバの機能を利用する場合、ユーザによる「利用約款」の確認および同意が必要となります。

【規制の開始時期】「VPN設定(工事者向け)」にて「ゼロコンフィグVPN端末設定」に「端末ID」と「端末パスワード」を登録、管理サーバとのZC1000の同期確立後に開始されます。

※同期確立後に工事者権限(sadmin)でログインすると、「約款同意催促」が表示されます。

※お客様にて同意いただけない場合は、「ゼロコンフィグVPN端末設定」の端末IDおよび端末パスワードを消去、 管理サーバとのペアリング機能を解除してください。

【規制の一時解除】設置工事時に未同意の場合、管理サーバの機能規制を一時的に解除することができます。

解除時間は5時間で、その時間が経過すると自動的に規制がかかります。一時的に規制を解除し動作確認等を行いたい場合は、「通信規制一時解除」ボタンをクリックし、動作確認等を行って下さい。

利用約款の確認・同意編3.利用約款への同意が必要な機能

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リモートアクセスVPN(ユーザ編)

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1.ログイン

お客様パソコンからZC1000本体にアクセスし、ユーザ管理者権限のログインIDとパスワードを入力し、OKボタンをクリックします。

<ユーザ管理者権限>ログインID: adminパスワード: admin

「ログインID」を入力

「パスワード」を入力

「OK」ボタンをクリック

リモートアクセスVPN(ユーザ)編

【重要】リモートアクセス情報は、ZC1000本体にユーザ

管理者でログインした場合のみに出力が可能です。

本作業の前に、管理サーバでリモートアクセス用ユーザを作成し、設定をZC1000本体にダウンロードしておく必要があります。

参考ページ:「9.リモートアクセス用ユーザ設定」「10.ZC1000本体設定更新」

本設定ガイドでは、リモートアクセス設定を下記の例で作成します。

【アクセス端末】WindowsPC【接続方法】リモートVPN-WIN使用

※Android、iOSへのリモートアクセス設定方法については、工事マニュアルの「リモートVPNアクセスについて」を参照願います。

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TOP画面が表示されますので、「詳細設定と保守」ボタンをクリックします。

「詳細設定と保守」ボタンをクリック

リモートアクセスVPN(ユーザ)編2.リモートアクセス情報のエクスポート①

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リモートアクセス情報を出力する「リモートアクセスID」を選択

「リモートアクセス情報エクスポート」を

クリック

リモートアクセスVPN(ユーザ)編2.リモートアクセス情報のエクスポート②

次に「システム情報」をクリックして表示される「リモートアクセス情報」をクリックし、リモートアクセス情報出力の項目で、情報を出力したいリモートIDを選択して、「リモートアクセス情報エクスポート」ボタンをクリックします。

【備考】・リモートアクセス情報はCSVファイルで出力されます。・リモートアクセス情報は1件ずつ出力されます。

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リモートアクセス情報のエクスポートが完了したらZC1000本体からログアウトします。

3.ログアウト

「ログアウト」をクリック

リモートアクセスVPN(ユーザ)編

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動作環境:●Windows 10/8.1/8/7

●Microsoft .NET Framework 4.5のインストールが必要

●インターネットに接続できる環境但し、プロキシサーバを使用するなどして、VPN(L2TP/IPsec)が

接続できないネットワーク環境では利用できません。

4.リモートVPN-WINのインストール リモートアクセスVPN(ユーザ)編

次に無償のZC1000専用アプリケーション(リモートVPN-WIN)をサクサ公式ホームページよりダウンロードし、

リモートアクセスをご利用になられるお客様のWindowsパソコンにインストールします。

<ダウンロードサイトのURL>

http://www.saxa.co.jp/product/adapter/zc1000/remote.html※サクサ公式ホームページから、製品・システム情報>ネットワーク製品>ZC1000>リモートアクセスアプリケーションでも表示が可能です。

「アプリケーションをダウンロードする」をクリック

アプリをインストールが完了すると、デスクトップにアイコンが追加され、ダブルクリックでアプリが起動

インストーラー(exeファイル)をパソコンにダウンロードし、クリックでインストール

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出力日時 2016/4/5 11:01

ユーザ名 ヤマモト物流

ユーザID 000218

リモートアクセスID yamamoto

パスワード kou3ndiau75hayr

設置場所名 設置場所アドレス パスワード 事前共有鍵

渋谷営業所 ZCT000218000001.b000218.zcgw.officeagent.biz HZGjiQDm SVoQyelHGi32fLbR

新宿営業所 ZCT000218000002.b000218.zcgw.officeagent.biz vMOfp2wt UjTBRLZCnh0A9vad

池袋営業所 ZCT000218000003.b000218.zcgw.officeagent.biz ktqLHSBu ZRPzUijbLu5VHkNx

リモートアクセスVPN(ユーザ)編5.リモートVPN-WIN設定

ZC1000本体からダウンロードしたCSVファイルに記載のリモートアクセス情報を登録します。

CSVファイル

リモートアクセスID

パスワード

ユーザIDの3つを登録

自動切断までの時間を表示

・30/60/90/120分: 選択した時間経過で切断

・なし: 自動切断なし(VPNの規格上、最大接続時間は8時間まで)

・自動再接続:通信異常で切断したときも一定時間再接続を試行

入力後、OKボタン

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ユーザ名: ヤマモト物流設置場所名: 渋谷営業所端末ID: ZCT000218000001

6.リモートVPN-WIN接続手順①

設定が完了すると接続先の一覧が表示されますので、「接続」ボタンをクリックすることで通信中表示画面が

表示され、VPN接続状態となります。

接続したい接続先の「接続」をクリック

リモートアクセス終了時は「切断」ボタンをクリック

【備考】・社内にあるパソコンへのアクセスは、Windowsのリモートデスクトップ機能などを

利用して接続してください。(利用には接続先PCのOS種別の確認が必要です:次ページ参照)

・ファイルサーバ等のIT機器への接続に、コンピュータ名を使用したい場合は、簡易WINS機能の設定が必要です。(簡易WINS設定の項目を参照)

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6.リモートVPN-WIN接続手順②

VPNが接続されたあとは、接続するIT機器別のアクセス方法に沿って接続してください。

【接続先PCになれるWindows OS一覧】Windows 10 Pro、 EnterpriseWindows 8.1 Pro、EnterpriseWindows 8 Pro、EnterpriseWindows 7 Professional、Ultimate、EnterpriseWindows Vista Business、Ultimate、Enterprise

※VistaはリモートVPN-WINでは使用できませんのでご注意願います。

【接続先PCになれないWindows OS一覧】Windows 10 HomeWindows RT 8 Windows RT 8.1Windows 8.1(無印)Windows 8(無印)Windows 7 Starter、Home Basic、Home PremiumWindows Vista Home Basic、Home Premium

事務所IT機器への接続イメージ例

接続元WindowsPC

接続先WindowsPC

リモートVPN

ファイルサーバ

Webカメラ

事務所Windowsリモートデスクトップ

Webブラウザ/アプリケーション

エクスプローラ

(注意)Microsoft社のリモートデスクトップ機能の仕様について

OSの種類によっては接続先PCとして利用できませんのでご注意願います。※接続元PCとしては以下制限はありません。

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リモートアクセスVPN用のパスワードは、ZC1000本体へユーザ管理者権限でログインすることで変更が可能です。パスワードの変更運用など、要望がユーザからあった場合に説明してください。

①ZC1000に管理者(ユーザ名:admin パスワード:admin)でログインします。

(※工事者権限、ユーザ権限では本項目は表示されません)

②「詳細設定と保守」 ⇒ 「システム情報」 ⇒ 「リモートアクセス情報」 ⇒ 「パスワード変更」

7.リモートアクセスVPN用パスワードの変更

変更したいIDのユーザIDとリモートアクセスIDを入力

リモートVPN-WINパスワードを選択

現在のパスワードと、変更したい新しいパスワードを入力

パスワードの要件:半角英数字記号(半角で8~32文字まで)記号は、「.」、「_」、 「-」、「/」のみ使用可能。

入力が完了したら設定ボタンをクリック

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リモート保守VPN(サポート担当者編)

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1.ログイン

まずはじめにリモート保守用の権限(サポート担当者)を作成しますので、管理サーバへログインします。

「https://zcust.zcgw.officeagent.biz/zc/」にパソコンのブラウザでアクセスし、「販社ID」「担当者ID」

「パスワード」入力してログインします。

「販社ID」を入力

「パスワード」を入力

「担当者ID」を入力

「ログイン」をクリック

※管理サーバへアクセスするためにはインターネット接続環境が必要です。

※管理サーバへのアクセスには以下ブラウザのご利用を推奨します。・Microsoft IE9以上・Google Chrome

※同一の担当者IDで重複してログインはできません。

リモート保守VPN編

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2.サポート担当者設定①

ログインするとTOPメニューが表示されますので、「サポート担当者一覧」をクリックします。

「サポート担当者一覧」をクリック

リモート保守VPN編

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2.サポート担当者設定②

サポート担当者一覧画面が表示されますので、「新規サポート担当者追加」をクリックします。

リモート保守VPN編

「サポート担当者一覧」をクリック

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リモート保守ID入力制限

全半角英数字記号(半角で1~50文字、全角は25文字まで)

(記号は「.」、「_」、「-」、「/」のみ使用可能)

パスワード入力制限

半角英数字記号(8~32文字)

(記号は「¥」、「<」、「>」、「;」、「“」、「‘」、「スペース」は使用不可)

2.サポート担当者設定③ リモート保守VPN編

新規サポート担当者追加画面が表示されますので、任意の「リモート保守ID」と「パスワード」を入力し、

「設定」ボタンをクリックします。

任意のリモート保守IDを入力

※IDの頭に自動で販社IDが付与されます。

変更することは出来ません。

パスワードを入力

入力が完了したら設定ボタンをクリック

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3.リモート保守ID登録確認

リモート保守IDの作成が完了すると「サポート担当者一覧」に戻りますので、作成したリモート保守IDが表示されていることを確認し、接続可能設置場所一覧表示をクリックします。

リモート保守IDが追加されたことを確認

リモート保守VPN編

接続可能設置場所一覧の表示ボタンをクリックすると、本リモート保守IDで接続可能なZC1000本体の一覧が表示

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4.リモート保守パスワードの取得 リモート保守VPN編

リモート保守パスワード(リモート保守情報)を取得しますので、「接続可能設置場所一覧」画面にある「サポート担当者情報取得」ボタンをクリックし、リモート保守情報(CSVファイル)を取得します。

出力日時 2014/8/5 13:29

リモート保守ID 00006support

リモート保守パスワード 12345678

ユーザ名 設置場所名 端末ID 設置場所アドレス アクセスID パスワード

ヤマモト物流 渋谷営業所 ZCT000218000001 ZCT000218000001.b000218.zcgw.officeagent.biz 8a3de71c5ffa8c8csupport6f35ec2587db699e u1wtCrPS

ヤマモト物流 新宿営業所 ZCT000218000002 ZCT000218000002.b000218.zcgw.officeagent.biz 481a09351f1790fdsupport8423e0c84a2d3bdf 6I45uxV7

ヤマモト物流 池袋営業所 ZCT000218000003 ZCT000218000003.b000218.zcgw.officeagent.biz 2c8de209056ccbc9supportd4a5195d73cd3ed4 tAqQ4poP

【備考】・リモート保守情報はCSVファイルで出力されます。・リモート保守情報は1件ずつ出力されます。・リモート保守情報はリモートVPN-SP専用の情報となります。・リモート保守情報は保守の際に必要な情報となりますので、都度取得する運用が必要です。

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リモート保守VPN編5.リモート保守ID接続先ユーザ設定

次にリモート保守IDで接続可能な端末(ZC1000本体)を設定しますので、管理サーバのTOP画面からユーザ一覧を選択します。※リモート保守ID作成後に作成された端末(ZC1000)については自動で接続対象となります。

ユーザ編集をクリック

編集をクリック

接続先対象をチェック

チェック完了したら設定ボタンをクリック

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6.ZC1000本体設定更新

【設定更新(全設置場所)】

以下のVPN関連の設定を変更した場合は、設定更新(全設置場所)を実行します。

・リモートアクセスユーザ設定

・VPN接続設定

・サポート担当者設定(リモート保守ID)

【個別設置場所の更新】

個別のZC1000に対して、以下の設定を変更した場合は、更新を実行します。

• ルータ設定

• VPN詳細設定

【設定更新時の注意事項】

管理サーバからZC1000本体の設定更新操作を行うと、端末(ZC1000)が再起動します。各設置環境において一時的にインターネット接続やVPN接続が切断されますのでご注意下さい。なお端末再起動後にインターネット接続やVPN接続が復旧するまでの時間(目安)は以下のとおりです。

・PPPoE接続完了:3分程度・拠点間VPN接続完了:最大10分程度

(重要)設定更新機能では、即時反映と時間予約の2パターンの更新が選択可能です。日中帯にZC1000再起動を実施できない場合には、深夜帯での時間予約による設定更新も可能です。

リモート保守VPN編

リモート保守IDの設定が完了したら、ZC1000本体の設定を更新しますので、「ユーザ一覧」の「設置場所一覧」から更新ボタン(赤表示)をクリックします。

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管理サーバからログアウトします。

「ログアウト」をクリック

7.ログアウト リモート保守VPN編

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動作環境:●Windows 10/8.1/8/7

●Microsoft .NET Framework 4.5のインストールが

必要

●インターネットに接続できる環境但し、プロキシサーバを使用するなどして、

VPN(L2TP/IPsec)が接続できないネットワーク

環境では利用できません。

8.リモートVPN-SPのインストール

次に無償のZC1000専用保守アプリケーション(リモートVPN-SP)をサクサ販売店様向けダウンロードサイトからダウンロードし、リモート保守をご利用になられる販売店サポート担当者のWindowsパソコンにインストールします。

アプリをインストールが完了すると、デスクトップにアイコンが追加され、ダブルクリックでアプリが起動

インストーラー(exeファイル)をパソコンにダウンロードし、クリックでインストール

リモート保守VPN編

「DOWNLOAD」をクリック

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出力日時 2014/8/5 13:29

リモート保守ID 00006support

リモート保守パスワード 12345678

ユーザ名 設置場所名 端末ID

ヤマモト物流 渋谷営業所 ZCT000218000001

ヤマモト物流 新宿営業所 ZCT000218000002

ヤマモト物流 池袋営業所 ZCT000218000003

「OK」をクリック

9.リモートVPN-SPの接続準備

30

リモートVPN-SPを起動すると、リモート保守IDとパスワード、端末IDの入力を求められますので「4.リモート保守パスワードの取得」で取得したCSVファイルに記載の情報を入力します。

リモート保守ID、パスワード、端末IDを入力

設定画面(設定ボタンクリック)にて、リモート保守ID、パスワードを登録しておくことが可能

リモート保守VPN編

CSVファイル

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【リモート許可操作】ユーザに、ZC1000本体正面の「Multiスイッチ」を押してもらう。(軽く押すだけ)INFOランプが青点滅になったら準備完了です。この時点から1時間以内であれば、リモートVPN接続が可能です。

顧客名: ヤマモト物流拠点名: 渋谷営業所

端末ID: ZCT000218000001

10.リモートVPN-SPの接続 リモート保守VPN編

リモートVPN-SPを接続するには、ZC1000本体のMultiスイッチをお客様に押して頂く必要があります。

押して頂いたあとに、リモートVPN-SPにて接続してください。

設置先へ連絡し、ZC1000でリモート許可操作をしてもらう

保守接続したいZC1000の端末IDを入力し、「接続」ボタンをクリック

通信中が表示され、VPN接続状態となる

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補足事項

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【補足事項1】初期化方法

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【補足事項2】VPN使用時のPC名アクセス設定①

簡易WINS機能は、拠点間VPNやリモートアクセス使用時に、「PC名」でパソコンやファイルサーバにアクセスできるようになる機能です。IPアドレスでのアクセスも可能ですが、DHCPでパソコンにIPアドレスを払い出している環境では、IPアドレスが変わってしまうので「PC名」によるアクセスのほうが便利です。

PC名:TOKYO本社側ZC1000

(WINSサーバ機能ON)

(A)本社から支社、支社から本社のパソコンへPC名(TOKYO、OSAKA)でリモートデスクトップしたい場合

【VPN環境でPC名を使用したアクセスイメージ】

PC名:SB2000

(C)外出先からリモートVPN-WINで接続し、本社のパソコンにPC名(TOKYO)でリモートデスクトップしたい場合

(B)支社のパソコンから、本社のファイルサーバへPC名(SB2000)でフォルダアクセスしたい場合

PC名:OSAKA

本社 支社

外出先

支社側ZC1000

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②各ZC1000のDHCPサーバ設定で払い出される情報にWINSサーバのアドレスを登録する管理サーバのTOP画面より、「詳細設定と保守」⇒「基本設定」⇒「LAN」で、WINSサーバIPアドレス(プライマリ)に本社ZC1000のLAN側IPアドレスを登録する。

①本社側ZC1000の簡易WINS機能を有効化する(支社側ZC1000では無効のままで構いません)

管理サーバのTOP画面より、「詳細設定と保守」⇒「その他設定」⇒「簡易WINS」で機能を有効に設定する。

ワークグループ名の確認方法

「コントロールパネル」⇒「システム」の画面中央、赤枠箇所で確認可能

【補足事項2】VPN接続時のPC名アクセス設定②

ZC1000と登録する

パソコンのワークグループ名を登録する

有効にチェック

本社のZC1000LAN側IPアドレスを登録

(本社、支店両方に本社ZC1000LAN側IPアドレスを登録

重要1:②のDHCPサーバ設定(WINSサーバIPアドレス登録)は、お客様すべての拠点のZC1000に対して必要です。

重要2:DHCPサーバを使用しない環境(固定のIPアドレスを使用)の場合には、PCのWINS設定にZC1000LAN側Iアドレスを手動で登録する必要があります。

(A)本社から支社、支社から本社のパソコンへPC名(TOKYO、OSAKA)でリモートデスクトップしたい場合

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【補足事項2】VPN接続時のPC名アクセス設定③

前ページで説明した簡易WINS設定の有効化とDHCPサーバ設定の他に、固定のIPアドレスを割り振るようなファイルサーバ(SB2000)等のIT機器へは、直接WINSサーバの設定を登録する必要があります。

※前ページの設定を行った状態で以下の設定を行ってください。※WINSサーバの設定方法は、IT機器毎に異なります。

(B)支社のパソコンから、本社のファイルサーバへPC名(SB2000)でフォルダアクセスしたい場合

WINSサーバの設定方法①「コントロールパネル」を開く ※表示方法(小さいアイコン)②「ネットワークと共有センター」をクリック③「アダプターの設定の変更」をクリック④ 有効になっている「イーサネット」を右クリックし「プロパティ」をクリック⑥「インターネット・プロトコル・バージョン4(TCP/IPv4)」を選択⑦「プロパティ」ボタンをクリック⑧ 画面下部にある「詳細設定」をクリック⑨「WINS」タブをクリック⑩ 追加(A)ボタンをクリックし、本社側ZC1000のLAN側IPアドレスを登録

参考例:ファイルサーバ(Windows Server 2012)

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192.168.2.254

■接続したいPC名を確認したい場合

本社側ZC1000本体にログインし、「システム情報」⇒「簡易WINSサーバ登録状態」を選択する。

■WINSサーバに登録されている一覧を確認できます。(最大1000件)

■コンピュータ名:この名前を用いて、リモートデスクトップ等でアクセス可能です。

■IPアドレス:コンピュータに設定されているIPアドレスです。

■有効期限:コンピュータ名でアクセスできる有効期限です。自動で更新されます。

■操作:必要なくなったコンピュータ名を削除可能です。

【補足事項2】VPN接続時のPC名アクセス設定④

(C)外出先からリモートVPN-WINで接続し、本社のPCにPC名(TOKYO)でリモートデスクトップしたい場合

(A)で設定した簡易WINS設定の有効化とDHCPサーバ設定の他に、管理サーバの端末>VPN詳細設定の「L2TP WINS設定」に本社側ZC1000のLAN側IPアドレスを登録します。

手動にチェック

プライマリに本社側ZC1000のLAN側IPアドレスを登録

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END

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