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ハードウェアの新規購入・リプレースをお考えなら もっとも賢い選択がここにあります Oracle Database Enterprise Edition、OS、サーバー、ストレージ、ネットワークからクラスタウェア、管理ソフトまで、 ハイパフォーマンス&高可用性データベースに必要な要素は、このコンパクトなアプライアンス(4U)にすべて統合され、 事前構成済みです。 Oracle Database Appliance オラクルデータベースの新常識。 オラクルデータベースの新常識 Oracle Database Appliance X3-2

オラクルデータベースの新常識 - Nippon Steel is...(RAC)構成、フェイルオーバーによる可用性を提供するOracle RAC One Node、シングルインスタンス構成の3つのデータベース構成から、ビジネ

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Page 1: オラクルデータベースの新常識 - Nippon Steel is...(RAC)構成、フェイルオーバーによる可用性を提供するOracle RAC One Node、シングルインスタンス構成の3つのデータベース構成から、ビジネ

ハードウェアの新規購入・リプレースをお考えならもっとも賢い選択がここにあります

Oracle Database Enterprise Edition、OS、サーバー、ストレージ、ネットワークからクラスタウェア、管理ソフトまで、

ハイパフォーマンス&高可用性データベースに必要な要素は、このコンパクトなアプライアンス(4U)にすべて統合され、

事前構成済みです。

Oracle Database Appliance ― オラクルデータベースの新常識。

オラクルデータベースの新常識

Oracle Database Appliance X3-2

Page 2: オラクルデータベースの新常識 - Nippon Steel is...(RAC)構成、フェイルオーバーによる可用性を提供するOracle RAC One Node、シングルインスタンス構成の3つのデータベース構成から、ビジネ

データベース構築の様々なニーズに応えます。

O r a c l e D a t a b a s e A p p l i a n c e

3つの特長

パフォーマンスの向上にパフォーマンス比較

処理時間1/4

処理時間(相対値) 4CPU(24コア)サーバーで

Oracle Database 11g Standard Editionを稼動(パラレル処理×)

4コア設定のOracle Database ApplianceでOracle Database 11gEnterprise Editionを稼動(パラレル処理○)

※100GBのテーブルに対して集計処理を実行した場合

検索スピードを向上させるデータ分割や、マルチコアCPUの処理能力を引き出すパラレル処理、ディスクI/Oを減らすデータ圧縮など、Enterprise Editionならではの機能がデータベースの性能を最大限に引き出します。OLTPシステムからデータウェアハウス、さらに複数サーバーの統合まで、あらゆるニーズに威力を発揮します。

▶CPUパワーを最大限に生かせるパラレル処理

▶集計処理のパフォーマンスを大幅に高めるパーティショニング

▶ディスクI/Oの削減に効果的なデータ圧縮

▶効果的なSQLチューニングを実現する SQLチューニング・アドバイザ / SQLアクセス・アドバイザ

▶ディスクI/O性能を最適化する Oracle Automatic Storage Management(ASM)

可用性の向上に

※可用性レベルに合わせて選べるデータベース構成

高度な可用性と負荷分散を実現するOracle Real Application Clusters(RAC)構成、フェイルオーバーによる可用性を提供するOracle RAC One Node、シングルインスタンス構成の3つのデータベース構成から、ビジネスで必要とされる可用性レベルに合わせて最適な構成を選択することができます。Oracle Database Applianceなら、可用性ニーズに合ったデータベースを簡単に構築できます。

▶各コンポーネントが冗長化された堅牢なハードウェア

▶高度な可用性と負荷分散を実現する Oracle Real Application Clusters(RAC)

▶フェイルオーバーによる可用性を提供する Oracle RAC One Node

部門データベースの統合に 社内に分散した複数の部門データベースの統合にも利用できます。可用性の確保や各データベース間でのリソース制御など、仮想化ソフトウェアでは対応しきれないデータベース統合の課題も、Oracle Database Applianceなら解決できます。また、稼動コアに対してのみ課金される柔軟なライセンス・モデルを採用しているので、時間をかけて順次統合したい場合にも最適です。

▶各データベースが使用するリソース量を制御できる インスタンス・ケージング

▶段階的なデータベース統合を無理なくすすめられる ソフトウェア・ライセンス・モデルCapacity-On-Demand

Oracle Database 11gのみ

シングルインスタンス

Active

Active Active

Passive

Oracle RAC One Node障害時にスタンバイに切り替え

Oracle RACフェイルオーバーに加え負荷分散も実現

可用性

各部門に散在するデータベース

柔軟に拡張できるので、順次統合したい場合に最適

可用性

リソース制御

パフォーマンス

運用管理

セキュリティ

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O r a c l e D a t a b a s e A p p l i a n c e

お客様事例

既存システムの概要と課題•商品の生産管理、経理・帳票システム(DB Standard Edition)•業務やデータ量の増大に伴う性能劣化が発生。 一部のデータを別データベースへ負荷分散する対応も効果が不十分だった

•分散したデータベースが複数台あり、手動の運用管理では十分なチューニングができていなかった

•データベース毎に可用性レベルが異なっていた

Oracle Database Applianceによるソリューション

•Oracle Database Appliance(以下、ODA)の大容量メモリと高性能ストレージ機能を有効活用することで全体的な性能を向上•Oracle Enterprise Managerを活用することで、性能問題のあるSQLを特定し、チューニングを効率化。自社での監視、チューニングを実現•月次帳票出力の処理時間が約300分の 1に、仕掛り状況確認の処理時間が約 10分の 1に短縮

•Oracle Real Application Clusters One NodeとOracle Data Guard により障害や災害に強い、安定したDB環境を構築

DB Enterprise Edition + Oracle Database Appliance による解決策と効果

DB Enterprise Edition + Oracle Database Appliance による解決策と効果

DB Enterprise Edition + Oracle Database Appliance による解決策と効果

お客様のコメント

業務への影響もあり、短期間で性能を上げることが急務でした。ODAは、メモリもディスクも十分に搭載されており、必要なCPU分だけのライセンス費用を支払えばよい、極めてコストパフォーマンスが高い製品であると判断し、導入を決定しました。 実際にODAを導入することにより、アプリケーションをほとんど変えることなく、 短期間で最大の目的である性能改善を実現できました。

既存システムの概要と課題

•販売管理および商品検索システム(DB Standard Edition)•複数DBの統合および事業継続の観点からデータ保護の強化•データ量増大による性能劣化への対応と性能監視の効率化•内部統制対策における他社の監査製品でのログの取り漏れ多発

Oracle Database Applianceによるソリューション

•ストレージミラーや他社製品など、他のデータ同期方法も検討したが、 設定のシンプルさとリアルタイム性、災対サイトの活用面から、DB Enterprise Editionの機能であるOracle Data Guardが最適と判断•運用監視とチューニング効率化のため、Oracle Enterprise Managerを利用•DB Enterprise Edition+Optionを使うなら、構築がシンプルなOracle Database Appliance(以下、ODA)が最適と判断

•監査機能強化のため、ODAとともにOracle Audit Vault and Database Firewall を 導入し、セキュリティ強化も実現

お客様のコメント

システムの強化にあたり、データの保護が、不可欠でした。万一の障害や災害時のシステム停止でも、直前までのデータが失われないということが、会社にとって最も重要です。また、運用監視強化のために、O r a c l e E n t e r p r i s e Managerの自動チューニング機能が効果的と判断しました。 これらの Enterprise Editionの機能を使うための基盤として、ODAが最適と考えました。

既存システムの概要と課題•社内システムとして、DB Standard Edition、DB Enterprise Editionが複数台稼動しており、運用管理が煩雑•バックアップや統計収集などをデータベースごとにおこなうため、手間と時間がかかっていた•やむを得ず、システム停止をおこなっていた•専門担当者でなければ管理できないため、要員育成も課題

Oracle Database Applianceによるソリューション

•Oracle Database Appliance(以下、ODA)は、複数台のサーバーを統合しても、メモリやディスクに十分な余裕がある•統合したデータベースをOracle Enterprise Manager から一元管理することで、運用管理を標準化し、「専門担当者しか管理できない」という問題を解決できる•Oracle Real Application Clusters 構成をとることで、全てのデータベースの可用性を向上できる•段階的なデータベース統合のために、必要な時にCPUを追加できる点も評価

お客様のコメント

DB Enterprise Edition の 機 能を使いたかったが、社内システムには適さないと思っていた。 しかし、個別に性能監視や可用性対策の仕組みを導入するより、ODA +DB Enterprise Editionによる基盤を導入したほうが、総合的なコストや作業負荷を軽減できると判断しました。すぐに統合できないDBも将来的に統合し、さらなる効率化を図りたい。また、運用管理面でも、残業や異動時の引き継ぎなどの問題もなくなると思います。

Oracle Database Applianceによる性能向上

Oracle Database Applianceによる可用性向上

Oracle Database Applianceによるデータベース統合

大幅な性能向上とデータ保護を実現メリット 某製造業様

災害対策構成でデータを保護、セキュリティ強化も実現メリット 某サービス業様

乱立する社内システムを順次統合、運用管理工数を削減メリット 某製造業様

本番サイト

生産・帳票インスタンス

経理インスタンス

生産・帳票待機

経理待機

災害対策サイト

生産・帳票災害対策

経理災害対策

テスト環境

Data Guardによる災害対策サイト構築

生産管理データベース(HA構成)

経理データベース

帳票データベース

AP Server

DB FirewallServer

Audit VaultServer

RAC One Node

本番サイト

データ画像

災害対策サイト

データ画像

RAC One Nodeサーバ障害時にもう一方のノードに自動切り替え

Data Guardデータを同期し災対サイト構築

商品画像もODA内に格納し災対サイトに同期

StandbyActive

Data Guard

Active

販売管理 データベース

生産管理データベース

パッケージ用データベース

エディション/バージョンが異なるDBが複数台稼動し、管理が煩雑

パッケージ用の小規模DBも将来的には統合したい

RAC

販売管理 インスタンス

生産管理 インスタンス

統合データベース

ASM

ミラーリングストライビング

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必要なCPU能力に合わせたライセンスが拡張購入可能です。

通常のx86サーバで構成(例)

◆ Oracle Database Enterprise Editionが4コアからスタートできます

◆ 各データベース構成の最小構成における参考価格

O r a c l e D a t a b a s e A p p l i a n c e

Capacity-On-Demand ライセンス

1 CPU(8コア)搭載

最小ライセンス数

•8(コア)×0.5(コア係数)

 = 4 processorライセンス

Oracle Database Appliance

4 CPU(32コア)搭載

最小ライセンス数(4コア有効化)

•4(コア)×0.5(コア係数)

 = 2 processorライセンス

SN0 SN1

通常のx86サーバで構成 Oracle Database Appliance

32 コア

24 コア

16 コア

12 コア

8 コア

4 コア

1年目 2年目 3年目 1年目 2年目 3年目

Oracle Database Appliance

4 CPU(32コア)搭載

最小ライセンス数(4コア有効化)

•4(コア)×0.5(コア係数)

 = 2 processorライセンス SN0 SN1

Single

RAC One Node

RAC

※拡張ストレージ・シェルフ:434.8万円 ※以上、税抜価格(2013年8月20日現在) ※RAC One Node 構成:データ・リカバリー・ポリシーを適用することで待機系コンピュータのライセンス許諾が不要

4 コア(2 Pro)

4 コア(2 Pro)

8 コア(4 Pro)

652.2

652.2

652.2

1032.6

1250.0

3065.2

1684.8

1902.2

3717.4

構成 有効コア数 H/W(万円) S/W(万円) 合計(万円)

必要に応じてコアをアクティベート、ライセンス追加ができる

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Oracle Database Appliance X3-2

集 約

サーバー/ストレージネットワーク

わずか4Uのラックスペースでデータセンターコストを削減

[サーバー]  Sun Server X3-2 × 2台

 インテルXeonプロセッサ E5-2690(2.90GHz/8コア)× 2基 × 2台

 (計32コア)

 メモリ 256GB × 2台(計512GB)

[共有ストレージ]  HDD 18TB(10K rpm SAS-2 900GB × 20台)

 使用可能容量 6TB / 9TB(三重ミラー / 二重ミラー)

 SSD 800GB(SAS-2 SLC 200GB × 4台)

[ネットワーク(サーバー当たり)]  1G / 10G BASE-T × 4

 インターコネクト用(1G / 10G BASE-T × 2)

[データベース]  Oracle Database 11g Release 2 Enterprise Edition

 Oracle Database Enterprise Edition オプション(構成による)

[OS]  Oracle Linux

[クラスタウェア]  Oracle Grid Infrastructure

[管理ソフト]  Oracle Enterprise Manager

 Oracle Appliance Manager

 Oracle Auto Service Request

Hardware Software

O r a c l e D a t a b a s e A p p l i a n c e

スペック

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■お問い合わせ

ITインフラソリューション事業本部東京都中央区新川 2-20-15NBF新川ビル東館 〒104-8280

フリーダイヤル:0120-42-1255メールアドレス:[email protected] http://www.ns-sol.co.jp/

新日鉄住金ソリューションズ株式会社 ●NS(ロゴ)、NS Solutions、NSSOLは、新日鉄住金ソリューションズ株式会社の 商標又は登録商標です。●OracleとJavaは、Oracle Corporationおよびその子会社、関連会社の米国および その他の国における登録商標です。●その他、本文記載の会社名および製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。※掲載されているサービス内容は予告なく変更される可能性がございます。 予めご了承ください。

Copyright©2013 NS Solutions Corporation, All Rights Reserved.

O r a c l e D a t a b a s e A p p l i a n c e

Oracle Database Appliance導入支援サービス

Oracle Database Appliance基本構築

基本構築メニュー サービス概要

領域見積もり+表領域設計

オプションメニュー サービス概要

バックアップ・リカバリ設計・構築

Database監視環境構築

◆ サービス範囲

◆ エンジニアリングサービス

OEM CCサーバー

Database監視

Databaseデータ

Database Firewallサーバー

Database監査 表領域設計基本構築メニュー(ストレージ設定、Database構築)

WAN

バックアップ

Database Database

Databaseデータ移行 BCP環境構築Databaseバックアップ・リカバリ

Database定常管理

1DBの設定支援~構築までを実施します。

システムマネージメントサービス

メニュー サービス概要

◆ 運用保守サービス

お客様担当のエンジニアがシステム安定稼動に向けたプロアクティブ対応を実施します。

リモート運用監視サービス 弊社DCからリモート監視サービスを実施します。

お客様

NSSOL

1

1

2

3

4

5

役割分担 項番 第 1 週 第 2 週 第 3 週

◆ エンジニアリングサービス(基本構築メニュー・スケジュールイメージ)

Oracle Database 物理設計におけるユーザー表領域設計です。

データベースのバックアップ・リカバリ設計・構築を実施します。

定常管理スクリプト作成 Oracle Database の定常管理スクリプトを作成します。

BCP(Database災対環境構築) Oracle Active Data Guardを使用してOracle Databaseの災対環境を構築するサービスです。

データ移行 旧Oracle Databaseから新Oracle Databaseにユーザー表領域データを移行するサービスです。※Oracle GoldenGateを利用した移行についてもご提供可能です。

Oracle Enterprise Manager Cloud Controlを用いた監視環境を構築します。

導入指示書記入

要件ヒアリング

基盤詳細設計

Oracle詳細設計

導入指示書の内容確認

設置・DB構築

作業内容

上記スケジュールとは別にHW納期は4~6週間要します。