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プレゼンテーション
MS-PowerPoint 2013
2015年 2月 初版
清水教学課(情報システム担当) 発行
1. PowerPoint の起動と終了 .................... 1
1-1 起動 ........................................ 1
1-2 終了 ........................................ 1
2. PowerPoint の画面構成 ...................... 2
2-1 画面の構成................................... 2
2-2 プレゼンテーションの構成 ..................... 3
2-3 表示モードの種類と切り替え ................... 3
3. プレゼンテーションの作成 ................... 7
3-1 テキストの入力 ............................... 7
3-2 スライドのレイアウト変更 ..................... 8
3-3 スライドのテーマ変更 ......................... 9
3-4 スライドの配色変更 .......................... 10
3-5 スライドの追加 .............................. 11
3-6 スライドの削除 .............................. 12
3-7 スライドの順番変更 .......................... 13
3-8 アニメーションの設定 ........................ 14
4. プレゼンテーションの確認 .................. 17
5. プレゼンテーションの印刷 .................. 18
6. プレゼンテーションの保存 .................. 19
7. ヘルプとトレーニング ...................... 20
PowerPoint 2013[目次]
- 1 -
PowerPointとは?
「Microsoft Office PowerPoint 2013」(以降、PowerPoint と表記)は、「プレゼンテー
ション グラフィック ソフトウェア」のひとつで、親しみやすい操作環境と画期的なツー
ルを提供してくれます。このソフトウェアを使うと、見栄えのする魅力的なプレゼンテー
ションを素早く、簡単に作り上げることができます。
1. PowerPoint の起動と終了 1-1 起動 PowerPointを起動するには、画面左下の [スタート]ボタンをクリックします。
メニューが表示されるので[すべてのプログラム]にマウスポインターを移動し、
[Microsoft Office 2013]をクリックします。表示されたメニューから[PowerPoint 2013]
をクリックします。
1-2 終了
左上の[ファイル]タブをクリックすると、[開く]や[名前
を付けて保存]などのメニューの一覧が表示されます。この
中の[終了]をクリックします。
作成したプレゼンテーションを保存せずに PowerPointを
終了しようとすると、確認のメッセージが表示されます。
保存して終了する場合は[保存]ボタンを、保存せずに終了
する場合は[保存しない]ボタンをクリックします。すると
PowerPoint が終了し、Windows を起動した時の画面に戻り
ます。なお保存については P.19「6.プレゼンテーションの
保存」で詳しく説明します。
プレゼンテーションを保存してから終了するには
[保存]ボタンをクリックします。
プレゼンテーションを保存せずに終了するには
[保存しない]ボタンをクリックします。
終了を取り消すには[キャンセル]ボタン
をクリックします。
- 2 -
2. PowerPoint の画面構成 2-1 画面の構成 PowerPointを起動すると、次のような画面が表示されます。
※「タブ」とは、パネルなどを切り替えるための見出しのことです。
※「ペイン」とは、いくつかに分割された表示領域のことです。
リボン
タブで切り替わるツールバー。
コマンドボタンが機能別に分類さ
れています。
クイックアクセスツールバー
[上書き保存]、[やり直し]、[元
に戻す]ボタンがまとめられてい
ます。
[ファイル]タブ
[新規作成]、[開く]、[名前
を付けて保存]、[印刷]等が
まとめられています。
スライド
作成したそれぞれのページが縮
小されて表示されます。
ステータスバー
現在の作業状態を表示します。右
側には表示モードや縮小率を変
更するためのボタンも用意され
ています。
スライドペイン
スライドを編集するための
領域です。
- 3 -
2-2 プレゼンテーションの構成 PowerPointでは、それぞれのページを「スライド」と呼びます。スライドの集まりを「プ
レゼンテーション」と呼び、1つのファイルとなります。
2-3 表示モードの種類と切り替え
PowerPoint には様々な画面表示モードがあります。プレゼンテーションを作成する際は
必要に応じてモードを切り替え、体裁を整えていきます。
各モードはそれぞれの特徴を生かした画面構成になっており、プレゼンテーションを異
なった角度から見ることができます。
表示モードは、[表示]タブ-[プレゼンテーションの表示]の[標準]、[アウトライン表示]、
[スライド一覧]、[ノート]、[閲覧表示]ボタンで切り替えることができます。
また、ステータスバー右下の[表示モード切り替え]ボタンでも表示モードを切り替える
ことができます。ただし、[アウトライン表示]モードと[ノート表示]モードに切り替える
ボタンはありません。
[表示モード切り替え]ボタン
標準 スライド
一覧
閲覧表示 スライド
ショー
- 4 -
(1)標準表示モード
通常 PowerPoint を起動すると、標準表示モードで開きます。一般的なスライドの編集は
この表示モードでおこないます。レイアウトの変更、テキストの入力や編集、図形描画、
スライドのデザイン、各種グラフィックの挿入等の作業をスライド1枚1枚に対しておこ
なうことができます。
スライドの切り替えには、スクロールバーやスクロール矢印を使用します。
(2)アウトライン表示モード
スライドペインの左側に各スライドのテキストだけが表示され、スライド全体の構成を
参照しながら、タイトルやテキストを編集することができます。
スクロール矢印 スクロールバー
- 5 -
(3)スライド一覧表示モード
作成したすべてのスライドが縮小されて一覧表示されます。プレゼンテーション全体の
流れが一目で把握でき、スライドさせる順番の変更、画面の切り替えのタイミングや効果
も設定することができます。特定のスライドだけを見たい場合は、そのスライドをダブル
クリックすると、標準表示モードで表示されます。
(4)ノート表示モード
発表者のプレゼンテーション用原稿(ノート)を作成することができます。ここでは各
スライドの下に、発表の補足情報をテキスト入力したり、図を描画したりすることもでき、
発表時に読みやすいように工夫することができます。
スライドが縮小表示されます。
テキストだけでなく、図を描画す
ることもできます。
- 6 -
(5)閲覧表示モード
ウィンドウ内でスライドショーを実行することができます。他のアプリケーションソフ
トを利用しながらスライドショーを実行するときに便利です。
(4)スライドショー表示モード
プレゼンテーションする際に使用します。作成・編集の段階では、設定した画面の切り
替え効果やそのタイミングを確認する時などに活用します。
スライドショー表示モードを終了するには Esc キーを押すか、画面上で右クリックして
[スライドショーの終了]をクリックします。
- 7 -
3. プレゼンテーションの作成 ここでは「標準表示モード」を基に、テキストの入力や編集、スライドのデザイン、ア
ニメーションの設定などについて説明します。 3-1 テキストの入力 スライドには、テキストや図などを挿入するための枠があります。この枠を「プレース
ホルダー」と呼びます。
①テキストを入力するには、まずプレースホルダーの枠内をクリックします。
②プレースホルダー内にカーソルが表示され、テキストの入力ができる状態になります。
また、Enterキーを押すとカーソルのある位置で改行され、新しい行が作成されます。
③入力が完了したら、マウスポインターをプレースホルダーの枠外へ移動して、クリック
します。
プレースホルダー
カーソル
- 8 -
3-2 スライドのレイアウト変更 スライドのレイアウトとは、スライドでの各要素(テキスト、グラフ、表、図など)の配
置方法のことです。スライドを新規作成する際に設定したり、既存のスライドのレイアウ
トを変更したりすることができます。
スライドのレイアウトを変更するには、[ホーム]タブ-[スライド]の[レイアウト]ボタ
ンをクリックすると、レイアウト一覧が表示されるので、適用したいレイアウトを選択し、
クリックします。
または、スライド上のプレースホルダー枠外でマウスを右クリックし、[レイアウト]を
クリックすることで、レイアウト一覧を表示させることもできます。
※マウスを右クリックすると…
- 9 -
3-3 スライドのテーマ変更 プレゼンテーションに設定されているテーマを変更すると、背景の画像や色使いなどが
変更され、イメージを変えることができます。ただし設定するテーマによっては、スライ
ドのレイアウトがくずれる場合もあるので注意が必要です。
① [デザイン]タブ-[テーマ]の ボタンをクリックします。
②テーマの一覧が表示されるので、適用するテーマをクリックすると、テーマが変更され
ます。
◆選択したスライドだけにテーマを適用する場合は、適用するテーマの上で右クリックし
て、[選択したスライドに適用]をクリックします。
- 10 -
3-4 スライドの配色変更 PowerPoint ではテーマごとに配色パターンが用意されており、配色を変更することもで
きます。 ①[デザイン]タブ-[バリエーション]の[配色]ボタンをクリックして、適用する色をク
リックします。
②配色が変更されます。 ◆選択したスライドだけに配色を適用する場合は、適用する配色の上で右クリックして、
[選択したスライドに適用]をクリックします。
- 11 -
3-5 スライドの追加
①画面左側の縮小版スライド一覧から、追加する位置をクリックして、カーソルを表示さ
せます。
②[ホーム]タブ-[スライド]の[新しいスライド]をクリックすると、レイアウト一覧が表
示されるので、適用するレイアウトをクリックします。
③指定した位置に新しいスライドが追加されます。
カーソル
- 12 -
3-6 スライドの削除
スライドを削除するには「標準表示モード」か「スライド一覧表示モード」に切り替え
て作業します。
<標準表示モード>の場合
(方法 1)削除するスライドをクリックして、Delete キーか BackSpace キーを押します。
(方法 2)削除するスライドの上で右クリックして、[スライドの削除]をクリックします。
スライドをクリックして、
Deleteキーか BackSpaceキー
を押す。
- 13 -
3-7 スライドの順番変更
スライドの移動を行うには「標準表示モード」か「スライド一覧表示モード」に切り替
えて作業します。
<標準表示モード>の場合
①移動したいスライドを選択して、移動先の位置にドラッグします。
②ドロップすると、スライドの移動が確定します。
- 14 -
3-8 アニメーションの設定
スライドにアニメーションを設定すると、プレゼンテーションをより効果的に表示させ
ることができます。
アニメーションには、スライドに設定する「画面切り替え効果」と、テキストなどのオ
ブジェクトに設定する「アニメーション効果」の2種類があります。
(1)画面切り替え効果の設定
①設定するスライドを選択して、[画面切り替え]タブ-[画面切り替え]の ボタンをク
リックします。画面切り替え効果の一覧が表示されるので、選択してクリックします。
②画面切り替え効果が設定されます。
設定されたスライドには アイコンが表
示されます。
- 15 -
③[画面切り替え]タブ-[画面切り替え]の[効果のオプション]ボタンをクリックすると、
切り替わる方向を選択することができます。
④[画面切り替え]タブ-[タイミング]の[すべてに適用]ボタンをクリックすると、すべて
のスライドに同じ画面切り替え効果が設定されます。
(2)アニメーション効果の設定
①アニメーション効果を設定するオブジェクトを選択して、[アニメーション]タブ-[アニ
メーション]の ボタンをクリックします。アニメーション効果の一覧が表示されるの
で、選択してクリックします。
- 16 -
②アニメーション効果が設定されます。
③[アニメーション]タブ-[アニメーション]の[効果のオプション]ボタンをクリックする
と、方向などを選択することができます。
④[アニメーション]タブ-[タイミング]の[開始]で、開始のタイミングを設定することが
できます。また、[継続時間]を入力することで速度の設定もすることができます。
⑤[アニメーション]タブ-[アニメーション]の ボタンをクリックすると、より詳細な
設定ができる画面が表示されます。
設定されたオブジェクトには、左側に
アニメーションの再生順序が表示され
ます。
- 17 -
4. プレゼンテーションの確認
作成したプレゼンテーションは、閲覧表示モードやスライドショー表示モードに切り替
えると、実際のスライド上映のようにモニター画面で確認することができます。
(1)閲覧表示モード
[表示]タブ-[プレゼンテーションの表示]の[閲覧表示]ボタンをクリックすると、閲覧
表示モードが表示されます。
(2)スライドショー表示モード
[スライドショー]リボンの[スライドショーの開始]の[最初から]ボタンをクリックする
と、プレゼンテーションの最初のスライドが、画面いっぱいに表示されます。
Enter キーまたは↓キーを押すか、画面上の任意の位置でクリックすると、次のスライド
に進み、作成したプレゼンテーションを見ることができます。最後のスライドで次に進む
と PowerPoint画面に戻ります。
途中でスライドショーを終えるには Esc キーを押すか、画面上で右クリックして[スライ
ドショーの終了]をクリックします。
- 18 -
5. プレゼンテーションの印刷
PowerPoint の印刷は「フルページサイズのスライド」「ノート」「アウトライン」「配
付資料」の4つの形式で印刷することができます。
①[ファイル]タブをクリックして、メニューから[印刷]をクリックします。
②[設定]の[印刷レイアウト(***スライド)]右側の 印をクリックすると、印刷形
式の一覧が表示されるので、出力したい印刷形式を選択します。すると画面右側に印刷
イメージが表示されます。
③[印刷]ボタンをクリックすると、印刷が開始されます。
- 19 -
6. プレゼンテーションの保存
文書を保存するには、クイックアクセスツールバーの[上書き保存]ボタンをクリックし
ます。初めて保存する場合は、[ファイル]タブ-[名前を付けて保存]をクリックします。[参
照]ボタンをクリックすると、[名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示されるので、
文書の保存先、ファイルの種類を指定し、ファイル名を入力して、[保存]ボタンをクリッ
クします。
◆旧バージョンの PowerPointを利用する
[ファイルの種類]で「PowerPoint97-2003 プレゼンテーション」を選択します。ただし、
PowerPoint2013 からの新機能などを設定しているファイルを旧バージョンで保存すると、
それらが機能しなくなる場合もあるので注意が必要です。
③保存先のドライブまたはフォルダーを指定します。
④ファイル名を入力します。
⑤[保存]ボタンをクリックします。
①クリックします。 ②クリックします。
- 20 -
7. ヘルプとトレーニング
(1)ヘルプ機能
リボン右上の [Microsoft PowerPointヘルプ]ボタンをクリックまたは、 F1 キーを
押して[PowerPointヘルプ]ウィンドウを表示させます。
検索ボックスにキーワードとなる語句
を入力し、[検索]ボタンをクリックしま
す。登録されているキーワードと一致す
るヘルプの項目が一覧表示されますので、
該当する項目をクリックしてヘルプを参
照します。
ネットワークに接続していない場合は、
検索先をコンピューターに変更して検索
します。
(2)トレーニング
「Officeのサポート」は、Officeアプリケーションに関する各種サービスを提供してい
る Webサイトです。
そのコンテンツの一つにある「トレー
ニング」では、Office の各種アプリケー
ションの操作方法を学習することができ
ます。検索ウィンドウに「トレーニング」
と入力して検索すると、Web サイトが表示
されます。
「○○を操作する」といった目的別に、
画像や音声を使った説明や、実際に自分
でアプリケーションを操作する演習問題
などから、その操作方法を学習すること
ができます。
検索ボックス [検索]ボタン
クリックすると、表示されます。