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既存のファイルストレージ環境の限界を シンプルな発想で軽々と打ち破る F5 Networks × NetApp Intelligent Storage Solution 大量データへの適応力 UP ストレージに潜む制約 DOWN CAPABILITY ADAPTABILITY

Intelligent Storage Solutionf5networks.co.jp/shared/pdf/SB_NetApp_F5.pdf急増するファイルデータに適応できるストレージ環境。その実現に向けた改革を、F5とNetAppがサポートします。

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既存のファイルストレージ環境の限界をシンプルな発想で軽々と打ち破る

F5 Networks × NetAppIntelligent Storage Solution

大量データへの適応力

UP

ストレージに潜む制約

DOWN

CAPABILITY

ADAPTABILITY

急増するファイルデータに適応できるストレージ環境。その実現に向けた改革を、F5とNetAppがサポートします。

Intelligent Storage

ビジネスの現場では今、ファイルデータが急増しています。データベースに収まらない非構造化データの増加、映像データや画像データの高解像度化・リッチ化、事業継続性の確保やコンプライアンスの面から要請される複製データの増大、……。数も量も増え続けるファイルデータを素早く、手間なく、安全に収納・保管するために、これまでのファイルストレージ環境を大胆に改革しようという動きが強まっています。F5 NetworksとNetAppは、そうした改革につきまとう様々な技術的な障害や課題、コスト問題の解消に力強く貢献。ファイルストレージ環境をさらに進化させていきます。

ストレージ環境改革における課題

サーバ集約・統合に伴うデータ移行負担を解消

乱立したファイルサーバの統合• レスポンス低下が目立つ• 管理負担は増大するばかり• 容量増加によりバックアップ時間も増大• 統合時のデータ移行に不安

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レプリケーション時間を大幅短縮し止まらないビジネスを実現

ビジネスの継続性、障害復旧に不安• 遠隔地へのレプリケーションに時間がかかる• 障害発生時のデータ復旧に時間がかかる• データ消失の危険性が高まる06

仮想化により筐体をまたぐ巨大ボリュームを容易に提供

ボリューム容量の制限による管理負荷増大• 筐体をまたいだボリューム拡張ができない• データ量を抑えるには削除作業が必要• 筐体増設のたびにサービスの停止も発生

05

ディスクの使い分けと自動運用で総コストを削減

進まないファイルの階層管理• バックアップが想定時間内に終わらない• アーカイビング用のディスクにコストをかけたくない• ストレージの使い分けが面倒• そのためコストが下がらない

04

マルチベンダー対応だから移行も運用も簡単

他社製ストレージからの乗り換え• ベンダー依存のために高コスト• 市場評価の高いNetAppに乗り換えたい• これまでの投資も無駄にしたくない• データ移行時のサービス停止は困る

03

バージョンの差を吸収し、手軽に、スムーズにアップグレード

アップグレードに伴うデータ移行• アップグレードは自動化できず手間がかかる作業• 複数台から1台に集約をするのはさらに困難• 旧製品ではストレージの先進機能が使えない• データ移行時のサービス停止は困る

02

バージョンの差を吸収し、手軽に、スムーズにアップグレード

ディスクの使い分けと自動運用で総コストを削減

アップグレードに伴うデータ移行

進まないファイルの階層管理

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04

サーバ集約・統合に伴うデータ移行負担を解消

マルチベンダー対応だから移行も運用も簡単

乱立したファイルサーバの統合

他社製ストレージからの乗り換え

ファイルサーバが際限なく増え、システムが複雑化することで生じるレスポンスの低下や管理負担の増大。サーバの集約・統合はこうした課題の解消に極めて有効です。ただし、新しいストレージ環境への移行には多くの労力と時間が必要です。F5のファイルストレージ仮想化製品であるARXを利用してストレージ環境をNetAppに集約・統合すれば、インテリジェントに、サービス停止なしにデータ移行をコントロールでき、データ移行の作業負担を大幅に削減します。また、将来の容易なボリューム拡張、既存ストレージの有効利用による投資保護、ストレージの階層化なども併せて実現します。

あるベンダーのファイルストレージを導入したものの、ベンダー依存のためにストレージ増設にコストがかかっている。また、市場評価が高く豊富な機能を持つNetAppへ乗り換えたいが、既存ストレージへのこれまでの投資も無駄にしたくない。こうした要求にもARXはシンプルな解決策を提供します。ARX配下に既存ストレージとNetAppを並行して配置する、マルチベンダーのストレージ環境を構築可能なため、既存資産のリース期間などを考慮した段階的なNetAppへの移行ができます。さらに、ポリシーに沿ったファイルの自動振り分け、自在なボリューム拡張、バックアップ時間の短縮などにも威力を発揮します。

リース期間の終了、新しく提供されたストレージ機能を活用したい、といった理由により、これまでの既存NetApp筐体から新機種のNetApp筐体へとアップグレードしたいと思っても、実施には様々な壁が立ちふさがります。古い製品やN:1の移行ではリモートレプリケーション機能を使った自動的な移行ができない、作業は業務に影響のない夜間にしかできない、移行のために追加のソフトウェアライセンス費が発生する……。ARXを組み合わせれば、こうした課題はすべて解決できます。複数の旧ストレージから1台へと短期間に、追加のソフトウェアライセンス費なしで、しかも業務を止めることなくアップグレード作業をすることが可能になるのです。

ファイルの階層管理を実現できれば、ストレージ資産の効率的な活用やバックアップ時間の短縮につながることは分かっていても、手作業での階層管理は現実的ではありません。しかし、インテリジェントなARXならコストを抑えながら、大量データファイルの階層管理をいとも簡単に実現します。ARXは、更新頻度の高い1次ストレージとして高性能なSSDやFC(ファイバーチャネル)ディスク、アーカイビング用の2次ストレージにはコスト効率の高いSATAディスクを、といったように目的に応じて最適なディスクの使い分けを実現します。また、ポリシーベースで階層間のデータ移動を自動化。先進的な階層管理を容易に実現します。

01

03

クライアント

既存ファイルサーバ NetApp FAS

ARX

階層管理の導入により、バックアップ容量と時間を削減

ノンストップでデータを移行

今後ディスクを増設してもユーザ環境に影響なし PDF Word File

月次バックアップ 日次バックアップ

アプリケーションサーバ

他社製ストレージ

NetApp FAS他社製ストレージ

ARX

導入前 導入後

アプリケーションサーバ

旧ストレージ(NetApp)

新ストレージ(NetApp FAS)

PDF Word File

クライアント

ARX NetAppのレプリケーション機能であるSnapMirrorも利用可能

アプリケーションサーバ

ARX

1次ストレージ2次ストレージ

ポリシーにより6ヶ月以内に変更されたファイルだけを1次ストレージに配置

FCとSATAのディスクを使い分けて運用コストを削減

FC SSD

SATA

アプリケーションサーバ

ARX

1次ストレージ 2次ストレージポリシーにより6ヶ月以内に変更されたファイルだけを1次ストレージに配置

SSDとFCとSATAのディスクを使い分けて運用コストを削減

FCSSD SATA

東京本社〒107-0052 東京都港区赤坂4-15-1 赤坂ガーデンシティ 19階TEL 03-5114-3210 FAX 03-5114-3201

西日本支社〒530-0017 大阪市北区角田町8-47 阪急グランドビル 20階TEL 06-7711-1655 FAX 06-7711-1501

お問い合わせはF5 First Contactまで:www.f5networks.co.jp/fc/

ネットアップ株式会社

〒105-0001 東京都港区虎ノ門4丁目1番8号 虎ノ門4丁目MTビルTEL 03-5404-1300 FAX 03-5404-1399http://www.netapp.com/jp

©2010 F5 Networks, Inc. All rights reserved. F5, F5 Networks, F5のロゴ、および本文中に記載されている製品名は、米国および他の国におけるF5 Networks, Inc.の商標または登録商標です。本文中に記載されている製品名、および社名はそれぞれ各社の商標、または登録商標です。これらの仕様はすべて予告なく変更される場合があります。本発行物の記載内容に誤りがあった場合、あるいは記載内容を更新する義務が生じた場合も、F5ネットワークスは一切責任を負いません。F5ネットワークスは、本発行物を予告なく変更、修正、転載、または改訂する権利を有します。NetApp、NetAppのロゴは、米国およびその他の国におけるNetApp, Inc.の商標または登録商標です。

2010年12月A

導入事例、導入ガイド、関連技術資料などがご覧いただけます。

http://www.f5networks.co.jp/netapp

F5 NetworksとNetAppのソリューション

次世代データセンター構築を支援する両社の取り組み

クラウドを支えるデータセンターの仮想化を一気に加速

VMware ESX

VM VM VMVM

ETHER IP トンネル

ユーザ

F5 BIG-IP GTM

F5 BIG-IP LTM+WOM

NetApp FAS

VMware

リモート・キャッシング・サーバ

データセンター2クラウド

データセンター1

ユーザ・トラフィック

Flex Cacheポピュレーション/リフレッシュ

iSession トンネルセキュア&高速化

VMware ESX

VM VM VMVM

F5 BIG-IP LTM+WOM

NetApp FAS

VMware

送信元Flex Cache

iSESSION トンネル

iSESSION トンネル

VMOTION VM VM VM

VMware ESX

VM VM VMVM

ETHER IP トンネル

ユーザ

F5 BIG-IP GTM

F5 BIG-IP LTM+WOM

NetApp FAS

VMware

リモート・キャッシング・サーバ

データセンター2クラウドデータセンター1

ユーザ・トラフィック

サーバ間メモリコピー

キャッシュ転送

セキュアで高速な通信

VMware ESX

VM VM VMVM

F5 BIG-IP LTM+WOM

NetApp FAS

VMware

送信元 Flex Cache

iSESSION トンネル

iSESSION トンネル

VMOTION VM VM VM

次世代データセンターの構築には、データセンターの仮想化により、地理的な制約を越えてITリソースを最適化し、アプリケーションのパフォーマンスを最大化することが、重要な要件となっています。F5は、NetAppと連携して、VMware環境における仮想マシンのデータセンター間の自由な移動(Long Distance vMotion)を実現します。F5 BIG-IPシリーズをNetApp FlexCacheと連携させることで、VMwareで仮想化されたデータセンター間で発生するデータ転送を高速化。クラウド・コンピューティングの可能性を拡大します。F5とNetAppとの強力なパートナーシップが生み出す成果に、これからもご期待ください。

WOM: WAN Optimization Module

VoDサーバ

ARX

スペック上の最大ボリューム容量を超えた巨大ボリュームとして見せる

NetApp FAS

F5 BIG-IP LTM + WOM

自社データセンター

NetApp FAS

F5 BIG-IP LTM + WOM

バックアップセンター

NetApp FASリモートレプリケーションを安全・高速に実行し、必要時間内に完了

WAN

SnapMirror

レプリケーション時間を大幅短縮し止まらないビジネスを実現ビジネスの継続性、障害復旧に不安06

仮想化により筐体をまたぐ巨大ボリュームを容易に提供ボリューム容量の制限による管理負荷増大

ビデオ・オン・デマンドのようなビジネスでは、1ファイルあたりのサイズが極めて大きく、ストレージ筐体の最大ボリュームサイズに応じて収容できるコンテンツ数が決まってしまいます。このため、新しいコンテンツを追加しようとすると、筐体を増設するか、古いコンテンツを削除するか、しか選択肢がありません。また、いったん削除したコンテンツを復活するには、再エンコードなど長い時間を要する作業が発生します。ARXなら、筐体の最大ボリューム容量を超えて巨大な仮想ストレージを構築可能。ファイルを複数の物理ストレージに分散保存することもできるため、コンテンツへのアクセス速度も最適化できます。

事業継続性やコンプライアンスなどの観点から、できるだけ最新のデータを、障害や災害が発生しても安全な遠隔地に保管しておくリモートレプリケーションへのニーズは高まっています。しかし、データ量が増えるに従い、この操作に必要な時間は伸びる傾向にあり、障害発生や災害発生への対応が難しくなっています。こうした課題を解決するのがBIG-IP WOM(WAN Optimization Module)を活用したソリューションです。NetAppのレプリケーション機能であるSnapMirrorの通信に対して、データの重複排除、データ圧縮、プロトコル最適化により転送データを最適化し、極めて高速なリモートレプリケーションを実現します。

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