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Title 沖縄の踊り (3) : 古典舞踊「高平良万歳」 : 舞踊譜の体系化をめざして
Author(s) 金城, 光子
Citation 琉球大学教育学部紀要 第二部(21): 97-157
Issue Date 1977-12
URL http://hdl.handle.net/20.500.12000/29897
Rights
沖縄の踊 り 〔3〕古典舞踊 「高平良万歳」
- 舞踊譜の体系化をめざして-
金 城 光 子
DanceinOkinaw_a l3]''ClassicaldanceTAKADERAMANZAI
Aimi ngatSystemaliZingthe DanceNotation
●Mitsuko KiNJO
(Received9Ju)y1977)
舞踊の記録,表記はむずかしい多くの課題を含んでい')'
るようである。これまで.老人踊り 「かぎやで風」-'t女3:
斬り 「諸屯_Jの2つの作品の踊り像を描き.WJりの展開
がある程度わかるように図示してきた。
今回は.同じく男解 り 「南平艮万歳」の簡肺の踊り像
を描写したものを図示すること(こしたい。
この踊 りに関する解説および,分析検討は木紀要 r沖
縄のWJりの表現特質Iこ関する研究 〔3〕~古典噂駒 「鵡
平良万歳」 (男踊り)lこついてJに記したので本稿では
割愛することlこした。
研究の方法は.① 8ミリ,16ミリ.35ミリフイルム
lこ踊りの全形を収録したのち,㊨ I-10コマ佃の踊り
像をプt)フィールプロジェクターで拡大し,栂純の全体
像を描いた。
(3) 作品の総コマ数をかぞえ.踊り動作のまとまりに区
切りをつけてコマ数を記し時間を概許した。
④ 凶を踊り偶にならべ.図の下にコマ数を数字で記入
したのち約3cAの高さに像を稀少した。
㊥ 師り暇序lこならべた図に動作や「適の刷りの区切り
がわかるように番号を付した。この細 り節号は.踊りの
コマ数と時間の表に苔いた番号と同一である。
㊥ ⑥と対応するようにコマ数と時仰.歓嗣を示す表を
作蚊o
⑦ ㊥と@と対応させつつ tt踊り方"の概況を記した9
㊥ 踊り手は.琉球舞踊家の島袋光裕。
㊥触彬は昭和50-51年まで.那朝市民会飴大ホールで
行なった。
結 果
「砧平良万歳」の踊りの総コマ数は,喪lこ示したよう
に.8677コマで約8分3秒となった。tt出羽''は90コ
マで約5秒.-1入羽 "は118コマで約7秒である。
〔1〕 「通行口説」は.1849コマで約3分6秒.〔2〕
「万歳かふす師」は,1849コマで約 1分50秒の長さ.
〔3〕 「うふんしゃり貯」は1951コマで約1分50秒 .
〔4〕 「せんする節」は996コマで約55秒の長さとな
った。
踊りの榊成ほ,4つの曲で組みたてられているが.「通
行Lj脱」札 ■■静 '●としての●●序 "の部分. 「万歳かふ
す節」は''助●●としての"破"の部分, 「うふんしゃり
節」と 「せんする師」は,●一激動■'場面としての ●●急"
の部分ととらえられ.t一序-破-急叶の三部構成の踊り
と示されよう。
この榊りは,スタティックな中(こなだらかな直線的通
行の飾りから動感のある獅子頭をもつWJりとなり. 「う
ふんしゃり節」と 「せんする節」で.鵬動感と力性と緊
迫感を表現するクライマックスの踊りで構成され.兄弟
が親の仇を討つために出かける道中の様子や目的を踊り,
大道芸人としての軒子舞をたくましく踊り.敵前で柏手
●Phys.Educ., Colt_orEduc..Univ.ortheRyukyus
+ + 本叩風 土.【!.'ia:51年噴ま,・号m fキー'11・肝究抽助か ・的t,㌢IT:C:・:.稚也Gr・iH58024∴二上る餌食報;iif)--''誰でS;ら
ー97-
琉球大学教育学部紀頚 界21集
のすきをねらいせまる緊迫感をみせ.qいざ/討たん"
と政lこ向かって突き進んでいき見事仇討ちを済ませると
いう 「組腐 り万歳敢討」の劇的内容を舞踊として展開す
る ドラマ内容としての-耳性をもつ舞廟である。
柄り解脱.作品の全体構造,時間構成や空間榊成,義
解遊動の形式,effort--shapewardsによる基本
の運動のスタイル.柄り動作等については,先述した
r沖純の頼りの表現特質に関する研究 t3日 を参照のこ
と。
柄りの舞台上の移動形式は.(9「退行口説」が舞台下
手奥と上手前を結ぶ対角線上の往復での踊りであり,㊨
「万歳かふす貯」「うふんしゃり貯」「せんする貯」は,
舞台中央部分を前後-の往復で行なわれる。q出羽p(登
場)は対角線上を舞台中央地点へ,d入羽 "は舞台正面
から上手奥-向かって進み.対角線上を下手奥-向きを
かえて.両手で袖口をつかんで退場する。
付 配
本研究をすすめ.まとめるに当って多大なるこ協力と
ご助言をいただいた舞踊家の島袋光裕氏に対し紙上をも
って噂くお礼申し上げます。データの巷理については.
沖槻キリスト教短切大学の国書其紀子先生の協力を村ま
した。教育学部初等教育科休育専修の崎原光子さんlこ手
伝ってもらいました。乾上をもって感謝の意を表します。
文 献
日 伊波普猷 :r琉球戯曲集J春陽堂 PP634-
673 1929
2) 金城光子:「沖組の踊り仙 一 古典舞踊 「かぎ
やで風」一 帯楠譜体系化をめざして-」r琉球大学教育
学部紀要J帝19典 第2部 PP.68-72 1975
3)金城光子 :「沖縄の踊り(2)~ 古典舞踊 「祐屯」
r琉球大学教育学部紀要J帝20典 第2部 pp.163
-209 1976
4) 芸術祭迎常春員会 :r芸術祭総覧J 沖机タイ
ムス社 1963
-98-
金城光子 :沖机の踊 り〔3〕 古典舞舶 「砧平良万歳」
「高 平 良 万 歳 」
柄 りの コ マ 数 と時 間
8677コマ-・-------・--約 8 分 3 秒
2562 回
〔り 並行E)脱
-ヽ/l
掛
り
前
納
500コマ
約28秒
(間奏) .…‥_.…一.
踊 り (2)--
520コマ
約29秒
499コマ
約28秒
踊り (5)-・・
365コマ
約20秒
踊り (6)--377コマ
約21秒
踊り (7)・-・403コマ
約21秒
川i羽 ・立場) --・・
63)⑧
③⑥
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3)8mipsahkaktJhwukakuchi
⑧ shimJbiskinbbirLi-・・-・・
③ 加 hinjityi
◎ mtlramuraSabzattJ-
3520コマ・--・-----・・--約3分6秒
⊃~7 コ~7I- 90 ..--
91-- 260…_一.
261- 355…‥
一一_..…一日‥_‥356- 428
429- 543
544- 586
587- 649
650- 824
825- 924
925- 986
‥….987- 1104
⑨ h iktJib8 ・・・・一・・・--1 ‥1105- 11651166- 1199
tar8y85hintlbulichintJmun・一一一・ 日----・・・-・1200- 1338ch-oa-esh呈rimini---l
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1339- 1409
1410- 1627
1628- 1712‥一.--
1713- 1872,.‥…
1873- 1972...‥…
1973-2087_______
2088- 2157..-__…
2】58- 2207‥.…‥
2208- 2269-・-I
2270-2411-.一一・一.
令 EnalenimuhitinBg&muriha一一・-・・-・・・-・-・・・・.・・・2412-2534・・・・・・
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㊤ tachiytLyAi
③ yashimushigatayaytlSuShir8Tt
(入羽 ・耗台中'jt輿へ)-・・一・-
(韮 ・枕を託き小氾典をもつ)
(出羽 ・踊りの閉輸捕えlJ
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② niFP ChiufudatiftJmaChiriyd-
-99-
2535- 2632..…‥‖
2633-2689----
2690- 2808・---I--・・・
2809-29601・--・・・・・・
2961-3063-・--
3064-3218・--‥
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約5秒
160 ‥‥約9秒
100 - ・‥- 約6秒
115 ‥‥_.約6秒
70 ‥_.約4秒
50 ....…-約3秒
62 ・--・- 約3秒
142 ・・-一一・約8秒
123 -・・・・・..・約7秒
98 ・-‥-.・約5秒
57 ・・--I--約3秒
119 -I--一・・約7秒
152 ・・--一・約8秒
103 1--- 的6秒
155 -・-- 約9秒
3219- 3278・-・----・ 60 ・・・-・- 約3秒
3279-3343・・-・・・・-・ 64 ・・-・一・・約4秒
・- 3344- 3463・--・・・ 119 約7秒
・・・3520- 3883一一・一--・- 364・・・・--・約20秒
1847コマ-----・---・--約1分50秒
3884-4117一・・一- 一・・一234 ・一一一約13秒
4118-4177-・・・.・-・・--60 ・・- 一一一t'・)3秒
4178-4247・-- 70- 約4秒
4248-4386・-・一-・ ・139--・r 約8秒
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132コマ r空 kiてuniiachan
約7秒
うふんしゃり節
466コマ
約29け
255コマ
約14秒514コマ
〔り せんする節
ill)IJ
4688-4788
4789- 4831
4832- 4934
4935-4996
4997- 5057
5058~ 5089
5090- 5210
5211- 5247
5248- 5278
5279- 53日
5312- 5345
5346- 5400
5401~ 5466
5467- 5600
5601~ 5628
5629~ 5667
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2
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7682- 7761 80 約4秒
7762- 7831.日
7832- 7895-
7896- 7854.
7955- 7998‥
7999- 8039.日
8040- 8081‥
8082- 8143.
8144- 8200‥
8201- 8257-
8258- 8308
8309- 8395
8396-8440・
8559- 8677・
8441- 8558 ・
64--日 約4秒
59・一一一--- 約3秒
43 -・ - 約2秒
41.…-.…-約2秒
42 約2秒
62 ・・----約3秒
57- 約3秒
57 約3秒
51・・・・- - 約3秒
87一一・----約5秒45-- 約3秒
119 ・ 約7秒
118 約7秒
金城光子 :沖純の踊 り〔3〕 古典珂柄 r布平良万歳」
踊 り 概 脱
〔日 過 行 口 脱
前 垂
入 城 (出羽)
(1)
① uyanukatachiyuutantei
① ㊥ ㊥
親の敵を 討たんてやり
旬 manzaishigatani
① ㊥
万才姿に
㊥ uchiyachiri
打宰れ
④ boTtuchlrtunitachishikudi
C1) @
棒と蚊とに 大刀仕込で
(2)
① amigasafukakukawukakuchi
舶繁深く 顔隠ち
@ shinubishin-ubini
忍び 忍びに
@ tachinjityi
立山でて
@ muramur?.satuzatu
CTl)(釘
付々 !l!.々
右手に杖 (スティック)をもち.左手で袖口をつかんで.両手を
前方-伸したまま.右足から前進 し舞台中央よりIこ立つ。 (基本立
ち)
①膝をまげ右手 (杖)を体前内側-ひねりながら右腰をねじりまげ
首を右に傾ける。㊥右足を出すと同時に右手を前方上-突きあげ.
左足を出すと同時に右手を下ろす。㊥ 再び右足を出し右手を突き
dlL,左足を右足械-出しでt基本立ち■となり.右手を下ろす。
①右足をサッと右改構に出し膝をまげると同時tこ右手を右下lこ下ろ
し@右手を右上へ突き上げて手首を内側へねじり杖を下に向けて右
下-下ろし首をかしげて右手をみる。
後方-向き.右手を休約-あげ右足から2歩歩き.3,6咽 の足で
"右まわり'■して前方に向く。
①両膝をまげ両手で杖の蛾をもち.両手を右斜下へおろし左横へ向
㊥ き左足をあげながら両手を右斜下から左斜上-あげる。左足をおろ
し,左足に右足をそえる。◎同動作を右掛 こ向いて行なう。㊥右手
に杖をもちかえ体約-あげ右まわりして前方-向き.1品本立ち" と
なる。
右足を右斜後へ引き.右手を右下(こ下ろすと同時に1.7.手で笹の左ふ
ちをつかみ首を左へ傾けて右斜下-顔を向ける。㊥左手でGをつか
んだまま左斜下方-視線 (顔)を向けると同時に左膝をダイと左側
-ひねり.上体をやや前方-向ける,この姿勢のまま,右足から前
方- 3歩歩み. 311>.日の右足膝をまげて出すと同時に,左手を笠
から赦 し.手のひらを下に向けて前方-lt!JL左足を前-摺り出しか
かとをつけると同[).'itこ左.手を左斜上-手のひらを上に向けてあげて
とめ.その方rfTJをみる。
左手を袖F)右手を体前へあげで ()'まわり■'して綾方-向き右足か
ら3非歩み3妙EJのJJ;'h!で 右まわりq して前方へ向きltllj足を揃え
て、7_つ。
右足をあげると同時に右手を体駒から右上Iこ突きあげ右足と右手を
同時lこ下ろし.L了蛙に/ii足をそえる。
左横lこ向き右手を右下に下ろし.左足をあげながら[:.手を休I袖から
OD左斜上へあげ./.7_足と左手を下ろし,左足に右足をそえる。@右
-101-
琉球大学教育学部紀要 第21袋
@ ku iklJriba
越え来れば
(間 奏)
(3)
① terayash舌nubu tichinumun
Clj (参
平良や忍ぶ 敵の門
㊥ ch石d言shirimini
㊨
兄弟 尻目に
@
㊥ mishigushiti
㊥
見過 して
④ ushirunumichinimigu
richiti
後の遇にlnjり来て
く間 奏)
(4)
@ yukushu iyushinuunka
m l nl ① (令
@
行く末吉の御神に
㊨ inurukukuruwa
祈る心は
㊥ waga tichini
我が敢lこ
㊨ isu jir ichawash i
急ぎ 引合ち
㊥ tab石ri tei (FhFJ奏)
右手を体前-あげ,左手で袖口をつかみ●●右まわり"する。
右足を横に出し,右手を右斜上へあげて下ろし,q基本立ち" とな
る。
①右足を右斜後-引き.右手を下(.こ下ろし.左手を開いて体前にあ
㊥ げ両膝をまげるC㊥膝をまけ,」二体をJIiにねじり約万-向きながら
左足をあげると同時に左手を斜上-あげ,左足かかとをつけて前方
へ下ろすと同時に右手の平を鵬き右-向けて手首をややたててサッ
と休嗣下-下ろし,左足に屯心を移す。
㊥左手を下ろし両手を休前で開 く。
㊥右足を左足に交差させると同時に両手を休前で打ち合わせ右横に
体を向けて.右斜後-顔を向ける (みる)。
㊥右手体前,左手袖口をっかみ後方-向き右足から5渉進み.
⑦ 5赤目の右足で 右まわり''し右足を 1妙だすと同時に右手を休
前へ引き,右手を体前-突き出すと同時に右足に左足をそえる。
右手を斜上へあげ右足を右横に出してq並木立ち"となる。
①左足を左斜後に引き体を左横に向け左手を左下におき.右手首を
立てて体側へ出して左へ顔を向け膝をまげる。
㊥右足をあげると同時に右手を上へ突きあげ,上体を左-ねじりな
がら前方へ向けると同時に右足かかとをつけて下ろし,右手首を内
側へひねり手のひらを外側-向けて杖を立てて下ろし体前でとめ,
右足に垂心をかける。㊥この姿勢のまま左右左と前方へ進み左足を
出し両足を開くと同時に右横-向き右手右拭.左手左横lこ置く。
その・%まの姿勢で後向きとなり右足をあげて下ろすと同時に¶右ま
わり''をして前方へ向き右足を右斜後-引くと同時に両手を体前か
ら左右に開き右横向きとなる。
右足で床をふむと同時に両手を体刑で揃え左足をあげると同時に左
横-向き両手を左右に開き (二段バネ)左足を下ろすと同時に両手
を体酌に揃え (閉じ)右左 とその場で足か 子 (トントン)をふみな
が ら両手首を体前で内側-クルクルまわしl上める。
右横に向きをかえ同動作を右足をあげて行なう。
後向きとなり右足を出してd右まわり叶をしき造本立ちとなる。
-102-
金城此子 :沖組0).ifJり〔3〕 古典和郎「t':.';平良万劇
(5)
① nubu tis九ada∩niguwanta
tili (D
㊥
発て社也に
@ mafenimuka itinagamu
riba ④
@
ft南に向ひて
㊥ yumunuchishichinuumu
shiruya ⑥
四方の漁色の面白や (間 炎)
(6)
(む chiitukiramanu lunaka
mlWa㊥ ①
伊計と摩良問の液中lこは
@ amanuchiribuniu chichi
riti ㊥
④
海士の釣丹 浮きつれて
(妙 uchinukamumitumima
goya @
⑥
沖の噂と見紛ふや
④ su rikarakuda ikudari
chitiHeyi"
⑦ ⑧
それから下り下りて来て (エイ)
(7)
① u tiragumu∩ni
か寺加門に
@ tachiyuya i
Q)
立寄やり
Clj両膝をまげ右手首を体前Iこ引きよせ右足をあげて1歩ふみだすと
同時に,右手を斜上-突きあげ右足を下ろすと同時に左足を右足後
にそえ,右手をおろすと同時に左足をやや後に引き.㊥右足を後へ
引きながら両手を体嗣 (側)下から上-あげ膝をまげて坐り (右膝
を床につき左足立となる)両手を体前-下ろし休駒へあげると共に
頑を下げる (おじぎする)(妙立ちあがり左足Iこ右足を交差してだす
と同時に右横に向き両手を斜下-開き,④左足を出して両足を開く
と同時 こ両手を斜上-あげ両膝をまげながら両手を体前-おろして
くむ (杖をかつぐ形となる)㊥この姿勢のまま頑をかしげて左斜上
右斜上をなかめる。㊥後向きとなり右手体臥 左手地口をつかみ,
右足から5渉前進し53Ji目の右足でd右まわり"し,右足を横に右
手を斜上に上げ下ろして迎本立ちとなる.
◎左足を左斜駒lこ出すと同時に右手を右下Iこ下ろし,右足を左足に
交差すると同時に右手を右下から上-あげて左手lこ下ろしそえ (杖
先を上lこむけて立てる)膝をまげて坐る(左膝を床lこつき右膝立て)
右手を右斜上-あげながら立ちあがり,㊥右足を右斜前にだしなか
ら同動作を右横(こ向いて行なう。収後の左手を斜上-あげると同時
に立ちあがり.(妙サッと後向きとなり1-右まわり"し.右足を右横
に出すと同時に杖をもちかえ.両手を左下から右斜上-あげ (杖先
を前方にのばす)上体を左横-向けて左足を下ろしながら1歩ふみ
だし,両手を休前左前-移動させて止めると同時lこ右足を左足lこそ
える。
㊨左足を1歩ふみだしなから.両手を右下から左斜上へあげ,上記
と同動作を右横を向いて行なう。
⑥前方-向き.両手を左右に開き (右足後ろ)
㊥左足から4渉前進 しなから,左足を1歩だすと同時に.両手を体
前で揃え,右足だしのとき.両手を左右lこ開き.左足だすと同時lこ
両手の開閉 (手首の上下振り)を素早く (2回)行ない両手を開く
と同時Iこ左足を機に出す。
㊥左足を前にだして【右まわり" し後向きとなり (右手休前あげ.
左手柚つかみ)右足から5妙所過し.5歩目の右足で..右まわり"
して前方-向き,㊥両膝をまげ右手を右下- く手のひらを外へ向け
て)下ろし,膝をのはすと同時に右足を上-,右手を右上へ突きあ
げL'eyi"で左.右と足拍子をふむ。
(D右足を後-引くと同時に右手を右下-下ろし.右横へ向き左手を
開いて休前-引き寄せ.手のひらを胸-あて,左手を体前から斜上
へあげて下ろしながら.左足から3渉前進し,4赤目の右足を出す
と同時に右手首をひねりながら体前石-おき,左足を右足横に出す
と同時に右手を右斜上-突きあげて下ろす。
㊥左足を後Iこ引き左横向きとなり,右手を右下-手首を立て (杖を
-103-
⑧ yasbimush呈ga
shiran
㊥
休む姿や他所知らぬ
(間 奏)
(後 奏)
(撫伴奏)
万 才 か ふ す 節
前 奏
∫
① manzai ko shiya
万歳かふすや
t㊥ yanza ikoshjya
やんざいかふすや
琉球大学教育学部紀要 第21集
tayayusu 下-向けて)出し (切り返し)上休を左方-向け右足先を右外側-
向けて出すと同時に右手を上へあげて,体前へおろしてとめ (切り
返 し)t一石まわり''して後へ向き (右手体弧 左手袖つかみ左横へ
おく)右足から3'歩前進し.3歩目の右足でtt右まわり" し前方へ
向き
右足を右横-右手を右斜上へあげ,体前-おろし基本立ちとなる。
左向きとなり (舞台中央奥向き)左足をあげて 1歩ふみだし,右足
をだすと同時lこ右手を体前から斜上-突き上げて下ろし,左右左と
4渉前進し (舞台中央-)左足に右足をそえ後向きになる。
杖をおき賃をはずして置き,次の踊りの身仕度をし.獅子頭 (馬頭)
を右手にむらさき布を左手にもち,体前へ両手を開いてあげて出を
待つ。
⑧ ni guwa (:hiufu dati
二 月お穂立て
㊥ fumachiriya
穂祭や
@ tinyurikudarinunannu
天より下りぬ 何の
fiduriya
日収や
1回目坐ったままの姿勢で待ち.2回目,立ちあがり.左足を右足
横に出して右まわりしながら.右足をあげて正面へ向き右足を下ろ
し,左足を左横に開いて出し基本立ちとなる。
何両手を右斜前へまわしあげて,右斜前を見,右横-下ろしてサッ
と左横-伸ばしてあげると共に左足をパ ッとあげ左方を見.次いで
塞.右と足拍子を打つ。
㊥同動作を右側-行なう (両手を左横-まわしあげ右横へのばして
足拍子を打つ)
(勤前方をみると同時に.右足を後-引き左足を前へあげ両手を左右
に開 き,上-あげて抱 きこむようにしてまわして体前-揃え.前
方へ突きだすと同時lこ左足を 1歩ふみ出す。この動作を右足.両手
まわし突き出し.左足 ・両手まわし突き出しと前方へ (舞台中央前)
4歩進みながら行なう。
㊥4捗目の右足を出すと同時に両手を体前で素早く2・回まわし.左
足を右足にそろえると共lこ両手をサッと左右に馳き同時に左足をパ
ッとあげ左右と足拍子を打つ (トントン)
㊨左足を引いて左横を向きtt切り返し構え"t一切り返し"で "右ま
わり"をして後方 (舞台中央奥)へ向き (右手体前,左手左体側)
右足か ら小走りで5歩前進し,5歩日の右足で"右まわり''をして
前方へ向く。
㊥右足を後-引き右手を右下-おき左足をあげ下ろす。左手を体前
-まわ し引き前方へ突き出す。次いで左足から3歩前進 し左に.右
-104-
金城允T-:沖組の踊 り〔3) 古曲舞榊「II:a-5平良万歳」
④ yuiti durT
よい 日取 り
⑨ mさyan bu sai ish舌yaga
a Sa I
㊥ ti∩ yu riku da rinu
天より下りの
㊥ nu nu u i JOJlnu
布紙上手の
@ ayauyiwu tu ku nu
綾扱rJの
㊥ nishichinu chi∩ ran
鈍の金欄
⑲ ka rawu nu chin ran
lh-・竿の金欄
@ u tu ku nu ch6 jiaya
男の長者や
⑱ ninmanu ch6 jiaya
荷馬の長者や
⑯ niu iyuwa riti
荷負ひ祝ほれて
ya∩ zayuwa riti
やんざゆわれて
ya∩ za ya∩za tuやんぎ ゃんぎと
⑯ nmanutitGriba
馬棄て 通 りは
足をそえる。この時1,!B・前進する毎に.左手を休前-まわし引き前
方へ突き出すo3'lJL・目の左旭をだしなから左手を紫早く2回まわし
般後に前方へ突きだす
⑦㊥右足を後-引きJL7.足をあげると同時lこ.r'巧手を右下から右斜上
-まわしあげILJ1J方をみる (左手前方,右手右上)左足を右足蟻へ下
ろし右足をそえるとlr・'jJ時(こt一石まわり" して.⑥左足をふむと同時
lこ右足をあげ両手を/.::fから左斜上へあげ前方をみる (右手前方.
左手右上)l■右まわりけ して再び㊥ の動作を行ない左足あげたまま
例方-体を向けて,
㊥両手を上-あげ左足を下ろしながら膝をまげて坐り (右膝を床に
k.てる)両手をゆっくり体前へ下ろす (右手前.左手械)立ちあが
り両手を上-あげ,∫)'足をふみだし,両手を下ろしながら膝を曲げ
て坐り (左膝床立て)
㊥膝まげで (床(こ膝をつけない)坐ったままこきぎみに4歩前進 し
ながら.両手を体前で/,:jlfこ振る。rJij膝を床lこ立て左雌を向き右手
を体前-だす (切り返 し構え)上体を前方-ねじり向けると同時に
右手を上から休駒へ下ろして止め (切り返し)
⑩立ちあがり'l右まわり●■して後方を向き (イT'手体前.左手体側)
小走りで3'S・前進 し3)i;・(三】の右足で■イ1'まわり'' し前方-向き基本
立ちとなるQ
⑪左足を左斜約-出しイ~)'足を左足に交度しながらイ了手を右帖から上
へあげて膝をまげて4!_りA・'.手をfl手-そえ,バッとJIJ手を有料上-
引きあげて手首を前方-まげろ (斯子頑を前方へItijける)
㊥右足を右斜へtliLTF]1仙作を行なう
⑱7胡泰を左斜後-・31き (lL切妻床立て)左手を/.I_下におき.JJ-手を休
側 (切り返し構え)上体をねじって左斜前方へ向くと同時Iこ右手を
パッと上から仙ポ1- 卜し.
⑯立ちあがりイ7-手をILJ了J方へつき出したまま小走りで右-グル リと旋
廻し,前方-ltは '1兆ホ立ち"となる。
⑯LrJ.足をあげると同叩くこIllJj手を体ILJIJで揃え下ろすと同時にJJ-足をあ
げてバッとILhJ.手をJEイJ'に側き右斜前へIhjくCイ1'足をL.)'斜的-出しA:_
足をそえると同時(こ,rll-j手を右釣上-そろえてあげる (i_i手上.良
手下)同動作を7.:..ll-,I.:.,右と5r!旦l行なう。
⑯左斜上-あげた両手を休前で交E三・させて膝をまけlllij手を左右-バ
ッと開いてJlJ足をあげ (トン トン.JJ'.良)とhilfl子を打つ.
㊥左足を引いて左向きとなり.'切り返し構え■■TrL.-t切り返し"杏
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㊥ ichida∩tu
一段と
⑱ fumirarit云
誉められた
⑯ kiyun
今 日も
⑯ achan
明日も
@ uyue-gutu (yu)
御祝事
うふんしゃり節
前奏
① tuna-inGmimichiriha
nachiri
降りの耳切り 舟切り
㊥ gunifichimiyaaga
政引き格が
㊥ mi ha gi
目剥 げ
④㊥
=U ur■1.nら
bukn
白
eに
首
W鼠
chuni
㊥ar左ka-zT荒頚 じ
⑨k-uw-arてti街ほれて
㊥ abir左ZTurabaji阿鼻らじ 喚はず
琉球大学教育学部紀要 第21集
して't右まわり"をし後方-向き,
⑱小走りして舞台中央奥へ7渉前進 し7'lJi日の右足で"右まわり"
し前方-向く。
⑲両手を右横へあげ素早 く左横へ移動させると共に左足をあげ トン
トンと足拍子を打ち (左手横.右手前)
⑳両手を右横へ素早 く移動させ,右足をあげ トントンと足拍手を打
つ (右手横,左手前)
㊧後-向き,左足をあげると共に両手を上-あげ下ろしながら1歩
進み (うふんしゃり師の前奏を的さながら).帝台中央奥で後向き
に小道具 く新手頭)をおく。
両手とも袖口をつかみ立ちあがり右足をあげながら"右まわり"し
て正面へ向き代基本立ち''となる。
①左手を腰にとり.左足を打つと同時に右足と右手をあげ (手は撮
りこぶLをつ くる)右足を下ろ してふみだすと同時に右手を体前-
下ろし,左足を右足にそえる。同動作を左右と3回行ない,左まわ
りして後方向きとなる。
檀)<二電ガマク> 左足を出し右足をあげると同時に両手を右横へ
あげ (こぶ し)右膝をググッとねじりまげながら.両手を前方-秤
し出し,上体を右横へ傾斜させる。同動作を左,右と3回行なう。
㊥q左まわり''をしなから.両手を後で細み正面-向き●一基本立ちけ
となる。
㊥両膝をまげ両手を体前下で開き (手のひら下)もちあげて拍手す
る。
@左手腰にとり,右手のひらを上に向けて耳もとへあげ,右足をあ
げで l右まわり''をして正面へ向き右手を上へあげ体前を通して下
ろす。
㊥④の拍手動作を行なう。
⑦⑥ の動作を左手,左まわりで行なうO
㊥両手とも袖口をつかみ体前下で左右に鵬き右左と足拍子を打つO
左妃を打ち右足をあげながら両手を体側から頭上へ開きあげ.正面
を凝視 したまま顔前上で両手を組み合わせる。右斜前に向くと同時
-LOG-
⑦ tunuga zi
眺かす
金城光子 :神仙のWJり〔3〕 古拙邦踊 「.i-.I)'・.卜良万歳」
に左肘をパッときげろ。次いで右足をおろし/.:.にをイliLfこそえ ろ 。
同動作を右足打ち,左足あげて行ない般後lこ:liJj手軌 的上に組み合わ
せて休を正面lこ伸 ナてIll'J'足をそろえて立つO
㊥両膝をまげてピョンとJ-JIJ方へ●●両足珊切FL17J方とぴ''を行ない両手
を体前からサッと/.:.Jl:)'に朋 くと同時に右左と足拍子を打つ。
㊥ umiiriya盲忠人や エー
@ sa tu-chu ldu-e-sa tuga
当1-人だう (やい)里が
⑩ munu igurashayanu nita
tiru gae
物言ひぐらしゃや 何(こ皆てるが
㊨ iu danuchaginaya.
ふだ抜ぢやげなや
せ ん す る 節
Q) chonuku ta rugachu ku ta
nba i
岸至の小太郎が作たんばい
㊥ chibirugi
JJいまげ
@ ya ritiru
破れ手飽
㊥ wG skigiti
緒すげて
④ ita jiriminu chi
振切日放
④ nu iki ta rumi ih云h云 tu
乗り来たる みいはあはあと
⑲ ●一左まわり"をして後方- 回き,㊥の動作 (二-qfガマク動作)杏
Jl-,左,fiと3回行ないながら舞台中央奥へ進む。
㊥石比をふみだLで ●/I:_まわり●'をし正面へIrijさながら.両手 (辛
のひらを朋 く)を体側下からiili上へ開きあげ.この姿勢のまま左足
からゆっくり136ずつ61L;・rJ;1逃し,6非臼のL)'iiiをまげて出すと同
flかこ両手を[17.l'l・_で押えLL・.め/I・:足をA三城にL._L')すと同時lこ両手を頭上か
ら左右lこ開いてLl二めるO'.JltホV.ち"
㊥左手袖口をつかみ.Jl一手をJT'Fに倒いて左肘 こrT・jき【切り返し構え"
叫切り返し"でイJ-iわ・L)をし後方へlIJは tl'妃から735・前進,7歩目
のJl一足で右まわりLJTiltll-Il'りく。
㊥右手のひらを」二lこrr'7jり仙 'J;Jに引きよせ押し出すと同時Iこ右足を 1
I.i;・ふみだし六三足をイi足IこそえるO
⑭右足を後-引き両手を休側下で左右 こ開き頭上へあげる。次いで
両手をおろしながら右斜前向きで前方をみ.両手のひらを下にして
両膝におき頼る。
Q)坐った姿勢でボンと拍手すると同時にfT.ちあがり。お手を腰にと
り左手を体駒よりiLJ;J万上-押 しあげながら右,左,右と桐過し3歩
目の右足桟にJ.二足を出し両手で袖をつかんで.一法木立ち-となる。
㊥右足をふむと同時に石仏に向き左足をあげ両手こぶLをIこぎり体
側から上-ふりあげる (i-]'手上.左手体IiTJ)
(申次いで右まわりをし右足をあげて左城に同動作を行なう。
④再び旬の動作をJjlAに行なうO
㊥左足をあげたまま正面-体を向け右手左手と交互に内側-まわし
て休前でとめる (こぶし捗り)0
㊥右足左足と足跡みしなから (前進後退)両手を体前で交互に押し
山す (こぶし槻り)0
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琉球大学教育学部紀要 第21塊
⑥ shiichion chion
Lいつやうん つや うん
㊥ yanzaik岩shiya
やんざいかふすや
㊥ umamさsaT
馬舞者
㊥ gezimoTt云ShishimoTt-a
規子舞うた 獅子糾うた
⑨ kanerumunu
かにあるもの
⑲ umikakitami
御目かけたみ
⑱ wukachabakai
可笑しゃばかり
㊥ shitariga
したりが
㊥ chion chion
つやうん つやうん
⑲ y石Chion chion
ようっやうん つやうん
(後 秦)
退 場 (入 羽)
⑦右足をふみだし右手下左手体前におき (右手と左手を体前で交互
にふりあげながら)床をけって2回とぶLt両足けりあげ跳びル
@左手を体前にまげ右手を右上に後方からまわしあげながら前方を
み.右足から右横-3歩進む。I.i:_足をあげる (右手右上./,・:T・一体前)
(こぶし侭 り)。
㊥伺動作を左横-行なうO
⑲㊥と同様に右手を上.左手を体前にあげながら左ぺ旋廻して舞台
中央-位把し正面-向く。
㊥/Ii妃をEt!IL左手を腰にとり右手を体側下から頭上-引きあげて下
ろしながら坐り (右膝床立て)右手を顔前上 (ひたい)でとめ,前
方をみて右横へはらうC
⑲右足をだし坐り左手で同軸作を行なう。
⑯再び右手で同動作を行ない地検に右手を右横-はらいながら立ち
あがる。
⑭両手を休前で交互に前方-押しだしながら㊥と同動作を行なう
(こぶし振り)足ぶみ。
㊥ ㊦と同様に前方-●●両足けりあげ跳び沖を2回行なう。
⑯ 両手袖口をつかみ右足を臓に出すと同時に上手奥へ向きを変え
(左まわり)左足から対角線上- (下手奥と上手前を結ぶ対jl]繊)5渉
進み左足を対角線上-おきJ了足を損-出して左まわりをし下手奥へ
向くM的切り"
左足から前進して退場。
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