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LaON LT750 簡易取扱説明書 ( BSCCK100 オプション装着システム ) LaON Technology LT750 EXPERT System l はじめに ワイヤレスインターカムは子機(ベルトパック)を親機(ベースステーション)に登録設定済みです。 グループ 1~5 を切替えて同じグループに設定された機器同士で通信することが出来ます。 ベルトパックのディスプレイに表示されるグループ番号をご確認ください。 ディスプレイが消灯している場合は、「TALK」と「PWR」以外のいずれかのボタンを押すと表示されます。 システム全体でベースステーションを含む 11 台までの同時双方向通話が可能です。

LaON LT750 簡易取扱説明書°¡易...14 5540 15 5560 16 5580 17 5600 18 5620 19 5640 20 5660 21 5680 22 5700 12 ・外部機器との接続 AUX、4Wire機器との接続にはリアパネルのXLRコネクターを使用します。接続した機器のレベルはメ

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LaON LT750 簡易取扱説明書 ( BSCCK100 オプション装着システム )

LaON Technology

LT750 EXPERT System

l はじめに

ワイヤレスインターカムは子機(ベルトパック)を親機(ベースステーション)に登録設定済みです。

グループ 1~5 を切替えて同じグループに設定された機器同士で通信することが出来ます。

ベルトパックのディスプレイに表示されるグループ番号をご確認ください。

ディスプレイが消灯している場合は、「TALK」と「PWR」以外のいずれかのボタンを押すと表示されます。

システム全体でベースステーションを含む 11 台までの同時双方向通話が可能です。

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l ベースステーション(親機)の操作

各部の説明

① 電源スイッチ

② ディスプレイ

③ TALK ボタン

ヘッドセットコネクター 18 に接続されたヘッドセットでトークするときに使用します。

ボタン上部の LED は、リッスンのみの状態では点滅し、トーク中は点灯します。

④ TALK GROUP ボタン

ベースステーションに接続されたヘッドセットでトークする通信グループを変更します。

⑤ 4W ボタン

4W に接続された機器との通信 ON/OFF を切り替えます。

⑥ 4W GROUP ボタン

4W に接続された機器の通信グループを変更します。

⑦ AUX ボタン

AUX に接続された機器との通信 ON/OFF を切り替えます。

⑧ AUX GROUP ボタン

AUX に接続された機器の通信グループを変更します。

⑨ RF ALERT

電波状況が悪く音声の途切れが多く発生しているときに点灯します。

⑩ RBS LINK

リモートステーションが接続されているときに点灯します。

⑪ RBS ACTIVE

リモートステーションとベースステーションがデータ通信を行っているときに点灯します。

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⑫ HF/PTT ボタン

ベースステーションの TALK ボタンの動作を切り替えます。(P.3 トークモードの変更参照)

⑬ VOL/UP ボタン

⑭ VOL/DOWN ボタン

メインメニューの項目を選択するときに使用します。

ノーマルメニューではヘッドセットのリッスンボリュームを操作できます。

⑮ LEFT ボタン

⑯ RIGHT ボタン

メインメニューの項目を選択するときに使用します。

⑰ SET ボタン

選択された項目を決定するときに使用します。

ノーマルメニューで操作するとメインメニューに切り替わります。

⑱ ヘッドセットコネクター

ヘッドセットを接続します。

⑲ USB コネクター

PC から設定を変更する際に使用します。

⑳ PoE Switch AC インレット

㉑ Base Station AC インレット

㉒ PoE1~3 コネクター

RBS との接続に使用します

㉓ アンテナ(RX)コネクター

㉔ アンテナ(TX/RX)コネクター

付属の専用アンテナを接続します。

㉕ AUX IN コネクター

㉖ AUX OUT コネクター

㉗ SPEAKER OUT コネクター

㉘ 4WIRE IN コネクター

㉙ 4WIRE OUT コネクター

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・電源の入れ方/切り方

フロントパネルの電源スイッチを操作してください。電源を入れるとディスプレイに“DFS Detecting”

と表示され、60 秒間周波数スキャンを行います。

スキャン中は TALK ボタン上部の LED が点滅します。スキャンが終わるとノーマルメニューが表示さ

れます。

・ボタン操作について

ベースステーションのボタン操作には次の2つを使用します。

タップ

ボタンを押してすぐに離します。

ホールド

ボタンを押し続けます。

・トークモードの変更

ベースステーションの TALK ボタンの動作は次の 2 つから選択することができます。

HF(ハンズフリー)モード

TALK ボタンをタップするとトーク状態が維持されます。

解除するときはもう一度タップします。

PTT(プッシュ・トゥ・トーク)モード

TALK ボタンをホールドしている間のみトーク状態が維持されます。

トークモードの変更をするときは HF/PTT ボタンをタップします。

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・ノーマルメニュー

後に通信を行ったベルトパックを表示します。

後に通信を行ったベルトパックの受信強度を表示します。

HF モード、PTT モードで送信しているベルトパックの数を表示します。

BS、RBS に接続しているベルトパックの数を表示します。 と交互に表示されます。

ベースステーションの HF モードを表示します。

ベースステーションに接続されたヘッドセットの通信グループを表示します。

AUX に接続された機器の通信グループを表示します。

4Wire に接続された機器の通信グループを表示します。

受信レベルが も低いベルトパックのラベルを表示します。

バッテリー残量が も低いベルトパックのラベルを表示します。

ベースステーションは 30 分間操作を行わないとディスプレイがスリープモードに入ります。復帰させる

ときはフロントパネルのいずれかのボタンを操作して下さい。

・通信グループの変更

ベースステーションに接続されたヘッドセットで通信するグループを変更するときは TALK GROUP ボ

タンをタップします。

AUX、4Wire に接続された機器の通信グループを変更するときは AUX GROUP、4W GROUP ボタン

を使用します。

ディスプレイに表示されるグループ“A”(ALL)は全てのグループと通信を行っていることを表します。

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・メインメニュー

ノーマルメニューで SET ボタンをタップするとメインメニューが表示されます。

各メニューで“QUIT”を選択し SET ボタンをタップすると一つ前の画面に戻ります。

メニュー構成は以下の通りです。

Main menu VOLUME

UNLATCH

BELTPACK

MULTI-BS

MONITOR

RBS

BS

RESET

SET GROUP

SELECT RF CH

FREQ-MONITOR

(HF/PTT ボタン)

Normal menu

LABEL/GROUP/PAIR

TX ON/OFF

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・VOLUME(ボリューム)

ベースステーションに接続されている機器の各種ボリュームを調整します。

項目にカーソルを合わせて SET ボタンをタップすると UP/DOWN ボタンで値(0~9)を変更できます。

変更した値を決定するときは再度 SET ボタンをタップします。

SPEAKER

ヘッドセットのリッスンボリューム

MIC

ヘッドセットのマイクボリューム

SIDETONE

ヘッドセットのサイドトーンボリューム

AUXin

AUX IN ボリューム

AUXout

AUX OUT ボリューム

4WSEND

4WIRE OUT ボリューム

4WRCV

4WIRE IN ボリューム

・UNLATCH(アンラッチ)

トークスイッチがオンになっているベルトパックのラベルが表示されます。

ID にカーソルを合わせて SET ボタンをタップすると選択されたベルトパックのトークスイッチをオフに

することができます。

全てのベルトパックのトークを強制解除するときは“UNLATCHall”を選択し、SET ボタンをタップし

ます。

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・BELTPACK(ベルトパック)

ベルトパックに関する設定を行います。

・LABEL/GROUP/PAIR(ラベル/グループ/ペア)

ベルトパックに割り当てるラベルと通信グループの設定及びペアリングを行います。

詳しくは「ワイヤレスインターカムシステム ペアリング説明書」をご確認下さい。

・RESET(リセット)

ベルトパックのラベル、通信グループ及びペアリングデータの設定を初期化します。

リセットを行いたい項目で SET ボタンをタップすると“YES NO”と表示され、YES にカーソルを合わ

せて SET ボタンをタップするとリセットが実行されます。

LABEL

全てのベルトパックのラベルを初期化します。

GROUP

全てのベルトパックの通信グループを初期化します。

PAIR

全てのベルトパックのペアリングデータ(ペアリング 大数、ラベル及び通信グループ)を初期化し

ます。

いずれのリセットも、実行後はベルトパックを再度ペアリングすることが必要となります。リセットを行

う際は注意してください。

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・MULTI BASE(マルチベース)

ベースステーションを複数台接続して使用するときに操作します。

詳しくは別紙「デジタルワイヤレスインターカムシステム 操作説明書」をご確認下さい。

・MONITOR(モニター)

通信を行っているベルトパックの状態を表示します。

大 32 台まで表示します。

ベルトパックのラベルを表示します。

ベルトパックが受信している電波の強度を表示します。

ベルトパックが接続しているアンテナ(BS または RBS)を表示します。

ベルトパックのバッテリー残量を表示します。

ベルトパックのマイクゲインを表示します。

・RS(リモートステーション)

リモートステーション(RBS)の状態を表示します。

ペアリング済み

ペアリング情報なし(リモートステーション未登録)またはペアリング失敗

ペアリング中

接続中

未接続

リモートステーションを追加する場合はペアリングが必要となります。

リモートステーション本体の表示及びペアリング時の操作については別紙「デジタルワイヤレスインターカ

ムシステム 操作説明書」をご確認ください。

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・BS(ベースステーション)

ベースステーションの各種設定を行います。

・TX ON/OFF(トランスミット)

BS メニューで HF/PTT ボタンをタップすると TX ON/OFF メニュー画面が表示されます。

“TX OFF”に設定するとベースステーション本体のアンテナは動作しません。

ベルトパックのペアリングを行う際は“TX ON”に設定してください。

・SET GROUP(セットグループ)

ベースステーションに接続された機器が通信するグループを設定します。変更したいグループにカーソ

ルを合わせて SET ボタンをタップするとオン/オフが切り替わります。

TALK GROUP

ベースステーションに接続されたヘッドセットでトークする通信グループを設定します。

AUX GROUP

AUX に接続された機器の通信グループを設定します。

4W GROUP

4WIRE に接続された機器の通信グループを設定します。

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・SELECT RF CH(セレクト RF チャンネル)

ベースステーション起動時に、選択される周波数の範囲を設定します。

屋外で使用する場合は必ず“OUTdoor”に設定してください。設定はリモートステーションにも適用さ

れます。設定を変更するとベースステーションは自動的に再起動します。

・FREQ-MONITOR(周波数モニター)

ベースステーション及びリモートステーションで使用している周波数のチャンネル ID を表示します。

“BS”はベースステーション、“R1~RA”はリモートステーションを表し、右側の数字が使用している

チャンネル ID を表しています。(“00”は動作していないことを表しています。)

各チャンネル ID に対応する周波数は次ページの表をご確認下さい。

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・チャンネル ID 対応周波数

チャンネル ID 周波数(MHz)

2 5180

Indoor

(屋内モード)

3 5200

4 5220

5 5240

6 5260

7 5280

8 5300

9 5320

12 5500

OUTdoor

(屋外モード)

13 5520

14 5540

15 5560

16 5580

17 5600

18 5620

19 5640

20 5660

21 5680

22 5700

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・外部機器との接続

AUX、4Wire 機器との接続にはリアパネルの XLR コネクターを使用します。接続した機器のレベルはメ

インメニューの VOLUME で調整できます。

AUX

ON/OFF はフロントパネルの AUX ボタン⑦を使用します。ボタンをタップすると AUX IN→AUX

IN/OUT→AUX OFF の順に切り替わります。通信に使用するグループを変更する際は AUX Group

ボタン⑧を使用します。

4Wire

ON/OFF はフロントパネルの 4W ボタン⑤を使用します。通信に使用するグループを変更する際は

4W GROUP ボタン⑥を使用します。

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l ベルトパック(子機)の操作

・各部の説明

① ヘッドセットコネクター

ヘッドセットを接続します。

② ディスプレイ

③ TALK(トーク)ボタン

トークをするときに使用します。

④ LED

ベルトパックの動作状況を表します。(P.15 ベルトパックの LED 表示参照)

⑤ GRP(グループ)ボタン

通信グループを変更するときに使用します。

⑥ PWR(パワー)ボタン

電源の入切、操作ロックをするときに使用します。

⑦ SET(セット)ボタン

各種設定に使用します。

⑧ △(アップ)ボタン

⑨ ▽(ダウン)ボタン

各種設定に使用します。

ノーマルメニューではヘッドセットのリッスンボリュームを操作できます。

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⑩ ベルトクリップ

⑪ バッテリーカバー

⑫ 充電端子 (ベルトパック底面)

・ボタン操作について

ベルトパックのボタン操作には次の2つを使用します。

タップ

ボタンを押してすぐに離します。

ホールド

ボタンを押し続けます。

・電源の入れ方

PWR ボタンを 3 秒間以上ホールドすると電源が入り、LED が赤く点滅します。このときヘッドセット

が接続されている場合は“Power on”という音声メッセージが流れます。

電波を受信し通話が可能になると LED が緑色に変わり、ゆっくり点滅します。

・電源の切り方

PWR ボタンを 2 秒ほどホールドすると電源が切れ、LED が消灯します。ヘッドセットが接続されてい

る場合は“Power off”と音声メッセージが流れます。

・アンテナへの接続

ベルトパックの電源を入れると自動的に も強い電波のアンテナと通信を行います。

接続するアンテナを手動で切り替える際は切り替え先のカバーエリア内で PWR ボタンを続けて 2 回タ

ップします。

・リッスンボリュームの設定

△▽ボタンをタップするとヘッドセットのリッスンボリュームを設定できます。

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・ノーマルメニューのディスプレイ表示

電源を入れるとディスプレイに下記のようなノーマルメニューが表示されます。

受信している電波の強さを表示します。

接続しているアンテナの名前が表示されます。ベースステーションに接続している場合は

“BS”、リモートステーション(アンテナ)に接続された場合は“R1”のようにリモート

ステーションの ID、マスターベルトパックに接続されたときは“MB”と表示されます。

選択されている通信グループを表示します。

Select BS で選択されているベースステーション番号を表示します。

バッテリー残量を表示します。

ベルトパックのラベルを表示します。ベルトパックの操作がロックされているときは“LOCK”と表

示されます。

Hands Free で設定されている操作モードを表示します。ハンズフリーモードのときは“HF On”、

PTT モードのときは“HF Off”と表示されます。

しばらく操作を行わないとディスプレイはスリープモードに入り消灯します。復帰させるときは「TALK」

または「PWR」以外のいずれかのボタンをタップしてください。

・ベルトパックの LED 表示

緑色で点滅

選択されたグループでリッスンのみを行っています。

緑色で点灯

選択されたグループにトークしています。

赤色で点滅

ベースステーションやリモートステーションのカバーエリア外です。

もしくはベースステーションとまだペアリングが行われていません。

赤色で点灯

バッテリーレベルが低くなっています。

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・ベルトパックの操作ロック

△、▽、PWR、TALK 以外のボタン操作をロックすることができます。

ロックをするには、PWR ボタンをホールドし、すぐに GRP ボタンをタップします。

(ディスプレイ右下に“LOCK”と表示されます。)

ロックを解除するには、再び PWR ボタンをホールドし、すぐに GRP ボタンをタップします。

(ディスプレイ右下にベルトパックのラベルが表示されます。)

・メインメニューの操作

ディスプレイにノーマルメニューが表示されている状態で SET ボタンをタップすると下記のメインメニ

ューが表示されます。

メインメニューの構成は以下の通りです。各メニューは△▽ボタンで切り替わります。

設定を行いたい画面で SET ボタンをタップすると△▽ボタンで値を変更できます。変更した値を決定す

るときは再度 SET ボタンをタップします。

メインメニュー操作中は PWR ボタンをタップするとノーマルメニューに戻ります。

・Main Menu(メインメニュー)

ベルトパックのラベルを表示します。

ベルトパックのモデル名、ファームウェアバージョン、ID(ベースステーションが認識しているベル

トパックの番号)を表示します。

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・Hands Free(ハンズフリー)

TALK ボタンの動作を設定します。ハンズフリーモードの設定にかかわらず TALK ボタンは押している

間だけトーク状態が維持されます(プッシュ・トゥ・トーク)。

ハンズフリーモードを“On”に設定すると TALK ボタンをタップすることによりトーク状態をロックす

ることができます(ハンズフリーモード)

TALK ボタンをもう一度タップするとロック解除されます。

・Speaker Volume(スピーカーボリューム)

ヘッドセットのスピーカーボリュームを 00~09 の値で設定します。

大音量で“Maximum(マキシマム)”、 小音量で“Minimum(ミニマム)”と音声メッセージが流れます。

Speaker Volume はノーマルメニュー画面で△▽ボタンを使って設定することもできます。

・Microphone Gain(マイクゲイン)

ヘッドセットのマイクゲインを 00~08 の値で設定します。

大音量で“Maximum”、 小音量で“Minimum”と音声メッセージが流れます。

・Side tone(サイドトーン)

サイドトーンレベルを 00~08 の値で設定します。

大音量で“Maximum”、 小音量で“Minimum”と音声メッセージが流れます。

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・Two Groups(2グループモード)

Two Groups モードでは選択された 2 つのグループを同時にリッスンすることができます。1st GRP(若

番グループ)へのトークは TALK ボタン、2nd GRP(老番グループ)へのトークは GRP ボタンを使用しま

す。また、2 つのグループへ同時にトークすることも可能です。

Two Groups モードを設定するときは、設定したいグループにカーソルを合わせて SET ボタンをタッ

プします。2 つのグループを選択した後に QUIT にカーソルを合わせて SET ボタンをタップします。

Two Groups モードを解除するときは、選択されているグループを解除した後に QUIT にカーソルを合

わせて SET ボタンをタップします。

Two Groups モードでの LED 表示は次の通りです。

緑色で点滅

リッスンのみを行っています。

緑色で点灯

1st GRP(若番グループ)にトークしています。

オレンジ色で点灯

2nd GRP(老番グループ)にトークしています。

オレンジ色で点滅

1st GRP、2nd GRP 両方にトークしています。

Two Groups モードでは常時、選択された 2 つのグループを同時にリッスンします。

Two Groups モード動作時は、Speaker Volume メニューにて 1st GRP、2nd GRP のレベルを個別

に調整することができます。

Normal メニューで△▽ボタンを操作すると、レベル差を保ったまま 2 つのグループのレベルを同時に操

作することができます。

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・Select Mode(セレクトモード)

マスターベルトパックモードの設定をします。

このメニューで MB に設定したベルトパックは、ベースステーションがない環境でもベースステーショ

ンのように動作をし、他のベルトパックと通信ができるようになります。

通信ができるのは同じベースステーションでペアリングがされたベルトパック同士となり、Select BS

メニューでも同じベースステーションを選択しておく必要があります。

このメニューでモードの変更を行うと自動的に電源が切れます。マスターベルトパックは電源を入れるた

びに DFS Detecting を 60 秒行い、起動後はノーマルメニューの右下に“MB”と表示されます。

MB に設定されたベルトパックは Two Group、Handoff Sens.、Select BS メニューは表示されませ

ん。

マスターベルトパックモードでの同時通話数の合計は MB を含め5台、通信グループは1です。

・Low Cut(ローカット)

ヘッドセットマイクのローカット(ハイパスフィルター)を設定します。

・Handoff Sens.(ハンドオフセンス)

ベースステーション/リモートステーションのカバーエリアを自動で切り替える感度を変更します。

カバーエリアが近接している場合、エリア間での切り替えをスムーズにするためには、“High”もしくは

“Mid”を選択してください。

・Select BS(セレクト BS)

ペアリング先のベースステーションを 3 台まで登録できます。ペアリングを行うと番号が白いブロック

に変化します。通信を行うときはいずれか一つを選択してください。

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l バッテリー充電器

BATCHG125

バッテリーを装着した状態の子機をそのまま充電可能な 5 つのポートと、充電式バッテリー(BAT50)

専用の2つのポートを備えた充電器です。

使い切った状態から 4~4.5 時間でフル充電されます。

BATCHG225

バッテリーのみを充電可能なポートを 8 つ備えた充電器です。

左側のスレッドには充電済みのバッテリーを保管できるようになっています。

故障の原因となりますので、充電する際は必ず子機の電源を切ってください。

・充電器の LED 表示について

CHARGING LED(充電 LED)

赤色で点灯

充電しています。

赤色で点滅

充電に失敗しています。

緑色で点灯

充電が完了しています。

SENSING LED(検出 LED)

黄色で点灯

バッテリーが挿入されていません。

黄色で点滅

バッテリーの温度が高くなっているため充電を停止しています。

各充電ポートの隣にある SENSING LED はポートが空の間、黄色く点灯しています。

各ポートにベルトパック、またはバッテリーが正しく挿入されると、該当するポートの SENSING LED

が消灯し、CHARGING LED が赤く点灯します。

バッテリーが挿入された状態で SENSING LED が黄色で点滅しているときはバッテリーの温度が高くな

っていますので、充電器からバッテリーを取り出して冷却してください。

(SENSING LED が黄色で点滅すると、自動的に充電を終了します。バッテリーを取り外すまで、LED

は点滅し続けます。)

充電が完了すると、CHARGING LED が緑色に点灯します。

その他の詳しい操作については別紙「デジタルワイヤレスインターカムシステム 操作説明書」をご確認

ください。

Page 22: LaON LT750 簡易取扱説明書°¡易...14 5540 15 5560 16 5580 17 5600 18 5620 19 5640 20 5660 21 5680 22 5700 12 ・外部機器との接続 AUX、4Wire機器との接続にはリアパネルのXLRコネクターを使用します。接続した機器のレベルはメ

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