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© 2011 Osaka Gas Co., Ltd. 当麻 これからのエネルギーと環境 とうま

これからのエネルギーと環境 - Osaka Gas · 美容機器, 4.7 ガス給湯暖房機, 4.0 ガス炊飯器, 3.9 pc関連機器, 62.3 照明器具, 44.4 テレビ, 28.9

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© 2011

Osaka Gas Co., Ltd.

当麻

これからのエネルギーと環境

と う ま

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p2

© 2011 Osaka Gas Co., Ltd.

内容(目次)1.持続可能な生活・社会実現のための課題

2.あるべき姿・社会とライフスタイル

3.CELでの実践・実証試験

「再生エコハウス」での実践

実験集合住宅NEXT21での「ファクター4の家」省エネ実証試験

4.東日本大震災を受けてのこれからのエネルギーの方向性

5.持続可能な社会実現のためのエネルギーと環境

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© 2011 Osaka Gas Co., Ltd.

持続可能な生活・社会実現のための課題

環境社会

経済 文化

持続可能性

エネルギー・環境面の課題

エネルギー

エネルギー・環境面の課題

地球温暖化

廃棄物の増大

自然破壊・生態系崩壊

資源の枯渇

エネルギー・セキュリティ

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© 2011 Osaka Gas Co., Ltd.

エネルギー・環境の視点からのあるべき姿・社会

法・規制、制度、技術開発、高効率機器・システムの導入等だけでは課題は解決しない

3つの課題の共通の解決策のキーワードは、「生活者のライフスタイルの変革」

→生活者が意識を変え行動に結びつけることが重要

【課題】 【解決策】 【あるべき姿・社会】

低炭素社会

省エネルギー

エネルギーの有効利用

再生可能エネルギーの導入

資源の枯渇

循環型社会

3R(リデュース・リユース・

リサイクル)

自然破壊・生態系崩壊 自然共生社会

自然と共生できる

仕組みづくり

生活者のライフスタイルの変革

地球温暖化

あるべき姿・社会

廃棄物の増大

エネルギー・セキュリティ

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社会・価値観の変化とライフスタイルライフスタイル

少子高齢化

核家族化

家族や家庭の役割分担の変化

女性・高齢者の社会進出

都市化

地方と中央の格差

個食化

社会の変化

「競争」より「共生」

「物理的な豊かさ(所得向上)」より

「余暇時間の増加がもたらす多様

な価値観に基づく新しい豊かさ」

「物」より「心」

「効率」より「安定」

価値観の変化

(出典)「季刊誌CEL 79

『21世紀のライフスタイルとエネルギー』:(財)エネルギー経済研究所

山下ゆかり氏

2007年1月」より

1.環境意識の向上(意識して省エネ)

2.自動制御による管理システムの普及(意識しないで省エネ)

3.自助、助け合い、責任感

4.快適性、幸福の追求

5.自給自足を基本とするゆとりある成熟社会

6.一人ひとりが生活者(地域コミュニティ住民)

7.栄養・健康管理

8.個人のゆとり、楽しみの追求

これからのライフスタイル

エネルギー・環境

住まい・生活

都市・コミュニティ

CELの研究領域

実践・実証試験

①再生エコハウス

②「ファクター4の

家」

実践・実証試験

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© 2011 Osaka Gas Co., Ltd.

再生エコハウスでのエコライフスタイルの実践CEL所員(現顧問)が、エコ住宅に改修した自宅で、エコライフを実践し、環境と

調和し、“持続可能な住まい・生活”のあるべき姿と実現方策を探求

【改修前:1972年建築】 【改修後:2002年】

新たな生活感覚や満足の形を9年間の

エネルギー消費・獲得量等のデータで

検証するなど、様々な観点から取り入れた

エコライフスタイルの事例と成果を具体的に

紹介する書籍を発行(2010年6月)

再生エコハウス

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p7

再生エコハウスへの改修

【改修方針】

1.既存建築の再生・長寿命化

・使う資源を減らす、発生材の再利用

2.健全な材料の選択

・健康性、環境性の視点で

3.快適性の確保

・自然採光、高断熱と蓄熱

4.省エネルギー

・高効率機器の採用

5.再生可能エネルギーの活用

・太陽光、太陽熱、バイオマス

6.自然との調和

・雨水利用、緑の回復・補完

太陽光発電モジュール

太陽熱温水器

ソーラー集熱壁

屋上テラス・緑化

付設温室(中庭のアトリウム化:自然採光、遮熱シート)

窓の二重化

外壁の外断熱化+

壁面緑化

換気塔

薪ストーブ煙突

茶室

雨水タンク

太陽光発電モジュール

屋根の外断熱化

© 2011 Osaka Gas Co., Ltd.再生エコハウス

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© 2011 Osaka Gas Co., Ltd.

環境面での工夫・事例【バイオマスの活用(薪ストーブ)】

【雨水の活用】

【遮熱(夏対策)】

【断熱(冬対策)】

<窓を断熱パネルで塞ぐ><縁側床下を断熱ボードで閉鎖>

再生エコハウス

・自宅の庭木の剪定枝

・知人の里山の間伐材や

果樹園の伐採・剪定樹木

・カーボンニュートラル

・200ℓのタンク

・植栽への水

やりに活用

・節水意識向

上に効果あり

<緑のカーテン>

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エコライフスタイルの実践

再生エコハウス

戸外生活を楽しむ

:アウトドア・スポーツ、畑仕事、

屋上テラスでの食事・接客

浪費しない爽やかさ

:無駄な消費に敏感になる

自然のリズムで

:太陽の湯が熱いうちに風呂に入る、

早寝早起き、夏は暑いものとわりきる

季節に応じて

:着衣、生活の場所、遮熱、打ち水

火・炎の復権

:暖炉で薪を焚く、ロウソク、明暗の美

筋肉を活かす

:歩き、自転車、掃きそうじ

手間をかける

:窓の開閉、スイッチOFF、修繕、薪の準備

家族の協力

:意識の共有、みんなで実践

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再生エコハウスでのエコライフスタイル実践とその効果

再生エコハウス

建築物対策

(断熱改修)

省エネルギー機器

再生可能エネルギー

(太陽光・熱・バイオマス)

再生エコハウス

戸外生活を楽しむ浪費しない爽やかさ自然のリズムで季節に応じて火・炎の復権筋肉を活かす手間をかける家族の協力

エコライフスタイルの実践

2人居住3人居住 3人2人3人

一次エネルギー消費量は

一般家庭の約10%まで削減

100

80

60

40

20

0

一次エネルギー

(GJ/年) 一次エネルギー消費量の推移

2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 (年度)奈良市平均

2人3人

実消費量

太陽光発電量を差し引いた量

3人居住:一般家庭の約10%

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【ファクターXとは】

資源生産性を高めるために提唱された指標

【「ファクター4の家」とは】

「住まいの豊かさを2倍」に、「エネルギーの使用量を1/2」に、すなわち

「環境効率を4倍」にした家という意味

「ファクター4

の家」省エネ実験ファクター4の家

ファクターX豊かさ

=資源投入量

<提唱者>

・ファクター10

ドイツのブッパタール研究所(1991年)

・ファクター4

ローマクラブ(1992年)

【「ファクター4の家」省エネ実験】

大阪ガス「実験集合住宅NEXT21」にて、

社員の家族が住んで

「ファクター4の家」省エネ実験を実施中

(2007年度~2011年度終了予定)

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「ファクター4 の家」省エネ実験の削減イメージ

生活の快適性を維持しつつ、家庭内でのエネルギー消費を、省エネ対策と

再生可能エネルギー獲得およびライフスタイルの変革で大幅に削減する

削減目標:一次エネルギー消費量

▲75% →ファクター4

© 2011 Osaka Gas Co., Ltd.ファクター4の家

0

40000

80000

120000

160000

基準値 建築対策 省エネ機器対策 再生可能エネルギー対策 ライフスタイル

[MJ/年

]

160

120

80

40

0

GJ/年

基準値 建築物対策 省エネ機器 再生可能エネルギー ライフスタイル

冷房

暖房

給湯

動力

照明

調理

▲44%

▲57%

▲70%▲75%

目標省エネ対策

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省エネ対策・再生可能エネルギー

【建築物対策】

断熱

【再生可能エネルギー】

太陽光発電

太陽熱温水器

【省エネ機器・システム】

燃料電池(ガスから「電気」と「熱」をつくる)

高効率ガス機器

省エネ家電

インバータ蛍光灯、電球型蛍光灯

廊下のダウンライトを人感センサー付ライトに取替え

太陽光発電 太陽熱温水器

燃料電池(SOFC)

© 2011 Osaka Gas Co., Ltd.ファクター4の家

都市ガス

水素

酸素

電気 熱

燃料電池

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実測に基づいた消費電力量の推定(2008年度)

© 2011 Osaka Gas Co., Ltd.

kWh/月

62.6

電気ケトル, 16.0

食器洗浄機, 14.0

コンビネーションレンジ,

11.8

トースター, 9.8

掃除機, 8.4

局所換気, 8.1

洗濯機, 8.0

常時換気, 5.8アイロン, 5.6美容機器, 4.7

ガス給湯暖房機, 4.0ガス炊飯器, 3.9

PC関連機器, 62.3

照明器具, 44.4

テレビ, 28.9

ビデオ・DVD, 3.2温水洗浄便座, 1.8

浴室暖房乾燥機, 1.5

ゲーム機, 1.4ガス衣類乾燥機, 0.8

その他台所機器(精米

機、アルカリ整水器), 0.7

通信機器, 0.5

プリンタ・スキャナ, 0.4

ハンディポンプ, 0.2

0

50

100

150

200

250

300

350

400

1(年間平均) (8月実測値)0

50

100

150

200

250

300

350

kWh/月【消費電力量の調査方法】

機器により把握方法を3種に区分

①照明、テレビ、PC、電気ケトル等

(消費電力量実測値×利用時間/年)

②食器洗浄機、アルカリイオン整水器等

(1回の運転の消費電力量実測値×

回数/年)

③冷蔵庫、洗濯機、温水洗浄便座等

(一定期間消費電力量を実測し、

年間消費電力量を推定)

ファクター4の家

6~9月稼動

冷蔵庫

PC

照明

TV電気ケトル

エアコン

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「エコライフスタイルへの変革」の誘導

【エコライフスタイルの提示】

・15項目の省エネ行動を提示し、無理のない範囲で実践を勧める

【エコライフスタイルへの誘導】

・「再生エコハウス」の見学によるエコライフスタイルの実感

・四半期ごとにヒアリングを行い、

①用途別月別エネルギー使用量を提示(エネルギー消費の見える化)

②家電の消費電力・待機電力提示とアドバイス

③省エネ行動の実践の確認と奨励

© 2011 Osaka Gas Co., Ltd.ファクター4の家

【誘導の実践向上効果とエネルギー削減効果】

①省エネ行動の実践度合いが向上

・見える化、お手本の見学、ヒアリングによる

奨励等により、実践度合いが向上

②省エネ行動による消費電力(照明・家電)の削減

・省エネ行動開始前と比較し、▲5%省エネ行動の実践度合いの向上※

初年度 3年目2年目 4年目

3.43.5

4.2 4.2

省エネ行動実践度合い

5段階で評価。完全実践は5、未実施は1

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一次エネルギー消費量削減実績(100→30)

© 2011 Osaka Gas Co., Ltd.ファクター4の家

電気ケトルでの湯沸かしはしない

電気製品の不使用時の待機電力OFF

炊飯ジャーで保温をしない

給湯器の温度や太陽光発電の発電量を良く見る

お風呂は家族で間隔をあけずに入る

冷暖房器や照明の不必要なつけっぱなしをしない

エコライフスタイルの実践(例)

建築物対策

省エネ機器・

システム

(燃料電池等)

省エネ対策

太陽光発電

太陽熱温水器

再生可能エネ

5,347

3,435

13,740

4,384 4,092 4,130

0

5 ,000

10 ,000

15 ,000

基準値 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度目標

(MJ/30日)

(100)

(39) (32) (30)(30) (25)

一次エネルギー消費量削減実績

基準値の▲70%

ファクター4

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© 2011 Osaka Gas Co., Ltd.

つながりによるエネルギーシステムとエコライフスタイルの展開

低炭素社会実現のためには、エネルギー・システムの展開とエコライフスタイルの展開の

の両方が重要であり、システムの全体 適化が必要

つながりのひろがり

コミュニティ

スマートコミュニティ

TEMS/CEMS

集合住宅

スマートマンション

HEMS

住戸スマートハウス

HEMS

スマートエネルギーシステムの展開

個人の

エコライフスタイル

家族/世帯

エコライフスタイルの展開空間/技術軸:エネルギーシステム 生活/人間軸:ライフスタイル

近隣

社会

システムの全体 適化

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東日本大震災によるエネルギー分野の課題と今後の方向性

© 2011 Osaka Gas Co., Ltd.これからのエネルギー政策

・原子力発電所の破損

・発電所の稼動停止による大規模な

電力供給の逼迫

・計画停電

電力

津波による都市ガス製造設備

の破壊による供給停止

都市ガス

被災地および周辺地域での

ガソリン・灯油等の不足

石油

起こった現象・課題

今後の政府のエネルギー・環境戦略の方向性

1.持続可能な省エネルギーの実現

2.再生可能エネルギーの導入促進

3.化石燃料の効率的利用と資源確保

4.原子力安全の徹底

5.電力の需給安定と分散型エネルギーシステムの普及

6.エネルギー・環境産業の創造

※2011年7月29日

内閣府

エネルギー・環境会議

「革新的エネルギー・環境戦略策定に向けた中間的な整理」

より

生活者の意識の変化

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東日本大震災後の生活者の意識調査

© 2011 Osaka Gas Co., Ltd.これからのエネルギーの方向性

1.調査地域

関東(1都3県)および関西(2府4県)

2.調査対象

満20歳以上の男女

3.標本数

500人

〔2(地域:関東、関西)×2(性別:女性、男性)

×5(年齢階層:20歳代~60歳代)=20カテゴリーに分け

それぞれ25名ずつ〕

4.調査方法

インターネット調査

5.調査期間

2011年6月17日(金)~20日(月)

6.調査項目

185問

エネルギー・セキュリティ

節電・省エネルギー

情報コミュニケーション

ライフスタイル・価値観

安全・防災

⑥ その他

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生活者の意識変化とこれからのエネルギーの方向性

© 2011 Osaka Gas Co., Ltd.

大規模集中から自立分散型

とのミックス

・エネルギーも地産地消へ

・分散型電源は太陽光等

自然エネルギーとも親和

エネルギー源の二重化

・エネルギーの適材適所

・災害時の備え(ろうそく、

カセットコンロ、等)

節電・省エネそして

エネルギーを賢く使う

・エネルギーの「見える化」

・エネルギーを賢く使う

エネルギー・リテラシーの

向上

エネルギー供給セキュリティへの意識の高まりエネルギーの安全・安定供給に関心(80%)

大規模・集中型電力供給システムの信頼性に疑問(75%)

集中型と分散型のミックス(78%)

エネルギーの確保手段は多様化が望ましい(81%)

ライフスタイル・価値観の変化今までは過剰な便利さと品質を求めすぎていた(66%)

何を買うべきかより深く考え、消費行動をとる(51%)

エネルギー・リテラシー(知識・活用能力)の向上従来の意識・知識の不足を反省(70%)

エネルギーについて我が事として考える(67%)

節電・省エネルギーへの意識の高まりエネルギーの使い過ぎを反省し、見直す(76%)

節電・省エネ行動の実践に意欲・自信(79%)

安全・防災に関する意識の変化防災では防ぎきれない被害を 小化するための方策として

「減災」の関心が高まる(75%)※CEL意識調査より

これからのエネルギーの方向性

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東日本大震災によるエネルギー分野の課題と今後の方向性

© 2011 Osaka Gas Co., Ltd.これからのエネルギー政策

・原子力発電所の破損

・発電所の稼動停止による大規模な

電力供給の逼迫

・計画停電

電力

津波による都市ガス製造設備

の破壊による供給停止

都市ガス

被災地および周辺地域での

ガソリン・灯油等の不足

石油

起こった現象・課題

今後の政府のエネルギー・環境戦略の方向性

1.持続可能な省エネルギーの実現

2.再生可能エネルギーの導入促進

3.化石燃料の効率的利用と資源確保

4.原子力安全の徹底

5.電力の需給安定と分散型エネルギーシステムの普及

6.エネルギー・環境産業の創造

※2011年7月29日

内閣府

エネルギー・環境会議

「革新的エネルギー・環境戦略策定に向けた中間的な整理」

より

今後の生活者の意識と行動

大規模集中から自立分散型

とのミックス

エネルギー源の二重化

節電・省エネ・

そしてエネルギーを賢く使う

エネルギー・リテラシーの

向上

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持続可能な社会実現のためのエネルギーと環境

© 2011 Osaka Gas Co., Ltd.まとめ

ライフスタイルの変革

安全・安心

低炭素社会

1.大規模集中から

自立分散型とのミックス

2.エネルギー源の二重化

3.節電・省エネ・賢く使う

4.エネルギー・リテラシー

の向上

自然共生社会

資源・物質の有効活用

(バイオマス・雨水等)

循環型社会低炭素社会

1.大規模集中から

自立分散型とのミックス

2.エネルギー源の二重化

3.節電・省エネ・賢く使う

4.エネルギー・リテラシー

の向上

自然との

調和・ふれあい

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ご清聴ありがとうございました

大阪ガス(株)

エネルギー・文化研究所

http://www.osakagas.co.jp/company/efforts/cel/

© 2011 Osaka Gas Co., Ltd.