キヤノン株式会社

imagePROGRAF Direct Print & Share ガイド

imagePROGRAF Direct Print & Share ガイド Ver.2.0

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1. imagePROGRAF Direct Print & Shareの 特 長

imagePROGRAF Direct Print & Share の特長は以下の通りです。

※以降、「imagePROGRAF Direct Print & Share」を「Direct Print & Share」と表記します。

① PDF 形式の文書や図面、JPEG、TIFF 形式の画像、HP-GL/2 形式の図面を各々のアプリケ

ーションを開くことなく、直接印刷することができます。

※暗号化された PDF 以外の PDF に対応しています。

② プレビューで印刷のレイアウトを確認でき、またドライバープロパティを開かなくても印刷

設定を行うことができます。

③ ショートカットプリントのアイコンを作成して、ショートカットプリントのアイコンにファ

イルをドロップすると、Direct Print & Share の画面が表示されずにファイルを印刷できます。

④ 複数のファイルをまとめて印刷可能なので、大量の図面や画像を効率的に印刷することがで

きます。

⑤ Direct Print & Share 上で、クラウドストレージへのアクセス、ファイルのアップロード、ダ

ウンロードおよび印刷までを行うことができます。

※クラウドストレージは「Google ドライブ」、「HOME-BOX2」、WebDAV 対応クラウドストレー

ジに対応しています。

※「HOME-BOX2」は、キヤノンマーケティングジャパン株式会社が提供する日本国内向けのク

ラウドストレージサービスです。

※クラウドストレージへのアクセスは、「Google ドライブ」、「HOME-BOX2」以外は保証して

いません。

※クラウドサービスを使用する場合はあらかじめクラウドサービスのアカウントを作成しておく必要

があります。

※Direct Print & Share から印刷できるプリンターは、キヤノン imagePROGRAF シリーズプリンター

です。

⑥ クラウドストレージにアップロードしたファイルは他のユーザーと共有できます。ファイル

を共有するユーザーには、アップロードと同時に通知メールが送信されます。（Google ド

ライブのみ）

※PDF、JPEG、TIFF、HP-GL/2 形式以外のファイルはプレビューおよび印刷はできませんが、クラ

ウドストレージへアップロードすることはできます。

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⑥ プラグインを使用すると、オートデスク社の AutoCAD で作成した図面が、Direct Print &

Share で使用するファイルリストに登録されます。作成した図面は Direct Print & Share で、

簡単に印刷したりクラウドストレージを介して他のユーザーと共有したりできます。

※Direct Print & Share の使い方について詳しくは、ヘルプを参照してください。

※Direct Print & Share の使用上の注意事項については、Readme ファイルをお読みください。Readme フ

ァイルは、メインウィンドウ左上の アイコンをクリックして、メニューから[imagePROGRAF Direct

Print & Share について]ダイアログボックスを開き、[Readme]をクリックすると表示されます。

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2.イ ン ス ト ー ル 手 順

Direct Print & Share のインストールは以下の手順で行います。

1. ダウンロードしたファイルを解凍します。

2. 32 ビット Windows 環境では ipfdps32_2.0.0_setup.exe を、64 ビット Windows 環境では

ipfdps64_2.0.0_setup.exe を実行します。

3. インストーラーが起動します。

[次へ]ボタンをクリックします。

4. [使用許諾契約]が表示されます。

[使用許諾契約の条項に同意します]を選択して、[次へ]ボタンをクリックします。

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5. [インストール先のフォルダ]が表示されます。

インストール先を指定して、[次へ]ボタンをクリックします。

6. [インストール]ボタンをクリックします。

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インストールが開始されます。

7. [完了]ボタンをクリックします。

Direct Print & Share のインストールが完了します。

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3. 印 刷 す る

3.1 使 用 す る プ リ ン タ ー を 登 録 す る

Direct Print & Share で使用するプリンターは、[プリンター]プルダウンメニューに登録します。

[プリンター]プルダウンメニューへプリンターを追加するには、以下の手順で行います。

1. メインウィンドウの ボタンをクリックします。

2. [使用するプリンター]ダイアログボックスが開きます。[追加]ボタンをクリックします。

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3. [プリンターの追加]ダイアログボックスが開きます。

[インストールされているプリンター]から追加したいプリンターを選択し、[OK]ボタンをク

リックします。

※[インストールされているプリンター]には、お使いのコンピューターにインストールされているプリ

ンタードライバーが表示されます。[インストールされているプリンター]にプリンターを追加したい場

合は、追加したいプリンターのプリンタードライバーをお使いのコンピューターにインストールしてく

ださい。

4. [使用するプリンター]ダイアログボックスに選択したプリンターが追加されていることを確

認し、[OK]ボタンをクリックします。

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[プリンター]プルダウンメニューにそのプリンターが追加されます。

3.2 印 刷 し た い フ ァ イ ル を 追 加 す る

1. メインウィンドウの[追加]ボタンをクリックします。

2. 印刷したいファイルを選択し、[開く]ボタンをクリックします。

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[登録ファイル]リストにそのファイルが追加されます。

3.3 シ ョ ー ト カ ッ ト プ リ ン ト の ア イ コ ン を 作 成 す る

印刷用データをドロップすると印刷できるアイコンを作成します。Direct Print & Share を起動

して印刷する場合、この手順でアイコンを作成する必要はありません。

ショートカットプリントのアイコンは、印刷設定にあわせ、複数作成することができます。

1. メインウィンドウで印刷したいファイルを選択し、メインウィンドウの右側の印刷設定エリ

アで必要な設定を行います。

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2. [ショートカットプリント]ボタンをクリックします。

3. [ショートカットプリント]ダイアログボックスが開きます。

作成するアイコンの種類を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

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4. ファイル保存ダイアログボックスが開きます。

[ファイル名]に作成するアイコン名を入力し、[保存]ボタンをクリックします。

ファイル保存ダイアログボックスで指定したフォルダに、作成したアイコンが追加されます。

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3.4 印 刷 す る

Direct Print & Share でのファイルの印刷は、Direct Print & Share を起動して印刷する方法と、

ショートカットプリントのアイコンを作成してファイルをショートカットプリントのアイコン

にドロップして印刷する方法があります。

Direct Print & Shareを 起 動 し て 印 刷 す る

1. メインウィンドウの[登録ファイル]リストで印刷したいファイルを選択します。

そのファイルのプレビューがプレビューエリアに表示されます。

[プレビュー]で[レイアウト]を選択すると、ファイルが用紙にどのようにレイアウトされる

かがプレビューで確認でき、[印刷情報]に原稿サイズや出力サイズ、出力解像度などが表示

されます。

2. メインウィンドウ右側の印刷設定エリアで、給紙方法や印刷品質の設定など、必要に応じ

設定を行います。

3. メインウィンドウの[登録ファイル]リストで、印刷したいファイルの[印刷]チェックボック

スをオンにします。各ファイルの印刷部数を入力し、[印刷]ボタンをクリックします。

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印刷が開始されます。

シ ョ ー ト カ ッ ト プ リ ン ト 用 ア イ コ ン に フ ァ イ ル を ド ロ ッ プ し て 印 刷 す る

1. ショートカットプリントアイコンにファイルをドロップします。

印刷が開始されます。

印刷状況は StatusMonitor で確認できます。また、印刷を途中で中止したいときは、Status

Monitor で印刷を中止してください。

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印 刷 設 定 付 起 動 ア イ コ ン に フ ァ イ ル を ド ロ ッ プ し て 印 刷 す る

1. 印刷設定付起動アイコンにファイルをドロップします。

2. Direct Print & Share のメインウィンドウが起動します。

各ファイルの印刷部数を入力し、[印刷]ボタンをクリックします。

印刷が開始されます。

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4. ク ラ ウ ド ス ト レ ー ジ を 使 用 す る

4.1 WebDAVに 対 応 し た ク ラ ウ ド ス ト レ ー ジ を 追 加 す る

クラウドストレージは WebDAV に対応したクラウドストレージを使用することができます。

Google ドライブと HOME-BOX2 を使用する場合、Google ドライブと HOME-BOX2 はあらかじ

め登録されているため、この手順を行う必要はありません。

1. メインウィンドウの[クラウドサービス連携]ボタンをクリックします。

2. [クラウドサービス連携]ダイアログボックスが開きます。

ボタンをクリックします。

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3. [環境設定]ダイアログボックスが開きます。

[クラウドストレージ設定]ボタンをクリックします。

4. [クラウドストレージ設定]ダイアログボックスが開きます。

[追加]ボタンをクリックします。

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5. [クラウドストレージ情報]ダイアログボックスが開きます。

[ストレージ名]にクラウドストレージ名、[URL]に WebDAV 接続用の URL を入力し、[OK]ボ

タンをクリックします。

4.2 ク ラ ウ ド サ ー ビ ス に ロ グ イ ン す る

クラウドストレージからファイルをダウンロードしたり、クラウドストレージにファイルをアッ

プロードしたりする場合は、まずクラウドサービスにログインします。

あらかじめ、クラウドサービスのアカウントを作成しておく必要があります。

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Web ブラウザーで、作成したアカウントでクラウドサービスにログインできることを確認して

ください。

1. メインウィンドウの[クラウドサービス連携]ボタンをクリックします。

2. [クラウドサービス連携]ダイアログボックスが開きます。

[ログイン]ボタンをクリックします。

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3. [クラウドストレージ選択]ダイアログボックスが開きます。

ログインするクラウドストレージを選択し、[OK]ボタンをクリックします。

4. [クラウドログイン]ダイアログボックスが開きます。

[クラウドストレージ]に表示されているクラウドサービスのアカウントのログイン ID とパス

ワードを入力し、[OK]ボタンをクリックします。

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ログインが完了すると、[ログイン]ボタンは[ログアウト]ボタンになり、ボタン横にログイン

ID が表示されます。

4.3 ク ラ ウ ド ス ト レ ー ジ へ フ ァ イ ル を ア ッ プ ロ ー ド す る

1. [クラウドサービス連携]ダイアログボックスの[登録ファイル]に、クラウドストレージにアッ

プロードしたいファイルが表示されている場合は、手順 4 へ進みます。

表示されていない場合は、[閉じる]ボタンをクリックし、[クラウドサービス連携]ダイアログ

ボックスを閉じます。

2. メインウィンドウの[追加]ボタンをクリックし、クラウドストレージにアップロードしたいフ

ァイルを[登録ファイル]リストに追加します。

3. [クラウドサービス連携]ボタンをクリックし、[クラウドサービス連携]ダイアログボックスを

開きます。

[登録ファイル]にアップロードしたいファイルが表示されていることを確認します。

4. アップロードするファイルを他のユーザーと共有する場合は、[アップロード時に共有設定す

る]チェックボックスをオンにします。（Google ドライブのみ）

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5. アップロードしたいファイルの[アップロード]チェックボックスをオンにし、[アップロード]

ボタンをクリックします。

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[アップロード時に共有設定する]チェックボックスをオンにした場合は、[共有設定]ダイアロ

グボックスが開きます。必要に応じて設定を行います。（「ファイルを他のユーザーと共有す

る（Google ドライブのみ）」参照）

[アップロード]ダイアログボックスが表示され、アップロードが開始されます。

アップロードが完了すると、[クラウドストレージ]にアップロードされたファイルが追加され

ます。

フ ァ イ ル を 他 の ユ ー ザ ー と 共 有 す る （ Googleド ラ イ ブ の み ）

1. [共有するユーザー]リストに、アップロードするファイルを共有したいユーザーを登録しま

す。ユーザーを追加したい場合は、[追加]ボタンをクリックします。

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2. [ユーザーの追加]ダイアログボックスが開きます。

ファイルを共有したいユーザーの Google アカウントのメールアドレスを入力します。

3. [共有設定]ダイアログボックスの[共有するユーザー]リストに、追加したメールアドレスが

表示されます。

[OK]ボタンをクリックします。

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[アップロード]ダイアログボックスが表示され、アップロードが開始されます。

ファイルのアップロードが完了すると、設定したユーザーに通知メールが送信されます。

4.4 ク ラ ウ ド ス ト レ ー ジ か ら フ ァ イ ル を ダ ウ ン ロ ー ド す る

1. [クラウドストレージ]のダウンロードしたいファイルの[ダウンロード]チェックボックスをオ

ンにします。

2. [ダウンロード]ボタンをクリックします。

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[ダウンロード]ダイアログボックスが表示され、ダウンロードが開始されます。

ダウンロードが完了すると、[登録ファイル]リストにダウンロードされたファイルが追加され

ます。

ダウンロードしたファイルは、メインウィンドウから印刷することができます。

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5. AutoCADか ら 印 刷 す る

オートデスク社の CAD 用ソフトウェア AutoCAD がインストールされているコンピューターに

Direct Print & Share をインストールすると、AutoCAD に Direct Print & Share のプラグインが追

加されます。

AutoCAD から Direct Print & Share を起動し、図面を簡単に印刷したり、クラウドストレージへ

アップロードすることができます。

※AutoCAD プラグインは、AutoCAD 2008 以降の AutoCAD で使用できます。

※Direct Print & Share をインストールした後に Auto CAD 2011 以前の AutoCAD をインストールした場合、

AutoCAD プラグインは、Direct Print & Share の変更インストールからインストールしてください。

1. AutoCAD で図面を開きます。 ※AutoCAD の[レイアウト]空間を開きます。[モデル]空間から AutoCAD プラグインは使用できません。

2. AutoCAD のリボンメニューまたは右クリックして表示されるメニューから、[印刷とプレビュ

ー]をクリックします。

3. 開いている図面のレイアウトを反映した PDF ファイルが生成され、Direct Print & Share が起

動されます。

※PDF ファイルのレイアウトを変更したい場合は、AutoCAD 上で図面のレイアウトを変更し、再び[印

刷とプレビュー]をクリックしてください。

4. Direct Print & Share のメインウィンドウの[登録ファイル]リストに、AutoCAD の図面から生

成された PDF ファイルが表示されていることを確認します。

生成された PDF ファイルは、印刷したり、クラウドストレージへアップロードすることがで

きます。

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<商標について>

・Canon、imagePROGRAF、ショートカットプリントは、キヤノン株式会社の商標または登録商標です。

・Microsoft、Windows は、米国 Microsoft Corporation の、米国およびその他の国における登録商標また

は商標です。

・Google、Google ドライブ、Google Apps は、Google Inc. の商標です。

・AutoCAD、その他オートデスク製品名は、Autodesk, Inc.の米国およびその他の国における商標または

登録商標です。

・その他、本文中の社名や商品名は各社の登録商標または商標です。