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豊富なアイデアを 価値ある製品に変えるには? www.siemens.com/plm シーメンスからの提案: いいものをつくり、いいものづくりをするPLMソフトウェア

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豊富なアイデアを価値ある製品に変えるには?

www.siemens.com/plm

シーメンスからの提案:いいものをつくり、いいものづくりをするPLMソフトウェア

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シーメンスPLMソフトウェア

製品を成功に導くイノベーション 04 - 05

PLMで、イノベーションプロセスを進化させる 06 - 07 2つのレベルでイノベーションに対応 08 - 09

PLMのビジネス価値 10 - 11

イノベーション・プラットフォーム上に業界特化のソリューション構築 12 - 13 シーメンスPLMソフトウェアが提供するエンタープライズ・ソリューション・ポートフォリオ 14 - 15

4つの卓越したメリット 15

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複雑な現実を容易に管理しながら、 変化するニーズに対応

製品や生産のプロセスは、日々、複雑化しています。シーメンスPLMソフトウェアは、コン

セプトの創造から生産の終了まで、製品ライフサイクル全体を網羅するソリューション

を提供し 、 高い品質を維持しながら、「いい『もの』、いいものづくり」をめざす企業を支

援します。

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製品を成功に導くイノベーション

意思決定者の3分の2は、戦略的最優先事項のトップ3のひとつにイノベーションを挙げています1。その背景に、次のような事実があります。

•現時点で収益の75%を占める製品は、2010年までに販売期間を終了する•新製品の企画段階で、アイデアの86%は製品化されない•製品化された製品の50~70%は失敗に終わる

画期的なアイデアを形にし、競合他社に先駆けて価値ある製品やサービスを市場投入するためには、イノベーションが不可欠です。市場シェアの獲得や製品の差別化によって利益率の最大化を目指す際に、イノベーションは企業をパワーアップさせるエンジンとして機能してくれます。企業は、運用コストを最小化しながら業務の効率化を図るイノベーションによって、一歩先のステージへと飛躍します。

トップクラスの企業は、効果的にイノベーションを促進することによって、製品ライフサイクルを改善し、ビジネス全体で成果を得ています。平均的な企業の場合、新しいアイデアが製品として結実する割合は3,000件につき1件に過ぎませんが、トップクラスの企業は、その6倍のペースで、アイデアを新製品として具現し、市場に投入しています。その理由は、次のようなものです。

•平均的な企業よりもアイデアの数が豊富•本格的な開発に入る前に、見込みの薄いアイデアをふるい落とす•ベストプラクティスを組織的に再利用し、イノベーション・プロセスを推進•イノベーションへの投資をビジネス・メリットに結びつける効率性

シーメンスPLMソフトウェアは、豊富なアイデアを価値ある商品に変える、イノベーション・プロセスの改革が、経営にとって重要なテーマになると考えています。イノベーションの強化によって、企業は競争優位性を獲得することができます。また、顧客第一のビジネスを遂行するために、業務プロセスや工場の生産プロセスが必要とする柔軟性を手に入れることができます。

製品ライフサイクル管理(PLM)は、製品やプロセスのイノベーションを継続的に促進するために、すべての企業で必要とされるミッション・クリティカルなシステムです。PLMによって、ビジネスにおける適切な意思決定、つまりイノベーションへの投資からより多くのビジネス・メリットを回収するための意思決定を下す際に、必要なナレッジに、迅速にアクセスできるようになります。

市場をリードし、財務上の成長を達成するためには、価値ある製品を生み出す必要があります。そのために、

企業は全社が一丸となって、製品および生産プロセスのイノベーションに取り組まなければなりません。イノ

ベーションを実現するプロセス改革によって、これまでの製品ライフサイクルでは発揮されてこなかった潜在

力を引き出すことができるのです。

1:Innovation2007:BCGSeniorManagementSurvey、BostonConsultingGroup、2007

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イノベーションを成功させる4つの要件

効果的なグローバル化。現代の企業は、“場所を選ばない設計・製造・サポート”というビジネス戦略を推進するために、グローバル化のメリットを最大化することが求められています。世界各地に分散する多様なパートナーやサプライヤー、顧客をグローバルなバリューチェーンに結びつけ、継続的な連携を確かなものにすることが必要です。そのためには、「フォロー・ザ・サン」(太陽を追いかけて24時間体制で稼動する)プロセスの導入が不可欠になってきます。

企業リソースの最適化。製品ライフサイクル・プロセスは、製品開発プロセスや製造プロセスにおける生産性を最大化し、ピーク時のパフォーマンスを保証し、非効率性を排除する

ために規定しなければなりません。プロジェクトのリソースは、市場の求める製品品質、コスト、およびスケジュールのバランスを適切に保つために、適切に調整する必要があります。

市場投入までの期間の短縮。製品ライフサイクルのあらゆる段階を通じて、無駄のないプロセスで業務を進める必要があります。製品および生産チームは、日常のプロセスから付加価値のない作業を排除しなければなりません。開発と生産の間を密に連携させ、コラボレーションや継続的なフィードバックを促進することで、不必要なやり直し作業を回避することができます。また、市場投入までの期間を短縮するためには、下流プロセスをできるだけ早く開始し、上流プロセスと並行して実行する必要があります。

PLMで、イノベーション・プロセスを 進化させる

製品やプロセスのイノベーションによって製品の成功を促進しようとする企業は、イノベーショ

ンへの投資から得られるビジネス価値を最大化する必要があります。イノベーション投資のビ

ジネス価値を最大化するには、そのカギとなる以下の4つの要件を満たさなければなりません。

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持続可能な製品コンテンツ。市場が求める革新的な製品コンテンツを顧客が満足する価格で提供するために、また、製品およびプロセスを環境、政府、業界および国際的な規制に確実に準拠させるためにも、市場ニーズを確実にとらえてプロセスを規定する必要があります。持続可能な製品コンテンツは、製品が“市場のニーズに合った”ものであり、かつ各種の規制に準拠していることを確認できるため、ビジネスリスクを軽減できます。

イノベーションにおける PLM の役割

PLMは、企業が管理する豊富な製品データや、日々生成するプロセス・データの優位性を最大化し、イノベーションの4つの要件を満たすための最適なテクノロジとして評価されています。事実、トップクラスの企業は、イノベーション・イニシアチブを促進するために、平均的な企業の4倍もPLM技術に投資しています。PLMは、グローバルなパートナーやサプライヤー、顧客を継続的なイノベーション・プロセスに取り込み、市場ニーズに合わせて柔軟に変化できるビジネスモデルを提供します。PLMのプラットフォームは、製品チームが数あるアイデアの中から最高のものを発見し、評価し、商品化する手段を提供し、世界中のあらゆる開発拠点で革新的な製品を企画・生産することを可能にします。

トップクラスの企業は、グローバルに業務を分散するバリューチェーンで構成される製品ライフサイクルのあらゆる段階でイノベーションを実現するために、PLMを活用しています。PLMによって企業は、次の5つのビジネス・メリットを生み出すイノベーション・プロセス・カーブを確立することができます。

•製品投入期間の短縮•利益の増大•製造コストの削減•製品ライフサイクルにおける収益性の向上•再利用可能なベストプラクティス

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2つのレベルでイノベーションに対応

いい「もの」をつくる

経済のグローバル化が進む現在、市場からの要求は多様化しています。その中で製品力を強化するためには、スタイリッシュでありながら、適切な機能性を備え、使いやすく、顧客の想像力に訴えかけられる製品を、顧客が満足する価格で提供することが必要です。そして、それこそが、競合他社をリードする力になるのです。そのためには、次のポイントで顧客の要求を満足させる製品を提供する必要があります。

•タイミング•機能•パフォーマンス•スタイル•価格

これらへの要求は、製品ライフサイクルが進む過程で頻繁に変化するため、イノベーション・プロセスは、変化を察知し、系統的でありかつ繰り返し可能な方法で、簡単に要求にこたえられるものでなければなりません。

いいものづくりをする

市場に適切な製品を投入する、ということは、今日の製品企業に求められる対策の半分でしかありません。トップクラスの企業は、生産方式や、設計技術と製造技術を融合させるイニシアチブ(Design-for-Manufacturing)を導入し、製品ライフサイクルの下流プロセスを最適化しています。ここで目標となるのは、製品ライフサイクルのできるだけ早い段階で、製品開発チームと製造チームが、次のポイントに注目して協力できるようにすることです。

•生産コストの最小化•製品品質の向上•より信頼性の高い製品の提供•アフターサービスが容易な製品の開発•環境のための“グリーン”イニシアチブの推進

PLMで製品ライフサイクルを一元管理する

かつて企業は、生産性向上ツールを導入し、製品開発や生産のプロセスを個別に効率化しようと試みた時期がありました。しかし、こうしたテクノロジはそれぞれ単独で運用されるため、複雑さを克服できず、業務そのものの効率化につながりませんでした。これらは、製品が市場に適応しているかどうかを判断するためのテクノロジではなかったのです。

PLMは、イノベーション・プロセスを変革し、『いい「もの」、いいものづくり』を可能にします。企業は最適なPLM戦略を立案することで、生産、開発、製造、イノベーションを包括的に管理できるデジタルな環境を構築することができます。

PLMは、製品の構想から廃棄までのライフサイクルを通じて、微調整を可能にしながらも首尾一貫したプロセスを確立し、一貫性のある正確な情報を管理する手段を提供します。

プロセスのイノベーション要件を満たし、優れた製品を生み出すために、今日の企業は、次の

2つのレベルで並行してイノベーションを推進する必要があります。

• いい「もの」 をつくる

• いいものづくり をする

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確かな結果をもたらすPLM

PLMを導入した製造企業は、その効果を実感しています。

•有名な大型トラック製造企業は、新工場の操業を開始する際に直接および間接人件費を30%削減

•欧州地域で初めて完全統合を果たした防衛企業は、統合された単一の知的財産運用システムを構築

•航空宇宙産業で世界的に有名な企業は、製品ライフサイクルのできるだけ早い段階で各チームが協力できる体制を構築し、設計で50%、製造で80%のコストを削減

•グローバルに展開する自動車製造企業は、年間10億ドルを節約し、設計から量産までのサイクルタイムを4年から1年に短縮

•中国の先進的な製造企業では、部品数が最大1万個に及ぶ組立製品で、設計変更にかかる期間を70%削減

•大手の女性向けファッション・チェーンは、初期スケッチから商品化までの期間(輸送時間を除く)を最大30%短縮

PLMとは

製品ライフサイクル管理は、イノベーションを促進し、製品の市場投入を短期化する、正確な情報をベースとして立案する統合戦略です。PLMは、製品に関連するすべてのナレッジ、データ、プロセスが保存された唯一の情報源として機能する、共通のプラットフォーム上に構築されます。ビジネス戦略面では、グローバルなバリューチェーンに分散した複数の組織をあたかもひとつの事業体のように連携させ、製品のイノベーション、生産、開発、サポート、および廃棄のプロセスを一貫して管理できるようになります。PLMにはベストプラクティスと教訓が組み込まれます。それにより、貴重な知的資本を組織的に繰り返し再利用できる情報の格納庫が形成されます。

IT戦略面では、世界各地に分散したチーム間を結びつけ、リアルタイムなコラボレーションとデータ共有を実現する、整理されたわかりやすいデータ構造を確立します。PLMによって、企業はこれまで行ってきたIT投資を生かしながら、複数のアプリケーション・システムを一元管理することができます。また、オープンAPIと業界標準に準拠することで、データ変換の問題が最小化され、ユーザは製品ライフサイクルの各段階で適切な情報にアクセスできるようになり、プロセスそのものの可視化も可能になります。

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PLMが提供する価値イノベーションの効果を企業全体で生かすためには、設計、製造、生産から戦略的パートナー、

サプライヤー、そして顧客まで、バリューチェーン全体の関与が求められます。

シーメンスPLMソフトウェアとタッグを組むことで、企業は短期的な成果を確保しつつ、戦略的に業務を進められるようになります。PLMソリューションの標準化されたオープンなポートフォリオは、製品ライフサイクルを網羅し、イノベーションを実現する技術的なプラットフォームを構築します。ビジネスのさまざまな問題に取り組むことで、将来の成功に不可欠な揺るぎない基盤を構築することができます。

PLMプラットフォームとその上で展開するソリューションが機能し始めると、企業はすぐに、そして長期的に、イノベーションによる利益を数字として実感できるようになります。

市場投入期間の短縮

企業は長い間、プロダクトチェーンの中で発生するボトルネックを考慮しない直線的なプロセスで製品を市場に送り出してきました。この方法では、サプライヤー、製造専門家、サービス・保守担当者など、下流工程の関係者がプロセスに遅れて参加することになります。これに対してPLMは、製品ライフサイクル上で必要なさまざまな業務をできるだけ並列的なプロセスで実行できるため、製品ライフサイクルの重要な段階で無駄をなくし、プロセスに要する期間を短縮することができます。PLMは、製品ライフサイクルの初期段階で、整合性のある、正確で、同期された複数分野にわたるナレッジを提供します。これにより、後期段階になって下流工程の関係者から提案や予想外の問題提起がなされ、コストやスケジュールに影響を及ぼすことを回避します。PLMによって企業は、革新的な製品を他社に先駆けて市場投入し、売上を伸ばすことによって、競争に勝つことができます。

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利益の増大

PLMによって、ターゲットとなる顧客や市場のニーズを把握し、同じ方向性で製品を企画し、製品への期待を喚起することができます。また、製品ニーズに合致した革新的な製品を、顧客が必要とするときに適切な価格で供給することができます。PLMは、急速に高まる顧客の要求と、費用効果の高い生産プロセスの両方をにらみつつ、新製品アイデアを詳細に検討することを可能にします。構想プロセスでは、部門の垣根を越えた複数のグローバルなチームが、それぞれ独自の経験とアイデアを持ち寄り、リアルタイムにコラボレーションします。その過程で、継続的なイノベーション・プロセスで今後再利用される知識と“過去の教訓”が取り込まれます。

PLMは、顧客やターゲット市場の特定のニーズを満たす、個別にカスタマイズした製品を、迅速かつ費用対効果の高い方法で提供し、マス・カスタマイゼーションを促進します。PLMによって最適な製品構成管理を行い、オプション品や代替部品をすばやく提案することができます。市場で最先端のこれらの機能が、柔軟で継続的なポートフォリオの策定を可能にします。

製造コストを削減

PLMによって、製品ライフサイクルのあらゆる段階でコストを削減し、その結果として、企業が計画、開発、製造、およびサポートする、すべての製品にかかわるコストを最小化することができます。たとえば、PLMによって、提案された設計変更と要件変更が納期やリソースに与える影響を把握することで、製品にかかるコストや生産スケジュールを的確に把握し、納期と販売価格を迅速に決定することができます。また、製品ライフサイクルの初期段階で設計上の欠陥を発見することで、何度も同じような作業を繰り返したり、製造段階に入ってから仕様を変更したりするリスクを回避することができます。

PLMによって、保守・サービス担当グループの懸念を製品設計に取り入れ、保守コストを最小化できます。製造計画、設備情報、製造プロセスをデジタルなデータとして管理し、それを再利用することで、全体の運用コストを削減できます。また、バーチャル・プロトタイピングを導入し、実際のプロトタイプにかかる検証コストを大幅に削減することもできます。

製品ライフサイクルの収益性を拡大

PLMによって、製品の機能強化や、派生製品、ニッチ製品、アドオンなどを費用効果の高い方法で提供し、製品ライフサイクルの中で利益を出せる期間を延長することができます。これは、初期プロセスの加速による製品の立ち上げ期間の短縮、市場投入コストの最小化、後継製品および派生製品による収益の最大化を可能にする製品プラットフォームを構築することで達成されます。

ベストプラクティスの再利用

PLMによって、製品ライフサイクルにおけるベストプラクティス・プロセス、知的資本、人材、製品計画、生産計画、生産施設、バリューチェーンの再利用を最大化することができます。統合された製品・生産管理機能が、いつでもすぐに使える状態で用意されているため、新たな市場投入プログラムを迅速に開始し、継続的に改善することができます。何もない状態から新しいプログラムをスタートすることはまれです。PLMによる再利用は、マス・カスタマイゼーションを促進し、よりきめ細かにパーソナライズされた製品を求める顧客の要求に、迅速かつ費用対効果の高い方法でこたえる必要がある場合に、特に威力を発揮します。

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シーメンスPLMソフトウェアは、現在、次のような幅広い業界向けに、いますぐ利用可能なソリューションを提供しています。

•航空宇宙/防衛•自動車/輸送機器•コンシューマ製品•政府/教育/サービス•ハイテク/エレクトロニクス•産業機械•ライフサイエンス•エネルギー/公益事業

これらのソリューションは、通常、次のような製品ライフサイクルのさまざまな場面に対応する、堅牢なPLMイノベーション・プラットフォーム上で展開されます。

シーメンスPLMソフトウェアは、各業界において企業が、最も評価の高いイノベーション・イニシアチブをどのように採用し、事前設定されたベストプラクティス・プロセスをどのように役立てているか、深く理解しています。ライフサイクル投資の回収を最大化し、また、ソリューションが結果を生む時期を正確に予測したい企業にとって、業界のベストプラクティスは特に重要です。

イノベーション・プラットフォーム上に 各業界向けのソリューション構築

シーメンスPLMソフトウェアは、PLMイノベーション・プラットフォーム上で幅広い業界のニーズ

におこたえできるソリューションを提供しています。私たちは、生産プロセスにPLMソリューショ

ンを導入するお客様との緊密なパートナーシップを築いてきた豊富な経験を通じて、卓越した

専門知識を蓄積してきました。

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製造。PLMソリューションは、製品、プロセス、リソース、および設備を単一のシステム環境でデータとして連携させ、製品開発プロセスと製造プロセスを連携させます。PLMは、デジタル環境において連続性を維持し、製造企業におけるグローバルな製造体制の活用、生産の効率化、製品品質の維持、および収益性の向上を支援します。

サービスとサポート。PLMソリューションによって、サービスデータ管理環境を構築し、サービス・保守対象製品のナレッジを取り込み、最適化し、活用することができます。こうした情報は、保守計画策定、保守の実施、資材管理を含む保守、修理、点検(MRO)機能の改善に特に役立ちます。

計画および管理 。トップクラスの企業は、イノベーションへの投資計画にPLMを使用しています。意思決定者は、PLMツールを使用し、社内で提案された多数のイノベーション・プロジェクトの中から、企業の戦略的目標と一致するものを採用します。PLMは、コスト要件とスケジュール要件が満たされるようにプロジェクトを推進し、リソースを最適化する優れた管理機能を提供します。

製品開発。PLMソリューションは、一元管理された製品開発環境を提供します。これにより、構想から設計、製造までの各開発段階を可能な限り並列的に実行して開発期間を圧縮し、上流工程と下流工程の開発活動を連携させ、やり直し作業を最小化するのに有効な共有のナレッジベースを構築します。

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シーメンスPLMソフトウェアは、大規模企業と中堅企業のどちらにも対応できる、市場で最も幅広く拡張性のあるソフトウェア・ソリューションを提供しています。企業の組織内コラボレーションを促進するソリューションにより、イノベーションを活性化・加速化し、運用リソースを最適化します。

NX™やSolid Edge®によるデジタル製品開発では、適切に管理された開発環境下で、ナレッジの取り込みと再利用を重視した、製品開発と導入の全体的なアプローチを確立できます。情報、プログラム、およびプロセスの可視性が向上することで、柔軟性、反応性、効率が向上します。また、リアルタイム・シミュレー

ション機能が組み込まれているため、製品仕様が確定する前から顧客に提案活動を行うことも容易です。こうして、製品の品質とビジネスのパフォーマンスを最大化しながら、製品のイノベーションを促進することが可能になります。

Tecnomatix®とその関連製品によるデジタル・マニュファクチャリングは、製造業務における品質、プロセス、設備、リソース、シミュレーションを最適化できるバーチャル環境のもとで、ナレッジ管理とプロセス改善を統合的に支援します。コラボレーションの強化と製造業務の管理によって、革新的な製品設計を経済的な成功へと導きます。

シーメンスPLMソフトウェアが提供する エンタープライズ・ソリューション・ ポートフォリオシーメンスPLMソフトウェアは、製品ライフサイクルのあらゆる段階をサポートするオープンな

PLMプラットフォーム、および優れたソフトウェア・ソリューションを提供する、先見性を備えた

リーダーとして、幅広い業界から高い評価を得ています。

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Teamcenter®によるデジタル・ライフサイクル管理は、世界各地に拠点を持つ企業の新製品立ち上げ業務をあらゆる面でサポートします。アイデアの取り込み・管理、リアルタイム会議、プロジェクトおよびポートフォリオ管理の統合ツールと、業界をリードする製品設計・開発ソリューションを組み合わせ、製品およびプロセス・ナレッジを一元的に共有するデジタル環境を提供します。

Velocity Series™は、PLMの必要性が高まり、組織の成長に合わせて進化するデジタル環境を整備したいと考えている中堅企業のニーズに最適化しています。

これらのソリューションによって、企業は独自のPLMプラットフォームを構築することができます。PLMソリューションは、その優れたパフォーマンス、相互運用性、および豊富な業界ナレッジによって、幅広く採用されています。

4つの卓越したメリット

シーメンスPLMソフトウェアは、卓越したベストプラクティス・ソリューションを提供します。その優位性は、以下の4点にあります。

オープン:オープンな設計環境を実現するアーキテクチャによって、既存のIT投資を保護しながら他システムと相互運用できます。

拡張性:拡張性が高く、かつ堅牢なテクノロジによって、導入拠点を1,000から1万、5万へとシームレスに拡張することができます。

柔軟性:柔軟性に極めて優れたイノベーション・プラットフォームによって、進行中の変化や、ますます複雑化する製品ライフサイクルにもスムーズに対応できます。

実績:市場で繰り返し実績が認められた信頼のソリューションを提供します。ユーザー企業の上位100社では、導入してから平均18年の期間、継続的にお使いいただいています。シーメンスPLMソフトウェアは、お客様を第一に考え、お客様のビジネスを成功へと導いています。

貴社の製品が市場から受け入れられるために、私たちの卓越したPLMソリューションを是非お役立てください。貴社の力強いパートナーとして、ご支援させていただく機会を心よりお待ちしております。

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シーメンスPLMソフトウェアについてシーメンスPLMソフトウェアは、シーメンス産業オートメーション事業部のビジネスユニットで、PLM (製品ライフサイクル管理)ソフトウェアおよび関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダです。これまで世界各地の6万3,000社のお客様にサービスを提供し、約670万ライセンスにおよぶソフトウェア販売実績を上げています。米国テキサス州プラノを本拠地として、数多くの企業と協働して、豊富なアイデアを価値ある製品に変えるオープンなソリューションを提供しています。シーメンスPLMソフトウェアの製品やサービスに関する詳細は、www.siemens.com/plm にてご覧いただけます。

シーメンスPLMソフトウェア本社Granite Park One5800 Granite ParkwaySuite 600Plano, TX 75024USA972 987 3000Fax 972 987 3398

アメリカGranite Park One5800 Granite ParkwaySuite 600Plano, TX 75024USA800 498 5351Fax 972 987 3398

ヨーロッパ3 Knoll RoadCamberleySurrey GU15 3SYUnited Kingdom44 (0) 1276 702000Fax 44 (0) 1276 702130

アジア/太平洋Suites 6804-8, 68/F Central Plaza18 Harbour Road WanChaiHong Kong852 2230 3333Fax 852 2230 3210

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