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022 |2012|11 2012|11|023 ンライトというかたちになったのですここで重要なのはダウンライトを天井に押し込め て眩しさをなくすだけでなく光が発せられている ことすら感じさせないようにしなくてはならないこ とでしたフルスペキュラといって高純度のアルミ に電解研磨をかけて反射率を高め輝度を抑えて 存在感をなくすグレアレスの手法がありますまた ブラックコーンにしたりブラックバッフルをつ けて不要な光の拡散を防ぐ方法もありますその ようなグレアフリーとかダークライトなどといった 照明を建築照明コンサルタントが近代の建築家 と協力しながらキンベル美術館やシーグラムビル のために開発していったのです空間に必要な光環境をつくりながら照明器具自 体を気付かせないようにするためにもグレアレス ダウンライトはもっとも大切な光の道具と言えるで しょうしかし日本にこの考えが入ってきたのは 80年代なので20年以上も遅れを取っていたこと になります日本のビル照明の曙 ーー日本で行われた建築照明の始まりをお聞かせ いただけますか 面出 日本の建築照明の始まりはTLヤマギワ 研究所に私が在籍していた当時照明デザイナー グレアレスダウンライトが建築照明の始まり ーー建築照明の中で眩しさ グレアを抑える手法が ありますがその始まりとはどういう経緯からだっ たのでしょうか 面出薫 以下面出建築照明のデザインが始 まったのは1950年代後半ですその頃にミース ファンデルローエやルイスカーンなどが建築照明にリチャードケリーやエジソンプライ スといったコンサルタントを使い始めましたグレ アレス 光源からのまぶしさを抑える照明とはそのア メリカから始まった建築照明のいちばん基礎的なも のです私は1978年にこの道に入り照明器具の 形態ではなく光で環境をデザインすることを目指 しましたしかし既にアメリカにそのような職能 があることを知ったのは1980年でしたその中で私が最初に学んだのはグレアレスダ ウンライトでしたフィリップ ジョンソンやI M ペイなどの近代建築をつくってきた人たちのシャ ンデリアのような装飾的なものではなく建築を傷 つけずに快適な光環境をつくってほしいという要求 から照明器具の姿形は見えないのだけれども光だけが残る照明をつくらなければいけなかったの ですそれが照明を天井の中に押し込めて最小 の穴から光を放つことだったのですつまり近代 建築の白い空間で照明器具の存在感をなくすダウ 私はグレアレスのダウンライトやウォールウォッシャ など建築照明のロジックをクロードエンゲルか ら学びました彼が指摘した新宿NSビルの問題点 上を見上げた時に吹き抜けがすばらしいと思え る一方で上からの自然光だけだとアトリウムに立っ た時に井戸の底にいる恐怖感を感じさせてしまう可 能性があるのではということでしたそれを取り 除くために低層部の壁面に輝度を持たせる必要 があるということでした低層階の廊下にウォール ウォッシャ照明を用いて壁面を均一に明るくする ことで吹き抜けのダイナミックさはそのままに低層 部の魅力を演出できると提案しました私が最近手がけた横浜の山下町にある神奈川芸 術劇場NHK横浜放送会館 本誌1101では道と の関係を考えました公共性の高い建築なので極力野外に照明柱を立てないで軒下のダウン ライトで周辺の道を照らすようにしました外壁の プロフィリットガラスを輝かすことで建築的な行 灯にしたのです共用部をグレアレスダウンライト にし施設内に入ると優しい光で包まれるそのよ うな照明計画を考えましたグレアレスというのはアメリカが発祥ですがもと日本人が持っていた感覚だと思います蝋燭 ひとつに対しても直接炎を見せずに和紙を透過す る柔らかい光に加工したわけですわずかな光で さえ目に優しい光つまりグレアレスの思想とい うのは欧米人ではなく古来より日本人が持ってい たんだと思いますLED時代のグレアレス ーー LEDになった時グレアレスの手法はどのように 変わっていくでしょうか 面出 LEDは未だ発展途上で私たちが期待す るようなものは数年かかるでしょう今までの光源 LEDに変わったらどのぐらい省エネになるかとい う比較論ではなくて明らかに光の質としてステッ プアップしなくてはいけませんLEDでは天井の見込みを薄くできる可能性があ りますまた技術の進歩で確実にパワーは上が りますので輝度の高い照明器具になってしまう可 能性がありますそれをきちんとコントロールして いく技術が必要になってくるでしょうLEDはリフ レクターでコントロールしていくべきなのかレン ズなりフィルムで制御するのかさまざまな制御の 方法が考えられます配光制御して有効利用す るための二次的な光学制御技術がどのようになっ ていくのかが問われていきますその時に洗練 された目的配光を考えるだけでなくどのようにま ぶしさをコントロールしていくのかも考えなければ いけません高効率なLED照明でもグレアレスに 蛍光灯とLEDダウンライトの比較断面アイシンエィダブリュ技術センターロビーグレアレスダウンライトを設置している 従来光源を使用). グレアレスダウンラ イトパナソニック独自 のアルミ蒸着鏡面仕上 げによる反射板で一般 のダウンライトに比べて 鏡面反射率を12アッ メタリックレリーフ コーンきめ細かなレ リーフと特殊メタリック 塗装によって光を最適 な輝度感にコントロー ルするSmartArchi Webサイトでは各空間のFeuを使った設計 モデルプランなど照明設計に役立つさまざまなコンテンツ を用意しているhttp://www2.panasonic.biz/es/lighting/ smartarchi/ 反射板の仕上げによりグレアをコントロールしその場に応じ た光環境を実現するSmartArchi のダウンライト建築との 同一化やよりよい空間演出をするため反射板の輝度を抑 えて極力存在感をなくしたグレアレスタイプのダウンライト 不快なグレアを排除しながらも快適な明るさ感を保つ メタリックレリーフコーンタイプの2種類を用意LED光源 下方向への配光が制御しやすく蛍光灯などに比べて 効率がアップグレアカット30°を実現しながらエネルギー 消費効率を高めることができるのクロードエンゲルを招いて日建設計が設計した 新宿NSビル 本誌8212だと思いますその際にシカゴやニューヨークなどを訪れてクロードンゲルの仕事を視察し照明器具が輝かない照明 とはこういうものだということを見て回りました連載 建築 自由 える 照明 by 3 面出薫氏に聞くグレアレスな建築照明面出薫 めんでかおる1950年東京都生まれ東京藝術大学大学院美術研究科修 士課程修了1990年ライティングプランナーズ アソシエー ツ設立代表取締役現在武蔵野美術大学教授東京藝 術大学東京大学非常勤務講師 スマートアーキ 配慮しないと今までの光源に比べてあぶない所 があるかもしれません光の質 ーーこれから明かりの意味はどのようになっていく でしょうか 面出  これまで見たこともない斬新な光を求め る一方で今後のエネルギー事情を踏まえても少ないエネルギーで快適な暮らしができるような 方向になればよいと思っています闇や暗さをよし とする価値観がもっと広まればいいと思いますずかな光で暮らすということを習慣にすれば光の 量に支えられてきた照明に対する価値観や期待感 は大きくリセットされて照明デザインは光の量で はなく質を問う仕事だという考えになるでしょうその時にそれに合わせてLEDの技術も進化して いくと思いますLEDを使い効果的にエネルギー を利用しながらなおかつ行きすぎた明るさに対 しては抑えていくともっと味わい深くそこにデザ インのアイデアが生きてくるはずです不便である ということも時には重要で行き過ぎた利便性は 不必要だとも思います江戸時代ぐらいまで遡っ 光の質に対する感覚を取り戻せていけたらと 思っています2012928LPAにて 文責本誌編集部SmartArchi LEDダウンライト撮影金子俊男ライティングプランナーズアソシエーツ 資料提供パナソニック 2点撮影新建築社写真部 省エネや効率を考えながらいかに快適 な光環境をつくれるか改めて建築に おける照明が果たす役割が問われていま この連載ではパナソニックの建築 照明器具SmartArchiスマートアーキを題材に各回建築がより自由になる ための照明設計のヒントとなるトピックを 取り上げます3回は新宿NSビルやNHK横浜放送会 東京駅などの照明デザインをされた LPA代表の面出薫氏に建築における照明 のあり方に関してお伺いしました新宿NSビル 本誌8212),アトリウム見上げ低層廊下の壁はウォールウォッシャで照明されている神奈川芸術劇場NHK横浜放送会館 本誌1101). 街に対して行灯のように佇むエントランスグレアレスダウンライトが使用されている消費効率がアップ LED光源は,下方向への配光が制御しやすく,蛍光灯などに 比べて効率がアップ.グレアカット30°を実現しながら,エネル ギー消費効率を大きく高めることに成功しました. 30° LEDレンズユニット 反射板 蛍光灯 主反射板 反射板 LED150形(FHT32形蛍光灯器具相当) NYY16515K 72.7 lm/W FHT32形蛍光灯ダウンライト NYY13522(生産終了品) 31.7 lm/W パナソニックの建築照明器具SmartArchiスマートアーキに対する率直なご意見要望を含めて右記URLからアンケートにお答えくださいhttp://www.cgc.ne.jp/panasonic201210/

grid version 2.11 撮影 金子俊男 ライティングプラン …...0 2 2 |2012|11 『新建築』 年 月号 頁/ 折ー 4C 出力見本grid version 2.11 2012|11|0 2 3 『新建築』

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Page 1: grid version 2.11 撮影 金子俊男 ライティングプラン …...0 2 2 |2012|11 『新建築』 年 月号 頁/ 折ー 4C 出力見本grid version 2.11 2012|11|0 2 3 『新建築』

0 2 2 |2012|11

『新建築』    年 月号   頁/  折ー  4C 出力見本grid version 2.11

2012|11|0 2 3

『新建築』 2009年  月号  頁/  折ー 4C 出力見本grid version 2.11

ンライトというかたちになったのです.

ここで重要なのは,ダウンライトを天井に押し込め

て眩しさをなくすだけでなく,光が発せられている

ことすら感じさせないようにしなくてはならないこ

とでした.フルスペキュラといって高純度のアルミ

に電解研磨をかけて反射率を高め,輝度を抑えて

存在感をなくすグレアレスの手法があります.また

は,ブラックコーンにしたり,ブラックバッフルをつ

けて不要な光の拡散を防ぐ方法もあります.その

ようなグレアフリーとか,ダークライトなどといった

照明を,建築照明コンサルタントが近代の建築家

と協力しながら,キンベル美術館やシーグラムビル

のために開発していったのです.

空間に必要な光環境をつくりながら,照明器具自

体を気付かせないようにするためにも,グレアレス

ダウンライトはもっとも大切な光の道具と言えるで

しょう.しかし,日本にこの考えが入ってきたのは

80年代なので,20年以上も遅れを取っていたこと

になります.

日本のビル照明の曙

ーー日本で行われた建築照明の始まりをお聞かせ

いただけますか?

面出  日本の建築照明の始まりは,TLヤマギワ

研究所に私が在籍していた当時,照明デザイナー

グレアレスダウンライトが建築照明の始まり

ーー建築照明の中で眩しさ(グレア)を抑える手法が

ありますが,その始まりとはどういう経緯からだっ

たのでしょうか?

面出薫(以下,面出)  建築照明のデザインが始

まったのは1950年代後半です.その頃に,ミース・

ファン・デル・ローエや,ルイス・カーンなどが,

建築照明にリチャード・ケリーやエジソン・プライ

スといったコンサルタントを使い始めました.グレ

アレス(光源からのまぶしさを抑える照明)とは,そのア

メリカから始まった建築照明のいちばん基礎的なも

のです.私は1978年にこの道に入り,照明器具の

形態ではなく,光で環境をデザインすることを目指

しました.しかし,既にアメリカにそのような職能

があることを知ったのは1980年でした.

その中で,私が最初に学んだのは,グレアレスダ

ウンライトでした.フィリップ・ジョンソンや,I・M・

ペイなどの近代建築をつくってきた人たちの,シャ

ンデリアのような装飾的なものではなく,建築を傷

つけずに快適な光環境をつくってほしいという要求

から,照明器具の姿形は見えないのだけれども,

光だけが残る照明をつくらなければいけなかったの

です.それが照明を天井の中に押し込めて,最小

の穴から光を放つことだったのです.つまり,近代

建築の白い空間で照明器具の存在感をなくすダウ

私はグレアレスのダウンライトやウォールウォッシャ

など,建築照明のロジックをクロード・エンゲルか

ら学びました.彼が指摘した新宿NSビルの問題点

は,上を見上げた時に吹き抜けがすばらしいと思え

る一方で,上からの自然光だけだとアトリウムに立っ

た時に井戸の底にいる恐怖感を感じさせてしまう可

能性があるのではということでした.それを,取り

除くために,低層部の壁面に輝度を持たせる必要

があるということでした.低層階の廊下にウォール

ウォッシャ照明を用いて,壁面を均一に明るくする

ことで吹き抜けのダイナミックさはそのままに低層

部の魅力を演出できると提案しました.

私が最近手がけた,横浜の山下町にある神奈川芸

術劇場・NHK横浜放送会館(本誌1101)では,道と

の関係を考えました.公共性の高い建築なので,

極力,野外に照明柱を立てないで,軒下のダウン

ライトで周辺の道を照らすようにしました.外壁の

プロフィリットガラスを輝かすことで,建築的な行

灯にしたのです.共用部をグレアレスダウンライト

にし,施設内に入ると優しい光で包まれる.そのよ

うな照明計画を考えました.

グレアレスというのは,アメリカが発祥ですが,元

もと日本人が持っていた感覚だと思います.蝋燭

ひとつに対しても直接炎を見せずに和紙を透過す

る柔らかい光に加工したわけです.わずかな光で

さえ目に優しい光,つまり,グレアレスの思想とい

うのは欧米人ではなく,古来より日本人が持ってい

たんだと思います.

LED時代のグレアレス

ーーLEDになった時グレアレスの手法はどのように

変わっていくでしょうか?

面出  LEDは未だ発展途上で,私たちが期待す

るようなものは数年かかるでしょう.今までの光源

がLEDに変わったらどのぐらい省エネになるかとい

う比較論ではなくて,明らかに光の質としてステッ

プアップしなくてはいけません.

LEDでは,天井の見込みを薄くできる可能性があ

ります.また,技術の進歩で確実にパワーは上が

りますので,輝度の高い照明器具になってしまう可

能性があります.それをきちんとコントロールして

いく技術が必要になってくるでしょう.LEDはリフ

レクターでコントロールしていくべきなのか,レン

ズなりフィルムで制御するのか,さまざまな制御の

方法が考えられます.配光制御して,有効利用す

るための二次的な光学制御技術が,どのようになっ

ていくのかが問われていきます.その時に,洗練

された目的配光を考えるだけでなく,どのようにま

ぶしさをコントロールしていくのかも考えなければ

いけません.高効率なLED照明でもグレアレスに

右:蛍光灯とLEDダウンライトの比較断面.上:アイシン・エィ・ダブリュ技術センター,ロビー.グレアレスダウンライトを設置している(従来光源を使用).

上:グレアレスダウンライト.パナソニック独自のアルミ蒸着鏡面仕上げによる反射板で一般のダウンライトに比べて鏡面反射率を12%アップ.下:メタリックレリーフコーン.きめ細かなレリーフと特殊メタリック塗装によって光を最適な輝度感にコントロールする.

SmartArchiのWebサイトでは,各空間のFeuを使った設計モデルプランなど,照明設計に役立つさまざまなコンテンツを用意している.

http://www2.panasonic.biz/es/lighting/smartarchi/

反射板の仕上げによりグレアをコントロールしその場に応じた光環境を実現するSmartArchiのダウンライト.建築との同一化やよりよい空間演出をするため,反射板の輝度を抑えて極力存在感をなくしたグレアレスタイプのダウンライトと,不快なグレアを排除しながらも,快適な明るさ感を保つメタリックレリーフコーンタイプの2種類を用意.LED光源は,下方向への配光が制御しやすく,蛍光灯などに比べて効率がアップ.グレアカット30°を実現しながら,エネルギー消費効率を高めることができる.

のクロード・エンゲルを招いて日建設計が設計した

新宿NSビル(本誌8212)だと思います.その際に,

シカゴやニューヨークなどを訪れて,クロード・エ

ンゲルの仕事を視察し,照明器具が輝かない照明

とはこういうものだということを見て回りました.

連載 建築に自由を与える照明by

《第3回》 面出薫氏に聞く「グレアレスな建築照明」

面出薫(めんで・かおる)1950年東京都生まれ/東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了/ 1990年ライティングプランナーズ アソシエーツ設立,代表取締役/現在,武蔵野美術大学教授,東京藝術大学,東京大学非常勤務講師

スマートアーキ

配慮しないと,今までの光源に比べてあぶない所

があるかもしれません.

光の質

ーーこれから明かりの意味はどのようになっていく

でしょうか?

面出  これまで見たこともない斬新な光を求め

る一方で,今後のエネルギー事情を踏まえても,

少ないエネルギーで快適な暮らしができるような

方向になればよいと思っています.闇や暗さをよし

とする価値観がもっと広まればいいと思います.わ

ずかな光で暮らすということを習慣にすれば,光の

量に支えられてきた照明に対する価値観や期待感

は大きくリセットされて,照明デザインは光の量で

はなく質を問う仕事だという考えになるでしょう.

その時に,それに合わせてLEDの技術も進化して

いくと思います.LEDを使い効果的にエネルギー

を利用しながら,なおかつ,行きすぎた明るさに対

しては抑えていくともっと味わい深く,そこにデザ

インのアイデアが生きてくるはずです.不便である

ということも時には重要で,行き過ぎた利便性は

不必要だとも思います.江戸時代ぐらいまで遡っ

て,光の質に対する感覚を取り戻せていけたらと

思っています.

    (2012年9月28日,LPAにて 文責:本誌編集部)

SmartArchi 「LEDダウンライト」

撮影:金子俊男/ライティングプランナーズアソシエーツ

資料提供:パナソニック

2点撮影:新建築社写真部

省エネや効率を考えながら,いかに快適な光環境をつくれるか.改めて,建築における照明が果たす役割が問われています.この連載では,パナソニックの建築照明器具SmartArchi(スマートアーキ)を題材に,各回,建築がより自由になるための照明設計のヒントとなるトピックを取り上げます.第3回は新宿NSビルやNHK横浜放送会館,東京駅などの照明デザインをされたLPA代表の面出薫氏に建築における照明のあり方に関してお伺いしました. (編)

新宿NSビル(本誌8212),アトリウム見上げ. 低層廊下の壁はウォールウォッシャで照明されている.

神奈川芸術劇場・NHK横浜放送会館(本誌1101).街に対して行灯のように佇む.

エントランス.グレアレスダウンライトが使用されている.

LEDダウンライト

消費効率がアップLED光源は,下方向への配光が制御しやすく,蛍光灯などに比べて効率がアップ.グレアカット30°を実現しながら,エネルギー消費効率を大きく高めることに成功しました.

30°

LEDレンズユニット

反射板

蛍光灯

主反射板

反射板

LED150形(FHT32形蛍光灯器具相当)NYY16515K72.7 lm/W

FHT32形蛍光灯ダウンライトNYY13522(生産終了品)31.7 lm/W

パナソニックの建築照明器具SmartArchi(スマートアーキ)に対する率直なご意見,要望を含めて,右記URLからアンケートにお答えください.  http://www.cgc.ne.jp/panasonic201210/