当社では、株主の皆様の声をお聞かせいただくため、アンケートを実施いたします。お手数ではございますが、アンケートへのご協力をお願いいたします。

下記ＵＲＬにアクセスいただき、アクセスコード入力後に表示されるアンケートサイトにてご回答ください。所要時間は5分程度です。

ｈｔｔｐs：//ｗｗｗ．ｅ-ｋａｂｕｎｕｓｈｉ．ｃｏｍアクセスコード 1835

ご回 答 いただいた方の中から抽 選で 薄 謝（図 書カード5 0 0 円）を進 呈させて いただきます

kabu@wjm.jpへ空メールを送信してください。（タイトル、本文は無記入）アンケート回答用のURLが直ちに自動返信されます。

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●アンケートのお問い合わせ 「e -株主リサーチ事務局」 MAIL：info@e-kabunushi.com

●アンケート実施期間は、本書がお手元に到着してから約2ヶ月間です。

株主様向けアンケート

※本アンケートは、株式会社 a2media（エー・ツー・メディア）の提供する 「e-株主リサーチ」サービスにより実施いたします。（株式会社 a2mediaについての詳細 https://www.a2media.co.jp）

※ご回答内容は統計資料としてのみ使用させていただき、事前の承諾なしにこれ以外の目的に使用することはありません。

この機会に、株主の皆様の声をお聞かせください。

（1809）

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第77期 報告書　2019年4月1日〜2020年3月31日

R E P O R T 2 0 2 0

〒160-8589　東京都新宿区信濃町34　JR信濃町ビル4階TEL：03-5369-7698（代表）　FAX：03-5369-7640

http://www.totetsu.co.jp

東鉄工業は、東京ヤクルトスワローズのオフィシャルスポンサーです。

23.2％

32.9％

線路部門339億円

建築部門480億円

38.2％ 土木部門557億円

部門別売上高・

構成比

部門別受注高・

構成比

5.7％環境部門・その他 84億円27.1％30.3％ 線路部門

364億円建築部門407億円

42.6％土木部門571億円

1. 売上高は1,460億円と大幅に増加し、7年連続で過去最高を更新しました。2. 各利益とも増益となり、過去最高を更新しました。3. 1株当たりの期末配当金を53円としました。 （中間配当金と合わせ、年間配当金は93円となり、前期年間配当金に比べ15円の増配となります。）

ご あ い さ つ第77期 連結決算の概要

受注高 1,343 億円

（ 1億円　　）

親会社株主に帰属する当期純利益 106 億円

（ 17億円　　）

営業利益 148 億円

（ 26億円　　）

売上高 1,460 億円

（ 112億円　　）

経常利益 153 億円

（ 26億円　　）

（　）内は前期実績比較

年間配当金 1株当たり93 円

（ 15円　　）

　株主の皆様におかれましては、日頃より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

　ここに当社グループの第77期の事業の概要についてご報告申し上げます。

　当期の業績につきましては、官庁及び民間の鉄道関連工事が増加したことにより、受注高は

134,317百万円（前期比153百万円増加）となり、2期連続して1,300億円を超え、過去最高となり

ました。

　売上高は、前期からの繰越工事高が高水準でスタートしたことや、手持ち工事が順調に進捗

したことなどにより、146,034百万円（前期比11,294百万円増加）と大幅に増加し、7期連続し

て過去最高を更新しました。

　利益につきましては、上記売上高が大幅に増加したことなどにより、売上総利益は22,629百万

円（前期比2,942百万円増加）、営業利益は14,858百万円（前期比2,641百万円増加）、経常利益は

15,347百万円（前期比2,642百万円増加）、親会社株主に帰属する当期純利益は10,657百万円

（前期比1,794百万円増加）となり、いずれも過去最高を更新しました。

　なお、中期経営計画『東鉄3DPowerUp2021』の最終年度（2021年3月期）数値目標である「売

上高1,400億円」「営業利益140億円」を、1年前倒しにて達成することができました。

　期末配当金につきましては、1株当たり40円を予定しておりましたが、当社グループの当期の

業績や今後の事業展開を総合的に勘案し、株主の皆様のご支援にお応えするため、１株当たりの

期末配当金を53円とさせていただくこととしました。これにより、中間配当金40円と合わせた

当期の年間配当金は１株当たり93円となり、前期配当金に比べ15円の増配となります。

　当社グループにおきましては、中期経営計画『東鉄3DPowerUp2021』の最終年度を迎えま

すが、基本戦略である「３Ｄ戦略」に基づき、「成長戦略［Ｘ軸×Ｙ軸］」における諸施策の推進

を図るとともに、「クォリティ戦略［Ｚ軸］」における「PowerUpProject」の着実な推進により、

安全・品質・技術力・人材力・生産性・ＥＳＧなどの「基礎体力」を一段と強化させ、ステーク

ホルダーとの「共通価値の創造」を図り、当社の「社会的使命」をしっかりと果たしてまいります。

　株主の皆様におかれましては、今後ともなお一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2020年6月

代表取締役社長

21

中期経営計画（2018〜2021）『東鉄 3D Power Up 2021』

■ 当社の目指す「ゴール」

■『東鉄 3D Power Up 2021』基本方針

■「Power Up Project」に関する施策

■ ステークホルダーとの「共通価値の創造」

1 「社会的使命」を果たす● 「経営理念（〜安全はすべてに優先する〜）」に基づいた「軸のブレない経営」、及び● 「ステークホルダーから信頼」される「誠実な経営」により、● 社会やお客様の「安全」・「安心」・「品質」などのニーズに的確にお応えし、　当社の「社会的使命」をしっかりと果たします。

2 「企業価値向上」と「持続的成長」を図る● 事業活動を通じ、「企業価値向上」と「持続的成長」を図り、● 「堂々たる成長と飛躍」（「Jump」）に挑戦し続けます。

3 ステークホルダーとの「共通価値の創造」● 「SDGs」（持続可能な開発目標）及び「ESG」（環境・社会・ガバナンス）を意識した経営により、● お客様、株主、協力会社、従業員、地球環境など、ステークホルダーとの「共通価値の創造」を図ります。

1 「３Ｄ戦略」の継続● 「基本戦略」である「３Ｄ戦略」（スリーディ戦略）を継続強化し、● 良好な事業環境を最大限活かし、「成長戦略」（Ⅹ軸×Ｙ軸）により、受注力、　キャッシュ創出力を一層強化するとともに、● 「クォリティ戦略」（Ｚ軸）との「スパイラル相乗効果」を図ります。

2 「Power Up Project」を新たにスタート● 「クォリティ戦略」（Ｚ軸）においては、将来の「Jump」に備え、Ｚ軸を大幅に伸ばし、　「基礎体力」を一段と強化するための３年間と位置づけ、　「Power Up Project」を新たにスタートさせます。● このプロジェクトを通して、ステークホルダーとの「共通価値の創造」を図ります。● 「追い風環境」の今だからこそ、創出キャッシュを有効に活用します。

3 「堂々たる成長と飛躍」（「Jump」）につなげる● 「Power Up Project」により伸ばしたＺ軸を基に、さらなる「成長戦略」（Ⅹ軸×Ｙ軸）　の展開を図り、「堂々たる成長と飛躍」（「Jump」）につなげてまいります。

当 社● 安全・品質・技術力・人材力・生産性・　 ESGなどにおける「基礎体力」の強化

お 客 様● 安全・安心で、高品質・高効率・　 低コストの施工

株 主 ● 安定的な株主還元

協力会社● パートナーシップ強化● 労働環境（休日確保等）／支払条件改善● 人材育成支援（採用/教育・訓練の強化）

従 業 員

● 働き方の改善／ワークライフバランス● 女性等活躍推進● 現場４週８休の実現／長時間労働の排除● 安心で働きやすい職場環境／福利厚生の充実● 効果的な教育・訓練項目による人材育成

地球環境● 地球環境保全● 環境事業● SDGs

Z-1

「安全・品質向上」

● 「究極の安全と安心」の追求　　● 安全・作業環境向上ツール開発・導入　　● 鉄道用機械の開発・改良　　● 大規模災害時のＢＣＰ対応投資　など● 「安全のＰＤＣＡ」サイクル導入による　安全レベルの向上● 品質向上への取り組み強化　　● 各種機械・ツール開発・導入● 品質トラブルの再発防止、ＰＤＣＡサイクルによる　管理レベル向上

Z-2

「生産性向上／技術開発」

● 鉄道工事を中心とした「東鉄型イノベーション」　の推進● 技術開発力の強化● 施工力の強化● 保線用機械メンテナンス体制の強化

Z-3

「働き方改革／人材育成」

● 現場業務負担軽減・総労働時間の削減　　● 業務支援ツール開発・導入● 生産性向上のための業務改善● 働き方改革● 女性等活躍推進● 協力会社との連携・支援強化● 教育研修体制の再構築　（新研修センター建設など ソフト・ハード両面）● 適正な工期設定、工事平準化等についての　発注者への理解要請

Z-4

「ESG（環境・社会・ガバナンス）」

● 「Ｅ」：環境への取り組み・「東鉄ECO2プロジェクト」　の推進・強化● 「Ｓ」：女性等活躍推進等の取り組み強化● 「Ｇ」：「攻め（収益力/資本効率）」と　「守り（リスク管理）」の両方を重視した　コーポレートガバナンス経営の推進・強化

43

JR吾妻線台風19号に伴う災害復旧工事

上総牛久駅〜上総川間駅間災害復旧工事

　当工事所では、2008年よりJR品川駅の構内改良に係る軌道工事の施工を行っており、現在は2017年に着手した品川駅改良（Ⅱ期）工事の施工を進めています。着手後は、総延長5kmを超えるJR山手線・京浜東北線の軌道新設を進めてきました。2019年11月には、総員約770名を動員し、JR山手線・京浜東北線のうちの3線を同時に切り替える大規模な配線変更を実施し、2020年3月のJR高輪ゲートウェイ駅開業を迎えることができました。現在は配線変更を行った線路の本設化を進めています。　今後も鉄道を利用される全てのお客様に乗り心地の良い線路を提供できるよう所員一丸となって取り組んでいきたいと思います。

新設された線路撮影協力：東日本旅客鉄道株式会社

切換工事の様子

　2019年10月に上陸した台風19号は、各地で記録的豪雨をもたらし、JR吾妻線羽根尾駅〜大前駅間では土砂流入など甚大な被害を受けました。災害箇所の早期復旧に向け、当出張所では安全を最優先にした施工体制で土砂撤去及び道床交換に取り組みました。施工時期が冬季のため、道床の凍結、軌陸車搬入路の確保等の厳しい施工条件でしたが、発注者をはじめ、関係者の皆様のご協力により工期内に無事施工することができ、2020年2月21日に運転再開となりました。　今後も、当出張所及び協力会社一同ワンチームとなり、鉄道の安全安定輸送の確保に邁進してまいります。

　小湊鐵道では、昨年の台風19号の影響により上総牛久駅から上総川間駅の区間において路盤及び軌道が流出する大きな被害を受けました。当出張所では早期運転再開に向けて、17k458m〜17k493m間の復旧作業を施工しました。限られた期間の中で、「早期運転再開」という使命を所員全員で共有し、安全第一で施工した結果、無事に工期内に復旧が終了し、11月16日に運転を再開することができました。　今後も「より安全で高品質な施工」を心掛け、社会貢献に取り組んでまいります。

第77期第76期第75期

364345331 339342328

（億円）● 受注高　 （億円）● 売上高

第77期第76期第75期0

100

200

300

400

0

100

200

300

400

JR吾妻線台風19号による災害復旧工事売上高

受注高

339 億円

364 億円

件　　名　品川駅改良（Ⅱ期）　　　　　（第2回切換他）軌道3工　　期　2018年4月27日〜　　　　　2020年8月31日発 注 者　東日本旅客鉄道株式会社　　　　　東京工事事務所施工場所　東京都港区施工内容　TC型省力化軌道等の　　　　　軌道新設、線路切換工事

本工事の概要

品川駅改良（Ⅱ期）軌道工事JR山手線・京浜東北線の軌道新設を行い、3線同時線路切換を実施しました。

東京線路支店品川工事所佐藤副所長

高崎支店渋川出張所鈴木主任

千葉支店船橋出張所土山上席主任

小湊鐵道災害復旧工事

線路部門部門別の状況

1

2

TOTETSUNEWS

TOTETSUNEWS

現場レポート

65

　本工事は、横浜市交通局発注の市営地下鉄ブルーラインの耐震補強工事で、一面耐震補強工・鋼板巻き立て補強工・リブバー耐震補強工の3種類の工法により、開削トンネルの中柱及び駅構内柱の耐震補強工事を施工しております。　トンネル内の資機材運搬は、軌道モーターカーを使用して

の作業となるため、特に脱線防止に注意を払っております。また、作業終了時の跡確認を確実に行い、列車の安全・安定輸送に努めております。2015年10月より施工を進めておりますが、引き続き、無事故・無災害で完成できるよう、安全第一で工事を進めてまいります。

水戸支店土木部藤生所長

横浜支店土木部田中所長

　本工事は、山梨県甲府市の区画整理事業の一環で、JR中央本線と横沢通りの交差地点における、車道片側2車線と歩道を両側に備える工事です。　当社が得意とする線路下を横断する工事をHEP&JES工法にて施工しました。施工中は線路状態を24時間体制で監視し、列車の安全・安定輸送に努めました。また、様々な支障物等の発生により、工程管理において非常に苦労しましたが、2013年12月から2019年12月にわたり、6年に及ぶ難易度の高い工事を無事完成することができました。

JR中央本線甲府駅構内横沢こ道橋改築工事

富岡構内避難通路橋桁架設工事

富岡川橋りょう新設工事

件　　名　JR常磐線富岡川橋りょう新設工事工　　期　2017年7月1日〜2020年1月26日発 注 者　東日本旅客鉄道株式会社　水戸支社施工場所　福島県双葉郡富岡町施工内容　橋りょう下部工3基　　　　　PC単純I桁橋新設　橋長84.0ｍ　　　　　支間長（40.695ｍ+40.695ｍ）

件　　名　JR常磐線富岡構内避難通路橋桁架設工事工　　期　2017年8月1日〜2019年1月22日発 注 者　東日本旅客鉄道株式会社　水戸支社施工場所　福島県双葉郡富岡町施工内容　鋼2径間連続箱桁橋架設　　　　　　橋長94.0ｍ　　　　　　支間長（36.7ｍ+55.7ｍ）

JR常磐線富岡川橋りょう新設工事の概要JR常磐線富岡構内避難通路橋桁架設工事の概要

富岡構内避難通路橋桁架設工事富岡川橋りょう新設工事JR常磐線の復旧に向け、安全第一で施工しました。

第77期第76期第75期

571607531

第77期第76期第75期

557529538（億円）● 受注高　 （億円）● 売上高

0

150

300

450

600

0

150

300

450

600

横浜市営地下鉄ブルーライン開削トンネル中柱補強工事

鋼板巻き立て補強工・リブバー耐震補強工

1

2

TOTETSUNEWS

TOTETSUNEWS

現場レポート

売上高

受注高

557 億円

571 億円

土木部門部門別の状況

　『富岡構内避難通路橋桁架設工事』は、海側の県道小高広野線と、JR常磐線富岡駅付近の避難通路橋を立体交差させ、内陸側の国道6号線へと繋がる幹線道路を接続する工事です。鉄道の上空部は自走台車による送出し工法で架設を行い、側径間部はクレーンベント工法で架設を行いました。　『富岡川橋りょう新設工事』は、福島県による富岡川の河川改修事業に伴う、JR常磐線富岡川橋りょうの架替工事です。主桁セグメントを工場で製作し、現場にて主ケーブルを緊張し一体化させることで、短い期間で架替を行いました。

　この2つの工事により防災機能が向上し、東日本大震災からの復興のシンボルとして浜通りの活性化や成長に寄与するよう、安全第一の施工を心がけました。

HEP&JES工法による函体構築

八王子支店土木部松原担当所長

87

に合わせ、使用を開始することができました。こちらの駅は無人駅として運用されていますが、駅事務室は万が一に備えて放射線を遮蔽できる構造となっており、緊急時には避難が可能となっております。　周辺は震災の爪痕がまだ色濃く残っておりますが、駅を中心として地域の復興がより一層進むことが期待されています。　協力会社作業員の皆様をはじめ、関係者の皆様のご協力のもと、無事故で完成することができ、大変感謝しています。

　本工事は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催に向けた、ホテル「トーセイホテル ココネ上野御徒町」の新築工事です。　総客室数171部屋、JR御徒町駅から徒歩2分の好立地で、観光やビジネスの拠点としての利用に大変便利です。

レディースフロアーや和ルーム、四季のアクセントクロスを配した客室など、バリエーション豊かな客室作りとなっています。　19階建ての高層ホテルのため、外装の仕上げ工事の際には、搬入路以外は在来の枠組み足場ではなく、せり上げ

　本工事は、東日本大震災以降、休止状態となっていたJR常磐線双葉駅の建て替え工事で、福島第一原発から3km以内に位置し、現場が帰還困難区域に指定されているため、立入を厳重に制限される中での施工となりました。　2018年7月より工事に着手し、既存の駅設備の解体と新駅舎の建設を進め、2020年3月14日のJR常磐線全線復旧

駅構内の様子 駅舎の外観

東京建築支店工事部小林所長

足場を使用するなど、工夫して施工しました。　多くの方の利用が期待されますので、無事故無災害にて無事にお引き渡しができたことを大変嬉しく思います。

上野3丁目計画新築工事

東京建築支店工事部関上席主任

水戸支店建築部菊地所長

常磐線双葉駅橋上化及び自由通路外新設他工事

件　　名　千駄ケ谷駅改良その他工事工　　期　2017年10月5日〜2020年7月20日発 注 者　東日本旅客鉄道株式会社　東京支社構　　造　S造

本工事の概要

千駄ケ谷駅改良その他工事さらに利用しやすく快適な駅舎へ建て替えることができました。

第77期第76期第75期

407388404

第77期第76期第75期

480397372

（億円）● 受注高 （億円）● 売上高

0100200300400500

0100200300400500

外観完成パース せり上げ足場状況

新宿方面下り専用ホーム 移設した新しい改札口

　本工事は、国立競技場の最寄り駅で、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催時に、お客様の増加が見込まれるJR千駄ケ谷駅の建て替え工事です。改札口やコンコースの拡張、バリアフリー設備の拡充等を目的として行われます。　主な工事として、①未使用の臨時ホームを新宿方面下り専用ホームに変更 ②混雑緩和を目的とした改札口やコンコースの拡張 ③新宿方面への改札口移設によるお客様動線のスムーズ化 ④バリアフリー設備の拡充・トイレの拡張 ⑤老朽化した既存上家の建て替え等を行いました。　現在稼働中の駅設備を残しつつ駅舎の新設を進める必要があり、駅の利用に支障の無いよう、夜間の短い時間（約2.5時間）の中で工事を進めました。また、限られた時間を安全かつ有効に活用するため、綿密な施工計画を練り計7回にわたる切替工事を行うことで、工期内に完成することができました。　これから多くの方が利用するJR千駄ケ谷駅を、当社の高い技術力と安全施工により、さらに利用しやすく快適な駅舎とすることができました。

1

2

TOTETSUNEWS

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現場レポート

売上高

受注高

480 億円

407 億円

建築部門部門別の状況

109

微細ミストの設置　本業務は、東京都台東区より受注した、微細ミストの設置業務です。当初東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のマラソンコースに設定されていた区立駒形公園、区立浅草橋公園、雷門地下駐車場・階段地上出入口塔屋、

浅草文化観光センターの4か所に設置しました。区立駒形公園には、緑化プランターに風と微細ミストを同時に発生させる機構を組み込み、植物の癒し効果と微細ミストによる蒸散効果の両方を感じられるファンミストプラン

ターを設置しました。　設置作業中、近くを散策される方々から質問を受けるなど注目をいただいており、運用開始後は多くの方々に涼しさを体感していただけるものと期待しております。

　本工事は、群馬県の世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の工場をイメージした、レンガを使用したJR前橋駅の壁面緑化工事です。　レンガを使用した施工は初めての試みだったため、様々な苦労がありましたが、発注者や協力会社など多くの方々にご協力いただき、検討を重ねた結果、壁面緑化とレンガの融合を実現することができました。今回得た多くの経験を、今後の工事にも活かしてまいります。

環境本部環境事業部石川担当課長

高崎支店建築部橋本上席主任

日本電設工業株式会社「NDK 千葉ビル新築工事」のZEB※1化

建物の消費エネルギーを削減し、地球温暖化防止に貢献しました。

環境本部環境事業部荒井上席主任

　地球温暖化防止策の一環として、建築物の消費エネルギーを数値化して規制する建築物省エネ法が制定されたことにより、建築物全体のエネルギー消費量を削減するZEB化が注目されています。　ZEBプランニングに係る業務の受注やZEB関連補助金の申請を行うには、ZEBプランナー※2の関与が要件とされており、当社は2018年に認定取得企業となりました。　日本電設工業株式会社の「NDK 千葉ビル」は、エネルギーの75％を削減する「Nearly ZEB」対応のビルとして計画されました。当社はZEBプランナーとして設計段階から携わり、断熱性能や太陽光発電等によるZEB化率の算出や、ZEB関連補助金の申請への協力を行いました。　今後、ZEB化技術を用いたビルの建設やリニューアル工事の受注に努め、SDGsの目標の1つである「気候変動に具体的な対策を」に貢献していきます。

ファンミストプランター設置状況（区立駒形公園） ミスト噴霧の様子

壁面緑化　トスラシステム

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TOTETSUNEWS

TOTETSUNEWS

現場レポート

環境部門部門別の状況

※1. ZEB：「ネット・ゼロ・エネルギー・ビル」の略称で、断熱、日射遮蔽、高効率空調、自然換気、調光といった手法を最大限に活用することで、ビルの一次エネルギー消費量を建築物省エネ法によるエネルギー消費性能基準に対し50％以上削減するとともに、太陽光等の自然エネルギー（創エネ）の導入により、ビル全体の一次エネルギー消費量を正味ゼロ以下とすることを達成した建築物を指します。

※2. ZEBプランナー：建築主等からのZEB化の依頼に基づき、設計、施工、コンサルティング等ZEBプランニングに係る業務を行い、（一社）環境共創イニシアチブの認証を取得した企業等を指します。

日本電設工業株式会社「NDK 千葉ビル」

ZEBプランナー登録登録番号：ZEB30P-00023-G登録名：東鉄工業株式会社登録種別：設計施工

前橋駅エコステ壁面緑化工事

1211

（グラフの単位は百万円です）

売上高受注高 親会社株主に帰属する当期純利益営業利益 経常利益

前期

当期

146,034134,317

14,858

10,657

15,347

134,739134,164

12,216

8,862

12,704

連結財務情報（2020年3月期）

受注高（単位：百万円）

売上高（単位：百万円）

経常利益（単位：百万円）

第77期 第77期 第77期第73期 第74期 第75期 第76期 第73期 第74期 第75期 第76期 第73期 第74期 第75期 第76期5.0

7.5

10.0

12.5

0 0

5,000

10,000

15,000

50,000

100,000

150,000

0

50,000

100,000

150,000

10.5

15,347146,034134,317

売上高経常利益率（単位：％）

10.1

13,301131,209126,717

10.5

13,668130,634127,067

10.1

12,749126,807115,456

9.4

12,704134,739134,164145,349

親会社株主に帰属する当期純利益（単位：百万円）

第77期 第77期

総資産 　純資産（単位：百万円）

第77期第73期 第74期 第75期 第76期 第73期 第74期 第75期 第76期 第73期 第74期 第75期 第76期2.5

5.0

7.5

10.0

0

4,000

8,000

12,000

0

50,000

100,000

150,000

売上高当期純利益率（単位：％）

7.3

10,657

89,389

配当金（単位：1株当たり円）　 期末配当 　中間配当

93

0

25

50

75

100135,291

7.6

9,982 126,950

78,1277.3

9,583 122,320

6.7

8,518114,156

62,960 70,3416.6

8,862

83,719

78

58

4048

期末53円

中間40円

16

24

21 25 30

2733

48

営業活動によるキャッシュ・フロー

投資活動によるキャッシュ・フロー

財務活動によるキャッシュ・フロー

資産の部 負債純資産の部

前期末 当期末 前期末 当期末

固定資産25,644

流動資産119,704

合計145,349

純資産89,389

固定負債2,797

流動負債53,162

合計145,349

8,060

当 期△4,417

△3,046

前 期

固定資産23,720

流動資産111,570

合計135,291

純資産83,719

流動負債49,324

合計135,291

6,088

△1,719

△3,278

固定負債2,247

連結貸借対照表の概要連結損益計算書の概要 連結キャッシュ・フロー計算書の概要

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　JR東日本の新幹線軌道の保守における施工品質の向上や安定輸送の確保を目的に、UNIMA 4 Dを新規に導入しました。　UNIMA 4 Dは、JR東日本管内においてはじめて運用される保線機械であり、道床交換作業後の突き固めや、軌道の歪みを直す部分的な突き固め作業の機械化を目的として導入されました。また、道床を振動させて締め固めを行うことができるスタビライザー装置も搭載しています。　2020年3月より、東北新幹線管内で運用を開始しております。

　東鉄工業埼玉支店大宮出張所は、さいたま市大宮区の三橋児童センターを利用する小学生児童45名を対象に、出前授業「せんろの仕事」を開催しました。　子供たちが寝ている深夜時間帯に行う当社の保線作業を、絵本「まよなかのせんろ」の朗読やクイズなどで伝えました。また、保線作業に使用する無線機、バラストを整理する鉄製のほうき、LEDの合図灯などに触れてもらい、列車の安全運行には絶対に欠かせない線路保守の仕事を楽しく分かりやすく紹介しました。　授業後の質問コーナーでは、「せんろのお仕事は毎日やっているのですか」「真夜中にお仕事をしてどうやってお家に帰るのですか」など、かわいい質問をたくさんいただきました。

　当社はこのたび、企業認知度の向上を目的として、明治神宮野球場の外野フェンス（レフト側）に社名広告を掲出しました。　明治神宮野球場は、東鉄工業本社が所在するJR信濃町駅から徒歩10分の場所にあり、東京ヤクルトスワローズの本拠地として知られています。プロ野球をはじめ、東京六大学野球、東都大学野球、高校野球の東京都予選など、年間500を超える試合や多くのイベントが開催されており、野球ファンだけでなく、多くの学生が利用する球場でもあることから、企業知名度の向上による採用活動への相乗効果を期待しております。　2019年8月18日には、スポンサー企業の1Dayイベントとして「東鉄工業ファミリーナイター」が開催され、来場者への社名入りうちわの配布やオーロラビジョンでの会社CM放映、「つば九郎」が東鉄工業の特製ヘルメットをかぶってのイベントが実施され、会場は大いに盛り上がりました。

道床安定化装置付小型マルチプルタイタンパ（UNIMA 4 D）を導入しました

出前授業「せんろの仕事」を開催しました

明治神宮野球場（神宮球場）に社名広告を掲出しました

社名広告の掲出の様子 当社の特製ヘルメットをかぶる「つば九郎」

トピックス

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道床安定化装置付小型マルチプルタイタンパ（UNIMA 4 D）

出前授業の様子

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代表取締役社長

取 締 役

取 締 役

取 締 役

取 締 役

取 締 役

取 締 役

取 締 役

取 締 役

常 勤 監 査 役

常 勤 監 査 役

監 査 役

柳　下　尚　道

小　池　　　仁

須　賀　克　巳

小　柏　英　雄

下　村　　　光

中　村　知　久

末　綱　　　隆

中　山　　　洋

中　西　雅　明

綾　部　光　政

栗　原　政　義

松　井　　　巖※ 取締役末綱隆、中山洋の両氏は独立社外取締役、中西雅明氏

は社外取締役であります。※監査役栗原政義、松井巖の両氏は独立社外監査役であります。

（昇任）

（昇任）

（昇任）

（新任）

（新任）

（新任）

執 行 役 員 社 長

専 務 執 行 役 員

常 務 執 行 役 員

常 務 執 行 役 員

常 務 執 行 役 員

常 務 執 行 役 員

常 務 執 行 役 員

常 務 執 行 役 員

執 行 役 員

執 行 役 員

執 行 役 員

執 行 役 員

執 行 役 員

執 行 役 員

執 行 役 員

執 行 役 員

執 行 役 員

柳　下　尚　道小　池　　　仁須　賀　克　巳小　柏　英　雄下　村　　　光中　村　知　久飛　田　和　夫水　野　光　晴小　林　邦　夫山　野　俊　和加　藤　　　晃保　坂　道　夫小　野　隆　弘白　石　正　博市　川　雅　康西　島　　　裕斉　藤　誠　司

執 行 役 員

執 行 役 員

執 行 役 員

執 行 役 員

執 行 役 員

執 行 役 員

執 行 役 員

執 行 役 員

執 行 役 員

執 行 役 員

執 行 役 員

執 行 役 員

執 行 役 員

執 行 役 員

執 行 役 員

執 行 役 員

執 行 役 員

神　戸　成　之安　田　博　昭木　村　宣　幸荒　木　正　充中　村　賢　史今　野　眞　行西　島　和　男酒　井　敏　郎荒　木　　　誠土　屋　尚　登中　川　昌　弥飯　塚　博　之山　内　和　弘小　川　永　一新　妻　　　誠野　村　修　也西　永　孝　裕

※＊印は、取締役と執行役員を兼務しております。

（新任）

東鉄工業株式会社

TOTETSU KOGYO CO., LTD.

1943年7月7日

28億1,000万円

1,695名

〒160-8589東京都新宿区信濃町34JR信濃町ビル4階TEL：03-5369-7698（代表）

本社、東京土木支店、東京線路支店、東京建築支店、八王子支店、横浜支店、千葉支店、水戸支店、埼玉支店、東北支店、高崎支店、新潟支店

商 号

設 立

資 本 金

従業員数

本社所在地

ネットワーク

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● 発行可能株式総数 138,900,000株

● 発行済株式の総数 36,100,000株

● 株主数 4,180名

金融機関34.74%12,542千株

国内法人 （金融機関等を除く）

24.89%8,984千株

外国人18.36%6,627千株

個人その他　 16.93%6,111千株

証券会社　 0.44%158千株

自己名義　 4.64%1,674千株

● 所有者別分布状況

● 大株主の状況（上位10名）

株　　主　　名当社への出資状況

持株数（千株） 持株比率（％）

東 日 本 旅 客 鉄 道 株 式 会 社 3,659 10.63

日本マスタートラスト信託銀行株式会社（信託口） 2,612 7.59

日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社（信託口） 1,847 5.37

MISAKI ENGAGEMENT MASTER FUND 1,232 3.58

日 本 電 設 工 業 株 式 会 社 1,088 3.16

株 式 会 社 み ず ほ 銀 行 789 2.29

株 式 会 社 常 陽 銀 行 777 2.26

鉄 建 建 設 株 式 会 社 770 2.24

明 治 安 田 生 命 保 険 相 互 会 社 731 2.12

STATESTREETBANKANDTRUSTCOMPANY505025 699 2.03

（注）１． 当社は、自己株式を1,674,585株保有しておりますが、上記大株主からは除外しております。

　　２．持株比率は自己株式を控除して計算しております。

事 業 年 度 毎年4月1日から翌年3月31日まで

剰余金の配当基準日 9月30日、3月31日

定時株主総会 毎年6月

単 元 株 式 数 100株

株主名簿管理人 東京都中央区八重洲一丁目2番1号みずほ信託銀行株式会社

公 告 方 法 電子公告（http://www.totetsu.co. jp）ただし、やむを得ない事由によって、電子公告をすることができない場合には、日本経済新聞に掲載して行います。

● 住所変更、単元未満株式の買取・買増請求、配当金振込銀行の指定、変更、株式の相続手続きなど

　・ 証券会社に口座をご所有の株主様　　　お取引の証券会社にお問合せください。 　・ 特別口座の株主様　　　 特別口座管理機関である下記のみずほ信託銀行株式会社に　　　お問合せください。

●未払配当金の支払、配当金支払明細書の発行　 　証券会社に口座をご所有の株主様、特別口座の株主様ともに、　　下記のみずほ信託銀行株式会社にお問合せください。

●お問合せ先・郵便物送付先　　みずほ信託銀行株式会社　証券代行部　　〒168-8507　東京都杉並区和泉２-８-４　　TEL 0120-288-324（フリーダイヤル）

●株式事務手続きのご案内●

2001年11月1日2,000万円〒140-0002東京都品川区東品川5-6-11TEL：03-5460-1718

設 立資本金所在地

● 東鉄メンテナンス工事株式会社

1961年12月1日2,000万円〒170-0003東京都豊島区駒込1-8-11トーコー駒込ビル6階TEL：03-5940-4431

設 立資本金所在地

● 東鉄機工株式会社1985年2月20日3,000万円〒101-0045東京都千代田区神田鍛冶町3-4oak神田鍛冶町5階TEL：03-5295-0211

設 立資 本 金所 在 地

● 東鉄創建株式会社

1954年10月21日5,000万円〒189-0011東京都東村山市恩多町5-35-5TEL：042-390-0811

設 立資 本 金所 在 地

● 興和化成株式会社

会社概要　（2020年3月31日現在） 株式の状況　（2020年3月31日現在） 株主メモ

役　員　（2020年6月25日現在）

グループ会社（連結子会社）

　執行役員　取締役・監査役

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