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<創刊号:2020(令和2)年9月1日発行> ハピネス通信 株式会社 本 坊 農 園 〒889-4301 宮崎県えびの市大字原田956番地 0984(33)1610 FAX 0984(33)1033 URL https://motobo-farm.com/ E-mail [email protected] 株式会社本坊農園の会長(左)と社長(右) - 1 - 【生産現場から】 〇稲は順調に生育しています 6月上旬に田植えをした水田では 稲の穂が一斉に出揃っています。 4ページに記してある自家製堆肥 を基本に木炭も加えて散布するな ど、稲の育ちやすい土壌づくりを していますので順調な生育をして います。今後、台風や病害虫の発 生などに細心の注意を払いながら、 一粒一粒の米粒が大きく充実するように育てていきます。10月はじ めから収穫予定ですので、10月上旬には美味しい新米をみなさまの もとにお届けすることができると思います。 〇大豆も順調に生育しています 8月1日に種をまいた大豆は、高 温・乾燥の状態でしたが負けずに 発芽し、順調に生育しています。 除草剤や殺虫剤などの農薬を一切 使わないで育てていますので、雑 草は管理機を使って中耕・培土す ることで取り除いたり、葉を食害 する虫は手で取り除いたりしなが ら大切に育てています。株の下の 方には花を咲かせる準備ができてきています。 11月下旬には収穫することになりますが、本坊農園では味噌の加 工も行っていますので、一部は原料として使うことにしています。 〇イチゴ苗を育てています 来作のイチゴ栽培に向けて苗の育成を行っています。次ページの 写真左手の親株からランナーを伸ばし芽をポットで受けて生長させ ます。来作の栽培面積は15アールを予定していますので、約8,000本 の苗が必要になります。現在、必要数を確保するため努力中です。 苗の育成段階から全ての栽培期間中は農薬や化学肥料を使用しませ 水稲の出穂 大豆の生育状況 - 2 -

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<創刊号:2020(令和2)年9月1日発行>

ハピネス通信え が お

株式会社 本 坊 農 園〒889-4301宮崎県えびの市大字原田956番地電 話 0984(33)1610FAX 0984(33)1033URL https://motobo-farm.com/E-mail [email protected]

株式会社本坊農園の会長(左)と社長(右)

- 1 -

【生産現場から】

〇稲は順調に生育しています

6月上旬に田植えをした水田では

稲の穂が一斉に出揃っています。

4ページに記してある自家製堆肥

を基本に木炭も加えて散布するな

ど、稲の育ちやすい土壌づくりを

していますので順調な生育をして

います。今後、台風や病害虫の発

生などに細心の注意を払いながら、

一粒一粒の米粒が大きく充実するように育てていきます。10月はじ

めから収穫予定ですので、10月上旬には美味しい新米をみなさまの

もとにお届けすることができると思います。

〇大豆も順調に生育しています

8月1日に種をまいた大豆は、高

温・乾燥の状態でしたが負けずに

発芽し、順調に生育しています。

除草剤や殺虫剤などの農薬を一切

使わないで育てていますので、雑

草は管理機を使って中耕・培土す

ることで取り除いたり、葉を食害

する虫は手で取り除いたりしなが

ら大切に育てています。株の下の

方には花を咲かせる準備ができてきています。

11月下旬には収穫することになりますが、本坊農園では味噌の加

工も行っていますので、一部は原料として使うことにしています。

〇イチゴ苗を育てています

来作のイチゴ栽培に向けて苗の育成を行っています。次ページの

写真左手の親株からランナーを伸ばし芽をポットで受けて生長させ

ます。来作の栽培面積は15アールを予定していますので、約8,000本

の苗が必要になります。現在、必要数を確保するため努力中です。

苗の育成段階から全ての栽培期間中は農薬や化学肥料を使用しませ

水稲の出穂

大豆の生育状況

- 2 -

Page 2: ù k · 2020. 12. 28. · u ? } p'- £ [ M b [ v V ª _ c*> á K 8 ( s ^ I r b v \ _ > E M G \ @ [ A \ î 8 r M ±1Ë v8p1* _#Õ*ñ K Z 8 r M v ¥ _' r 8 S ±1Ë c 9× í !ñ b"g

んので、害虫や病気に対して細心

の注意を払いながら育てていきま

す。甘く美味しいイチゴが、12月

中旬頃からみなさまのお手元に届

けられる予定です。

〇農産物の出荷状況及び今後の

見込み

旬の農産物をお届けすることを基本にしています。9月・10月は、

以下のような農産物をお届けします。

<9月に出荷できる農産物> <10月に出荷できる農産物>

キュウリ、ピーマン、ナス、 米、キュウリ、ピーマン、

オクラ、ゴーヤ、サトイモ、 オクラ、ゴーヤ、サトイモ、

ニラ ゴボウ、ニラ、水菜、小松菜

【お客さまの声】農産物や加工品を購入していただいたみなさまからお便りが

届いています。

☆化学物質に過剰な反応が出るため、ほとんどすべての食材で

症状が出ますので、症状の少ない食材を探しては試す毎日です。

穀類は症状が強く一部の小麦粉を除き食べられなかったのです

が、たまたま見つけた「本坊農園さん」のお米で、はじめて全

く何の反応も出ず、体がとても楽なうえに美味しくて、本当に

驚くとともに感激いたしました。毎日おいしくいただきました。

【東京都在住】

☆何にも食べれない時に、本坊農園のポン菓子を食べて少しず

つ食欲が出てきました。本坊農園の米や野菜を食べて、こんな

に元気になって買いに来れるようになりました。嬉しくてたま

りません。【日向市在住】

イチゴの育苗

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『株式会社本坊農園』って何をする会社本坊農園では、「『本物の米・野菜・加工品』が笑顔をつくる」を

合い言葉に農業活動に取り組んでいます。

会長である本坊照夫が、40年以上をかけて試行錯誤を繰り返し、

独自に開発した自家製堆肥による有機農業を行っています。農薬や

化学肥料を使用せず、自家製堆肥により生産された農産物や農産加

工品は、健康につながる安全で美

味しい食べ物として多くのバイヤ

ーや消費者のみなさまから愛され

ています。

美味しい米や野菜を作るには、

土づくり(=環境づくり)が大切

であると考えています。農薬や化

学肥料を使用せず育てた稲わらを

食べて育った健康な牛の糞に、海

藻・木炭・米糠などを混ぜ合わ

せ、光合成細菌・納豆菌の助けを

借りて発酵熟成させることで天然

由来の良質な堆肥を作ることがで

きます。こうしてできた堆肥を水

田や畑に施しています。

堆肥を施したほ場の土壌は、微

生物が豊富で活発に活動しますの

で、植物の根も元気に生育し植物

体も健康に育つことになり豊かな

稔りをもたらします。

[編集後記]米をはじめピーマン、キャベツ、ハクサイなど多く

の種類の野菜を栽培していますので、毎日、各種作業を行ってい

ます。10月になると米の収穫が始まります。私たちの農業生産・

販売の基本は、旬のものをお届けすることです。これから定期的

に、私たちの農業への取組状況等をお伝えできるように頑張りま

す。

堆肥舎で良質な堆肥づくり

イチゴハウス内への堆肥散布

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